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読割 50
木戸の椿 (幻冬舎文庫 公事宿事件書留帳)
公事宿事件書留帳二 木戸の椿
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紙の本
江戸時代の京都もよろしおすえ
2002/06/14 03:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミオメロディ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この公事宿シリーズは江戸時代の京都を舞台にしているというところがまず異色でおもしろい。もっとも著者の作品、ことにシリーズものは同じ設定なのだが。なめらかな京都弁が耳にここちよく、またいわゆる“お決まりの勧善懲悪”が読んでいてホッとさせる。登場人物もほどほどに味があり、気安う読めて、ほんまにおすすめどすわ。
紙の本
京都に咲く花。
2002/07/13 12:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
京の公事宿「鯉屋」の居候・田村菊太郎を主人公にしたシリーズの第2弾。時代物作家は大抵代表作のシリーズものを持っているものだが、澤田ふじ子氏の場合はこの公事宿事件書留帳 シリーズのようだ。
澤田氏の作品は雰囲気ははんなりだが、善人が無残に殺されてしまったりする作品が多い。そして人間の欲望や憎悪、復讐心など、強烈な心情を扱った作品も。それをストレートに書くか否かは好みの分かれるところだろう。男性作家のような骨太さと女性作家のような描写のきめ細かさを併せ持った澤田ふじ子氏は、まさしく一流の作家だと思う。