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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.12
  • 出版社: 新書館
  • サイズ:16cm/254p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-403-50026-8
文庫

紙の本

東京BABYLON A save for Tokyo city story 1 (ウィングス文庫)

著者 Clamp (著)

東京BABYLON A save for Tokyo city story 1 (ウィングス文庫)

税込 660 6pt

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みんなのレビュー32件

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評価内訳

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  • 星 3 (8件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

東京タワーでの「本当に」好きって

2015/12/14 22:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星月夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

東京タワーでの星史郎の告白を描いた BABEL。
星史郎と昴流の、桜の下での運命の出会いを描いた DESTINY。
この二話が、東京Babylonの中で最も好きな話。
昴流と星史郎の関係が、切なく描かれているから。

ここからはネタバレの感想になります。

夜景のきれいな東京タワーで、星史郎が昴流に告白する場面は、最終巻での星史郎の態度を思うと切なくなる。
「とても理不尽なことだけど、
『好き』という感情だけじゃどうしようもないことが、
この東京にはたくさんあるんです
どれほど強く想っても、どうすることもできない…」
この台詞は、ただ、かずえさんの霊を思って語るだけではないだろう。
星史郎が昴流を想う気持ちも含めて、告白していると解釈する。

その星史郎の告白に対し、
「どうして人間は『好き』なんて感情を持つんですか」と、幼い昴流は問う。
それに対し、星史郎は本心を告白する。
「寂しいからですよ
『好き』という感情さえあれば、『夢』が見られます
『夢』もなく生きてゆけるほど人間は強くないんです
でも僕は本当に昴流くんが『好き』ですよ…」

この時の星史郎に、寂しいという感情があったのだろう。
既に、昴流を『好き』と自覚していたのだろう。 
でも、昴流をどれほど強く想っても、桜塚護(暗殺者)である以上、どうすることもできない。
星史郎にとって、生きることは、人を殺め続けることだから。

では、何故わざわざ、「本当に」好き、と告白するのだろうか?
一巻だけ読んだ時には、「本当に」と付け加える意図が分からなかったが、最終巻を読んで、その謎が解けた。
この「本当に」は、Babylon最後の星史郎の裏切りに繋がるから。

星史郎は、既に東京タワーの時から、一年後に「愛してもいない」と嘘を付いて、
愛する昴流を裏切り、殺されて暗殺業を終わらせる道も考えていたのだろう。
そう考えると、「本当に」好きと告白する意図が納得出来るのである。

最終巻であのような態度に出る星史郎だが、
どれほど昴流を強く想っても…と東京タワーで告白した星史郎が、昴流を『好き』だと自覚していない筈がない。
既に東京タワーの時点で、昴流を『好き』で『特別』なことが、切々と伝わってくる。

更に突き詰めて言えば、東京タワーの時ではないだろう。
DESTINYで言うように、池袋駅で再会した時ではなく、
9歳の昴流と「桜の下で出会った時から」。
昴流に殺されて、桜塚護を終わらせる事を考えていたに違いない。
この出会いの場面は、X16巻の最期の台詞に繋がっている。

DESTINYで、星史郎は昴流を見逃す代わりに賭けをする。
「桜の下にいる人たちは苦しくないんですか?」という昴流の一言で。
この一言で、星史郎は、昴流の優しい心に、一心惚れしたのだろう。

その賭けの意味とは何だろうか?
『賭け』は、表の皇の昴流が消える事、
『賭』は、裏の桜塚護の星史郎が消える事を意味していると思う。
星史郎の命を『賭(と)』して桜塚護を終わらせるから、『賭』なのだろう。
どちらを選んでも、出会った時から昴流に惹かれていた。
一年間だけ昴流を愛することを、暗殺者の自分に許したのだ。
最終巻のSECRET以降、星史郎は自分が消える『賭』を選んでいる。

桜の下で、二人が出会った場面の悲しさは、まだDESTINYには仄かに漂うだけで…。
梶井基次郎の小説を題材にしているのだろう。
何故、桜の木の下に死体が埋まっているのか、記憶を消された昴流にはまだ分からない。
DESTINYで見逃したのは、昴流に一心惚れしたから。
暗殺者の報われない恋心が、BABELとDESTINYから伝わってくる。

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紙の本

きらびやか そして悲しい

2020/06/15 15:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

昴君の設定が中2要素たっぷりで若干引いたが、内容は華やかで悲しい。
昴君のお姉ちゃんの北都ちゃん、昴君を好きだという星史郎さんの存在が物語に深みを与えてくれる。
3人で賑やかな時間を過ごしているけど、悲劇の臭いがするんだよな…

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紙の本

ダークファンタジー

2016/12/13 16:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本を霊的に守護してきた皇家の十三代当主・皇昴流。双子の姉・北都、謎の暗殺集団『桜塚護』の名を持つ獣医・桜塚星史郎。この3人が東京の闇を駆ける!今思えば、昴流君と星史郎さんはニアホモなんだよな。何度も昴流君に「好きですよ」囁く星史郎さん。あの当時はBLって言葉がまだ無かったような。あったんかな?

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2005/04/08 00:57

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2005/05/29 15:10

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2008/05/15 23:21

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2006/08/14 21:38

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2007/04/01 00:26

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2010/09/06 02:09

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