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紙の本
パソコン思考法を伝授する
2000/12/14 22:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dakara - この投稿者のレビュー一覧を見る
パソコンを使っていかに思考するか、その方法論をまとめたよい本です。世の中にはパソコン嫌いの人がまだたくさんいるようですが、思考機械としてのパソコンはわれわれの大きな味方になってくれることを具体的な例をあげながら論じています。
『パソコンで考える技術』というタイトルですが、単なる技術論にとどまらず、鷲田先生らしい、高齢者とパソコンの関係やパソコンと社会、人間の関係などの哲学論議も行っています。
本書は、やや難し目のパソコン用語にはすべて注がつけられており、パソコン初心者でも安心して読み進むことができます(その分、コンピュータ上級のひとには、ややくどいかもしれませんが、思考や発想のためのヒントは溢れています)。
紙の本
「思考の道具」としてのパソコンをどう使うか。新しいことを始めるきっかけが見つかる本
2001/02/23 00:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:中井紀之 - この投稿者のレビュー一覧を見る
パソコンを使うことで思考能力を質・量ともに活性化できるというのが著者の主張。人間の記憶力と計算力を代替する思考機械と考え,50歳台半ばからパソコンを使い始めた体験をもとに活用方法を紹介する。たとえば原稿用紙に向かってもなかなか書き出せないが,パソコンなら思いついたキーワードをとりあえず入力し,あとから肉付けして文章に仕上げられる。講演のレジュメを作る時は,順番を入れ替えたり追加・削除するのが簡単で,話す内容を整理できる。過去の資料をキーワード検索できて情報整理が簡単,といったメリットをあげている。
著者の息子さんが本を読んだりパソコンを使い始めたときのエピソードが興味深い。パソコンは単なる道具ではなく「思考の道具」であり,時には何かを始めるきっかけになるという視点は新鮮で,自分がパソコンを使い始めたきっかけ,パソコンとのかかわり方について改めて考えさせられる。
(C) ブッククレビュー社 2000