サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 175件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2000/11/28
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:14×16cm/1冊
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-309-26434-4

紙の本

うろんな客

著者 エドワード・ゴーリー (著),柴田 元幸 (訳)

カギ鼻あたまのヘンな生き物がやってきたのはヴィクトリア朝の館。とある一家の生活の中に突然入り込んできて、それから…。大人のための絵本。【「TRC MARC」の商品解説】

もっと見る

うろんな客

税込 1,100 10pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

著者紹介

エドワード・ゴーリー

略歴
〈ゴーリー〉1925〜2000年。シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章と、独自のモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表した。

掲載中の特集

大人の絵本をテーマに10作品以上をラインナップしています。
ほかにもhontoでは無料の本を集めた無料漫画特集無料男性コミックを展開しています。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

著者/著名人のレビュー

1925年2月22日...

ジュンク堂

1925年2月22日はエドワード・ゴーリーの誕生日です。
知る人ぞ知る、「大人の」絵本作家、ゴーリー。
『うろんな客』は日本でのゴーリー人気を決定づけた作品です。

白と黒で描かれ、不気味さと可笑しみ、かわいらしさまで同居した独特の作風。
この「うろんな客」って、ペンギン?鳥?それとも?
不審に思いながらも、読む人はいつのまにかこの不審な客を愛でてしまいます。

柴田元幸さんによる訳もすばらしい!
出し抜けに 飛び降り廊下に 走りいで壁に鼻つけ 直立不動 かわいいんですよ、
うろん。その正体は、あとがきで。

【折々のHON 2011年2月22日の1冊】

ジュンク堂書店三宮店

みんなのレビュー175件

みんなの評価4.5

評価内訳

紙の本

愛しきうろんな客

2005/02/23 11:18

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kaoru - この投稿者のレビュー一覧を見る

うろんな客とは、要するにあやしくて、胡散臭い客のことである。
辞書で「うろん」をひくと、“あやしいこと、また、そんな様子。
または、うさんくさい様子”だそうである。妙に耳につく気になる響きだ。
うろんな客のやらかす事が可笑しくて、1ページごとに噴出さずにはいられない。
だんだんこの怪しいうろんな客が愛しく思えてくるから不思議である。
冷静に変てこな状況を、美しく語る短歌訳もすばらしい。
7.5調ってのは、やはり、日本人の胸にのこる響きなのであるな。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

「風強く

2016/02/14 18:20

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鉄紺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

客もなきはず 冬の夜 ベルは鳴れども 人影皆無」

ある日突然珍妙な奴がやって来て、その傍若無人な振る舞いに一家は振り回され…て早17年。というお話。
ページを繰ると左手に一句、右手に挿絵。柴田氏のニヤリな短歌訳と、ゴーリーの陰気な線画の、取り合わせがたまらない。ゴーリーだもの、可愛いだけで終わるはずもなく、訳者の後書に再びニヤリである。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

楽しい迷惑。

2001/12/17 05:30

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:末永直海/作家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 わたしも大のゴーリーファンなので、ぜひ皆さんにこの本をおすすめします。
 ある日突然現れ、勝手に家に住みつき、珍事を起こし、出てってくれない「うろんな客」。結婚とか子供とか、友人とか。とどのつまりは「他者」ってこうなのだ。だから楽しいし、だから思い通りにならなくても、あきらめるべし。だってそういうもんなんだもん。
 この本に触れると、他人を許せるようになる。わたしは今日も、親から、友人から、楽しい迷惑に翻弄され続けている。先日この絵本を、夫婦喧嘩をしている友人に贈ったことがあったが、真意をわかってくれただろうか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ゴーリー作品で一番好き!

