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- カテゴリ:教員
- 発行年月:2000.12
- 出版社: 東京書籍
- サイズ:21cm/159p
- 利用対象:教員
- ISBN:4-487-79613-X
紙の本
ITの授業革命『情報とコンピュータ』
著者 永野 和男 (監修),田中 喜美 (監修),村松 浩幸 (編集代表)
ものづくりの技術を柱にして、その一環としての情報技術という視点から「情報とコンピュータ」の授業づくりを提案。子どもたちの興味を引きつける、面白くて不思議な実習例を多数掲載...
ITの授業革命『情報とコンピュータ』
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商品説明
ものづくりの技術を柱にして、その一環としての情報技術という視点から「情報とコンピュータ」の授業づくりを提案。子どもたちの興味を引きつける、面白くて不思議な実習例を多数掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
中学校の技術の時間,どんな勉強をしてるか,知ってる
2002/09/15 14:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:南亭骨怠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
技術科というのは,他の教科とは大きく違う点があります。他の教科もまったくそうでないというわけではありませんが,技術科ほど激しくはありません。それが何かというと,『前年度とは違う内容を教えている事が多い』ということです。
数学の教科書に新しい発見が載ることはほとんどありません(新しい発見が載るどころか,どんどん内容が削られていますね)。歴史の教科書は,歴史が動いている分だけ内容が増えていくかもしれません。過去の事件の解釈が代わる場合もあります。でも,教科書の内容が変わるのは微々たる部分です。国語は,採用される文章が替わることがありますね。でも,文法や漢字など,真になる部分は変わりません。
ところが,技術科はどんどん新しい内容になっていきます。とくに,新指導要領から,技術の時間の半分は『情報とコンピュータ』の領域になり,以前の,『木工』『電気』『機械』『栽培』の領域は『技術とものづくり』として統合されました。
『情報とコンピュータ』は,コンピュータの発達とともに授業内容がどんどん変わって生きます。
10年前,私が教えていたのはBASICのプログラミングでした。それが現在はHSPに変わっています。10年前は絵日記を書かせていました。それが今ではデジタルカメラで撮った写真を加工し,GIFアニメーションを作り,全員がwebページを作っています。
この本は,中学校の技術の先生たちがアイディアを出し合い,子供たちが驚きと感動を持って授業に向かうように研究を進めているものの一部です。この本の内容も,数年後には使えないものとなっているかもしれません。でも,今の技術科で何を教えているか知るのには最高の本であります(すべての学校でこの本の内容を全部やっているというわけでありません)。
技術科の先生たちへ…
この本を出発点にして,さらに研究を進めていきましょう。
保護者の方へ…
学校では,コンピュータをこのように教えています。
紙の本
技術家庭科の授業で使う「情報とコンピュータ」の授業展開を紹介。CD-ROMは中身が充実している
2001/02/23 00:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:田中俊司 - この投稿者のレビュー一覧を見る
技術家庭科の中身が「技術分野」(技術科)と「家庭分野」(家庭科)に分かれた。本書は,技術科のうち「情報とコンピュータ」の授業展開例を紹介するもの。付録のCD-ROMには,3Dソフトや作業風景のビデオなどが入っていて充実している。
3D正投影図簡易エディタ「立体ぐりぐり」は,直線しか引けないが,軽くてサクサク動いて軽快。描いた図形がクリップボード経由で他のソフトに貼り付くので便利だ。パソコンを使う授業だけではない。紙コップ製スピーカを使った通信,マイコンを搭載した車など,ものづくり技術の面白さも取り入れながら授業を組み立てていく。また声をデジタルデータに変換したりもする。もちろんホームページ作りやメールのやり取りといったことも学ぶ。
今の大人は,コンピュータといえばパソコンを連想するようだが,コンピュータとの出会いの時期にパソコンに偏らず,実生活の中にあるいろいろなコンピュータに目を向けることは,子供たちのコンピュータ観を立体的にするだろう。
(C) ブッククレビュー社 2000