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陰陽師 付喪神ノ巻(文春文庫)

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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 69件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2000/11/10
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/348p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-752805-3
文庫

紙の本

陰陽師 付喪神ノ巻 (文春文庫 「陰陽師」シリーズ)

著者 夢枕 獏 (著)

陰陽師 付喪神ノ巻 (文春文庫 「陰陽師」シリーズ)

税込 670 6pt

陰陽師 付喪神(つくもがみ)ノ巻

税込 610 5pt

陰陽師 付喪神(つくもがみ)ノ巻

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みんなのレビュー69件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

「鉄輪」

2015/08/28 02:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る

牛の刻参り、発祥の話。 収録内容でも最も気に入っている。

お屋敷で気を揉んでいた姫君が、思いつめた挙句の姿が顔は丹(に)という塗料まみれ、
頭には囲炉裏や七輪で使う五徳(鉄輪)を逆さにがぶってろうそくを縛り付け、下着よりも艶かしいだけに怖い白装束。

実はこの装束には訳があった。
思いが過ぎるとあらぬほうへ為ってしまうよ、という警告込みの憎めない話。

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紙の本

通勤電車で平安旅行

2002/06/27 01:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 どうしてなんでしょう。この陰陽師のシリーズはどんなに急いで読んでも、お話の内側のゆっくりゆっくり流れる時間が身体に染み渡ってくるようです。
 加えてこのシリーズ三作目は、いつにもまして「香り高い」お話になってきます。
 闇の中から濃く匂う草草、炎と煙、女人の髪や衣装に焚きしめられた香、そして血と腐肉。
 そしておなじみの晴明と博雅の話し声が、前回よりももっと近くから聞こえてくるように感じられました。
 ああ、また来れましたねえ、あの世界に。
 会社の行き帰りが楽しみになった、一冊でした。

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紙の本

少し悲しい

2001/10/20 13:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふるやま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公安倍晴明と源博雅が鬼を退治したりする物語である。しかしなかにはかわいそうな話もある。たとえば、牛の刻参りを毎晩していて鬼になってしまったのを救うことができなかったという話。7話の物語が入っていて、どの話もすらすら読めてしまう。平安時代の物語。

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紙の本

陰陽師も3册目。衰え無し!

2001/07/22 04:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆーき - この投稿者のレビュー一覧を見る

 夢枕獏の「陰陽師」3册目。

「瓜仙人」
「鉄輪」
「這う鬼」
「迷神」
「ものや思ふと…」
「打臥の巫女」
「血吸い女房」
の7作。

「瓜仙人」
 博雅が旅先で出会ったふしぎな仙人が、どうやら晴明の知り合いらしい?
「鉄輪」
 牛の刻参りをする女に「鬼になるには、頭に鉄輪をかぶれ」と言った男。からかったはずだったのだが…
「這う鬼」
 女主人に渡してくれと頼まれた女房。果たしてその箱の中には、血だらけのものが…
「迷神」
 死んだ夫を蘇らせようとした妻。それに手を貸したのが道満。墓から本当に夫が蘇って来たのだが…
「ものや思ふと…」
 博雅が歌合わせの講師をつとめることに。歌合わせで無念にも負けた壬生只見と鬼とに、実は関係が…
「打臥の巫女」
 打ち臥しながら占いをするという巫女。ある日「瓜」という謎の予言をするが、この予言がわかるのは晴明ただひとりだと言う…
「血吸い女房」
 毎夜、次々と女房達が何かに血を吸われて行く…

 陰陽師も3冊目ですが、全然衰えが見られません。相変わらずの面白さです。お薦めです。

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電子書籍

「日本昔話」風

2018/12/06 06:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

第3弾「付喪神ノ巻」は、「瓜仙人」、「鉄輪(かなわ)」、「這う鬼」、「迷信」、「ものや思ふと……」、「打臥の巫女」、「血吸い女房」の7篇が収録されています。

うち「ものや思ふと」は「今昔物語集」巻第二十七、「於京極殿 有詠古歌音語第二十八」を元にしたエピソードで、天徳4年(960年)に村上天皇によって催されたという内裏歌合が事の発端になっています。そこで競われたという和歌、壬生忠見の

「恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか」

と平兼盛の

「忍ぶれど色にいでにけりわが恋はものや思ふと人の問ふまで」

は百人一首の40・41番として収録されており、内裏歌合での勝負の話は有名なエピソードですが、ここでは負けた方の壬生忠見の方にスポットがあてられています。この勝負に負けたのが悔しくて、ものも食べられなくなり、死して鬼と化したというのです。勝負の裏話とでもいうのでしょうか、非常に興味深いエピソードだと思いました。

他のエピソードも淡々と「日本昔話」風に清明・博雅コンビのやり取りが展開されていて定番の面白さがありますが、私はこの「ものや思ふと…」が一番面白いと感じました。

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紙の本

人から鬼へ。

2017/08/27 17:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

人から鬼への化身譚二話が個人的にはとても好き。
「鉄輪」は「生成り姫」として別立てになっていたのも読んだ。
「ものや思うと……」も、いい。百人一首の壬生忠岑の息子の話というよりは、鬼になってまで歌に心を寄せるモノたちの話という漢字がする。

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紙の本

2015/08/30 08:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あなご - この投稿者のレビュー一覧を見る

『陰陽師』の主題は、晴明や道満らが不可思議な術を用いて妖怪を退治するという場面ではない(たまにそういう話も有るけれど)と思う。では何か、と言えば、やはり人の業なのかな、と思う。
このシリーズに出てくる人物に、根っからの悪人は居ない。というよりも、善悪という考え方がないと言えるかも知れない。
出てくるのは、哀しく愛おしい人ばかりで、だからこそ陰惨な場面が出てきても、どこか美しさを感じさせる物語となっているのではないだろうか。

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紙の本

平安京のしっとりした闇

2015/06/17 08:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:乾 辰巳 - この投稿者のレビュー一覧を見る

平安京の闇がおどろおどろした感じではなく、しっとりと浮かび上がってくるような
文章で綴られる物語。名文で、しかも読みやすいです。
全七話ですが、自分は百人一首にも入っている壬生忠見の逸話を下敷きにした
「ものや思ふと……」が一番よかったかな。本当にこうだったんじゃないだろうかと思ったり。
ただ自分は出身地が地元の播磨ということで、蘆屋道満が出てくると彼の方をひいき目に見てしまいますね。

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2005/10/30 02:14

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2011/11/30 19:28

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2007/06/09 16:15

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2004/12/27 01:23

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2005/02/01 18:10

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2005/02/16 08:54

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2005/08/18 23:37

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