2021/12/05 11:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Qちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ゴーリーらしいブラックな世界観とユーモアが絶妙にミックスされていて、本作が彼の作品群では圧倒的に一番好きです。「うろんな客」であるヘンなキャラクターも奇妙だけど愛らしく、謎の行動に愛着が湧いて来ます。
また翻訳が素晴らしく、厳密な言葉選びとリズム感が両立されていて、勉強になります。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

文章の魅力

2019/06/19 12:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る

テンポよく読める。結末を気にしながら、楽しめる。これは何なのか、不明なまま惹きつけられる。家に来る他者。受け入れる人々。ふしぎな楽しさがある本。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ゴーリー作品集め中。

2016/05/05 15:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あのぱら - この投稿者のレビュー一覧を見る

「うろんな客」はゴーリー作品の中でも、可愛らしい部類の作品です。
表紙のヘンな生き物(見ているうちにだんだん可愛く思えてくるから不思議)、悪さばかりをしでかす困ったちゃんですが、なぜか憎めない。最後の解説まで読むと、あぁ、なるほど、そういうこと、と納得できます。
ゴーリー独特の素敵な絵と、柴田さんの絶妙な訳がステキにマッチしたゴーリーワールドの入口に是非おすすめしたい一冊です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

まさに今の時代のような客

2016/03/24 00:01

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うな - この投稿者のレビュー一覧を見る

怪しい客が住み着いて色んなことをやらかすのだけど、この客って今でいうところのニートなんだなろうなぁ…と思いました。どんなに失礼なことをされても追い出せない、親の甘さとかが見えて、色々学ぶことの多い絵本でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

怪しいやつ

2015/07/15 13:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みる - この投稿者のレビュー一覧を見る

怪しいやつが夜中にやってきてそのまま居ついちゃった。
そいつは迷惑なやつで色々やらかしてくれる。
けどかわいくてどこか憎めない。

こんな風に捉えることができたなら、子育は楽しいんだろうな。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

実は、藤子不二雄氏の定番の「奇妙な居候」タイプのお話では?とか思ったり。

2003/05/04 16:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のらねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ペンギンとアリクイのアイノコのような、正体不明のどーぶつであるところの「うろんな客」さんの生態を十六葉の挿絵と短文で綴った奇妙な味の絵本。日本語訳版だと、見開きの右のページに挿絵がきて、左のページに上部に原文英語、下部に縦書き、短歌形式に訳された日本語が配置されている。
 この「うろんな客」さん、なんかどーぶつみたいだけれども、靴を履いていたりマフラーをしていたり、二本足歩行していたりして、それなりに知性はありそう。でも、朝食をお皿ごと食べたり、家中のタオルを隠したり、本のページを破いたり、夜中に寝たまま出歩いたり、と、非常にはた迷惑な存在。
 こんなのがいつの間にか家にきて、なんとなく十七年も居座る、というだけの、他愛がないといえばそれだけの内容のお話なのですが、よくよく思い返してみるとこのお話のシュチィエーション自体は、「オバQ」とか「忍者ハットリくん」とか、藤子不二雄氏のマンガでおなじみの構図だったりします。
 それと、最後の「十七年〜」というフレーズからも、あちこちで引用され尽くした感のあるたつげ義春の某作品の締め文句、「実はまだ二階にいるのです」を連想したりしたのですが、そう思うのってわたしだけ?

酩酊亭亭主

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

憎めない珍客

2002/02/25 17:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カノン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 迷惑な客人なんだけれども 笑ってしまう客。とうとう17年も居座っている。
 柴田元幸さんの訳し方が上手い! 原作の良さが伝わる感じ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

傍若無人な珍客、でもたまらなく魅力的

2001/01/24 00:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あきら - この投稿者のレビュー一覧を見る

 表紙にペンギンのような、かわいいと言えなくも無い奇妙な動物が描かれた黄色く四角い絵本。暗く陰気な、繊細なんだけどぷっと笑ってしまうようなモノクローム線画に、英語原文と短歌形式で訳された訳文が付いている。
 この正体不明のうろんな客がある日いきなりヴィクトリア調の家に出没して、そのまま居座ってしまう。このうろんな客、やることなすこと不可解で突拍子もなく傍若無人、そしてちょっとまぬけ。それに対してきれいに韻を踏んだ原文と、柴田元幸さんが歌人の水原紫苑さんに相談しながら訳したという短歌のリズムが、読んでいてとても気持ちいい。整った形式にシュールな内容がぐっと来てしまう原因なんだろうな。

