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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.11
  • 出版社: 四谷ラウンド
  • サイズ:20cm/206p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-946515-57-7

紙の本

小説三島由紀夫事件

著者 山崎 行太郎 (著)

1970年11月25日自衛隊市ヶ谷駐屯地で自殺した三島由紀夫。この「三島由紀夫事件」を、解釈や説明や分析でなく、三島由紀夫の文学でなく、三島と森田必勝の死という事件そのも...

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小説三島由紀夫事件

税込 1,760 16pt

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商品説明

1970年11月25日自衛隊市ヶ谷駐屯地で自殺した三島由紀夫。この「三島由紀夫事件」を、解釈や説明や分析でなく、三島由紀夫の文学でなく、三島と森田必勝の死という事件そのものを、単純に描写する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

山崎 行太郎

略歴
〈山崎行太郎〉1947年鹿児島生まれ。慶応義塾大学大学院修了。作家、文芸評論家。東京工業大学講師。著書に「小林秀雄とベルクソン」「佐藤春夫論」など。

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評価内訳

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紙の本

異常な死に方はともかく、「死んで良かった」と思った。というのは、彼の才能、とっくに枯渇していたからだ

2001/02/01 18:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:安原顕 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 生涯で最もショックだった文学的事件はと問われたら、ぼくの場合、1970年11月25日の「三島由紀夫の割腹自殺」と答えたい。この時の心情については、すでに何度か書きもしたが、ぼくはその時、文芸誌『海』の編集者をしていた。当日はたまたま「出張校正」の初日で、われわれスタッフは大日本印刷に直行した。この印刷所、三島由紀夫が割腹自殺した市ヶ谷自衛隊のすぐ側にあった。もう少し詳しく書けば、ぼくは昼頃、印刷所に着いたが、たまたまこのニュースを知らず、部屋に入るなり聴かされ、驚愕のあまり声も出なかった。そして、異常な死に方はともかく、「死んで良かった」と思った。というのは、酷な言い方だが、彼の才能、とっくに枯渇していたからだ。とはいうものの大ショックには違いなく、たまたまゲラを見に立ち寄った高橋睦郎、同僚の村松友}と三人で四ッ谷の飲み屋まで行き、徹底して酒を飲んだ。三島と親しかった睦郎が数多くのエピソードを語ったが、興奮していたためか、何一つ覚えていない。それからは全マスコミ、ミニコミの「大騒ぎ」である。ぼくと村松は、そうした「売らんかな根性」にうんざりし、結局『海』では「追悼特集」は組まなかった。三島由紀夫は高校時代から愛読、新刊はむろんのこと、断簡零墨まですべて読んだが、次第に馬鹿右翼、妙な愛国者、天皇主義者になったあたりから熱が冷め、四部作「豊饒の海」も、『春の雪』『奔馬』の二作は付き合ったが『暁の寺』は途中で投げ出した。とはいえ、平岡梓『倅・三島由紀夫』(文藝春秋)、猪瀬直樹『ペルソナ 三島由紀夫伝』(同)、徳岡孝夫『五衰の人 三島由紀夫私記』(同)、福島次郎『剣と寒椿』(同)等々、彼に関する本は、出れば大抵は読んできた。という訳で本書も当然読んだが、改めて「割腹自殺」を巡る全体像を再現されてみると、この時の三島由紀夫の精神状態、尋常ではなかったことがよく分かる。著者は本書の中で、「人間、不可解なことがあると、異常だ、気違いだとして片付けがち」と指摘しているが、そのことは措くとしても三島の精神、正常ではなかった。異常者を装った「自殺」としてもだ。また本書を読み、三島のような傑作、秀作すらないまま「作家のふり」をし続け、馬齢のみを重ねる自称作家ら、「まだら惚け」の自覚もなく、晩節を汚す高名な批評家の老残な姿を見るにつけ、やはり三島由紀夫はあの時、死んでよかったと、改めて強く思った。

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