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紙の本
これからの博物館
2003/02/04 01:10
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投稿者:紙魚太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1996年、滋賀県立琵琶湖博物館がオープンした。地域密着、参加、発信型の博物館を目指し、世界的にも高い評価を受けている博物館である。この本には、開設準備から、現在の企画、展示、案内まで実際に琵琶湖博物館に関わってきた人たちの、考えや、発見、苦労、喜びがとてもストレートに綴られている。現代、博物館はいかにあるべきか。どんな博物館が求められているのか。博物館の役割とは。博物館を作る上で、そんな当たり前のことにこだわることがいかに大切で難しいことか、ひしひしと伝わってくる。読む人全てに、自分の地域にもこんな博物館が欲しいと思わせる好著であろう。