ともすれば 訳のわからぬ むかっ腹
風呂のタオルを 一切隠蔽

 暗いと面白い、かわいいと凶暴のぎりぎりの存在であるうろんな客はそのぎりぎりさにおいてものすごく魅力的だし、絵物語全体に漂う脱力感がたまらない。1970年代にうろんな客ぬいぐるみが発売されて、マニアの間で人気だと解説に書かれていたけど、なんだか欲しくなってきたぞ。あいつの考えてることはよくわからないけど、なんかいいなあ…という、そんな感じ。この読後感は癖になる。かくいう私がもう何度も読み返してしまったもの。ゴーリーの他の本も集めてしまいそう。



このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

絶妙の訳文に一読三嘆

2004/04/26 04:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風花 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ゴシックホラー調のモノクロの絵に、短歌形式の訳文。
訳文の上に、韻を踏んだ原文2行。

ヴィクトリア朝の屋敷に暮らす一家の中に、ペンギンの変種?
みたいな変てこな生き物が突然やって来て、居座るという話。

最初読んでいった時は正直、なんじゃこりゃ???
でも、シュールでブラックな奇妙な話と絵が、後からじわじわーっと
効いてきたみたいな、妙な毒というのか? インパクトがあります。

原題の The Doubtful Guest を「うろんな客」と訳すセンスの良さ。
短歌形式の訳文、殊に最後に置いたフレーズの着地の心地よさ。
柴田元幸さんの訳文が見事で、クセになりそうな面白味がありました。

うろんな客のことでちょっと気になったのは、彼?が履いている白い靴。
よっぽど気に入っているんだろうね、一度もこの靴を脱いでいないぞ。
きゃつと白靴との共生関係?みたいなのも、みょーに気になるなあ。

おしまいに短歌らしきものをひとつ。

   つれづれに ゴーリーの絵本 手にとれば
   毒にあたりて 酔眼朦朧

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

柴田さんの訳が素晴らしい

2023/01/18 21:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

うろんな客、つまり怪しい客。ゴーリーのナンセンスな絵だけでも十分面白いが、柴田さんが和歌調でつけた日本語訳がまた素晴らしく、絵と絶妙のバランスで心に響く。ゴーリーが好きな人はやみつきになると思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

絵と文が一体化して味わいを生み出している。

2015/10/02 10:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ゴーリーの、とぼけたような、それでいてどこか不気味な気配も漂っているような、何ともいえぬ味わいのある絵と、柴田元幸訳による五七五七七の詩が見事にかみ合っている。〈うろんな客〉はきょろんとした目に大きめの足を持つ、見た目鳥のような二足歩行動物。その行動は、駄々っ子のふるまいのようなもので、絵と詩と両方で描かれるそれに時々吹き出したくなるおかしさがある。実際、最後の一文からもこの〈うろんな客〉は子ども一般を差すという見方が強いだろうが、まぁそんな理屈は考えなくとも楽しい一冊である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

翻訳がすばらしい

2002/07/09 00:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tk92 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ゴーリーの奇妙な世界もおもしろいが、訳者の翻訳も素晴らしい。原文は2文くらいの通常の英文であるのに、すべての日本語訳は短歌調で記されている。ただ短歌調で記されているだけではない。それぞれの歌の句の並び順は実は原文の英語とほとんど同じ並びなのである。だから、読者はただ日本文を読んでるにもかかわらず、知らず知らずのうちに原文を読んでいるのと同じ感覚で読むことができる。こんなに素晴らしい翻訳に私は出会ったことはない。その中でも、私は次の歌が好きだ。
 
 ふと見れば 壷の上にぞ 何か立つ
 珍奇な姿に 一家仰天

 ゴーリーの奇妙な世界を、訳者が苦心して作り出した短歌で楽しむ。何度も読んで味わえる、ぜいたくな本です。確信を持っておすすめできる本です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。