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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.12
- 出版社: ベースボール・マガジン社
- サイズ:19cm/199p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-583-03595-0
紙の本
つぅさん、またね。 ジャンボ鶴田を支えた家族の記録
著者 鶴田 保子 (著)
「最強」のプロレスラーは、もうひとつの敵にも挑んでいた。B型肝炎、涙のリング復帰、大学院、アメリカ生活、そして…。最期まで前だけを見て歩いた男の素顔を、夫人が綴る。【「T...
つぅさん、またね。 ジャンボ鶴田を支えた家族の記録
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商品説明
「最強」のプロレスラーは、もうひとつの敵にも挑んでいた。B型肝炎、涙のリング復帰、大学院、アメリカ生活、そして…。最期まで前だけを見て歩いた男の素顔を、夫人が綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
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本書がたんなる“闘病秘話”にとどまらないのは、著者のなかにも前向きな精神がみなぎっているからだ。
2001/02/09 17:01
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投稿者:川村卓 - この投稿者のレビュー一覧を見る
多くのプロレスファンから“ナチュラルな強さ”では一番と愛されながら、そのアッケラカンとしたファイトぶりには好き嫌いや賛否が分かれることもあったジャンボ鶴田。
しかし、リング外の鶴田友美は、夫人(著者)への6年越しのプロポーズ攻勢といい、とことん生き抜こうとした闘病生活といい、粘り強い姿勢を貫き通した。マニラの病院での死をめぐる“臓器売買疑惑”報道やマスコミの取材のあり方に対する憤りを超え、夫人は故人の遺志を継ぎ、臓器移植を望む人々を支援する「ジャンボ鶴田基金」を立ち上げた。
本書がたんなる“闘病秘話”にとどまらないのは、著者のなかにもこうした前向きな精神がみなぎっているからだ。一方、アメリカ留学に際してあるレスラーが「全日本の金でアメリカに行くのか?」と言い放ったとか、馬場の密葬の場の「全日本生え抜きのレスラーが隅のほうに追いやられ、新日本プロレス出身の人が中央で堂々としている」などの描写、鶴田の闘病を扱った日テレ系『知ってるつもり』のゲストは三沢だったのに、本書に寄稿しているレスラーは渕一人であることなど、プロレスファンには気になる箇所もあって、その点でも“闘病秘話”以上の内容をもつ。