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- 税込価格:5,841円(53pt)
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紙の本
珠玉…!買って正解でした
2004/11/23 00:13
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アノニマス - この投稿者のレビュー一覧を見る
何か面白いコミックを読んで心からリラックスしたい、でも近くに本屋が無いのでネットで買うしかない…。海外に住んでいるので実費といえど送料のことを考えると下手な選択は許されませんでした。サイトをつらつらと見ながら面白そうなコミックを探していましたが、いかんせん題名と著者からでは想像の域を出ませんね(笑)。とにかく題名と絵が気に入りセットで注文、結果は…大正解でした。なぜ今までこんなに面白い本を知らなかったんだろうと悔やむぐらい。主人公は高校生の飯嶋律、古びた由緒ある家に家族みんなで仲良く(?)住んでいる。祖父の飯嶋蝸牛は著名な幻想文学作家で妖魔を操る才能があったらしい。蝸牛の血を引く律は霊感が強く見ていけないものまで見てしまう上にその霊感に引き寄せられて次々と妖魔たちが集まってくる…。この設定だけでもうぞくぞくしませんか? 話は一話完結型ですが全体としての流れはもちろんあり読み始めると止まらないぐらいです。絵といえばとてもきれいで人間もそうでないものもとても魅力的です。絵・ストーリーともにきわめて日本的とも言える呪い・霊・怨念の世界を見事に表現しています。たまに背筋がぞっとする寒くなるようなお話もありますが反面思わず笑ってしまう場面も多々あり怖いだけのお話にはなっていないと思います。コミック歴はかなり長い私ですがこの作品は本当に楽しめました。絶対にオススメです!!
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次の巻が出るのが待ち遠しい大好きなシリーズです
2004/04/27 21:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る
今 市子(いま・いちこ)さんのコミック『百鬼夜行抄』。怪奇幻想の惻々とした雰囲気と味わい、どこかコミカルで親しみやすいキャラたち、とてもいいです。このシリーズ、好きなんだなあ。
幻想小説家・飯嶋蝸牛を祖父に持つ飯嶋律が、異形の妖魔たちと関わる事件を描いた話。作品の肌触り、惻々とした雰囲気が良くて、この第1巻から読み始めてすっかり話の中に引き込まれてしまいました。
キャラではまず、主人公の飯嶋律。普通の人には見えないあやかしが見えてしまい、引き寄せてしまうのでなかなか人間の友達もできませんが、それでも、変にいじけたりしない素直な性格が好ましい。そんな律のしもべたち、青嵐は頼りになるんだけれど、あんまり頼りにならない尾白と尾黒のコンビ・キャラがコミカルで好きです。
さらに、飯嶋ファミリーのお祖母様とお母様も意外と強者だったりします。
普段そんなにマンガは読まないのですが、この『百鬼夜行抄』と、波津彬子さんの『雨柳堂夢咄』、浦沢直樹さんの『20世紀少年』は続きが気になって、次の巻が出たら即買って読んでいるシリーズ。とても気に入っています。
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万人にオススメできる名作漫画!
2002/07/22 16:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:smile - この投稿者のレビュー一覧を見る
今さんの人気作品・文庫サイズ版。現代人・飯嶋律(りつ)と妖怪たちの、ときに怪しく、ときにはかなく、ときに美しい物語。万人にオススメできる名作だが、中でもちょっとレトロな感じがお好きな方、ホラーチックなものがお好きな方には是非ご一読いただきたい作品。今さんの「愛情あふれる妖怪描写」をご覧あれ!
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美しいホラー。
2002/06/25 20:23
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投稿者:山猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
妖魔が見える飯嶋律と霊感の強いいとこ・司を中心に描かれている。
怖い話のはずがこんなに美しいとは。絵もそうなのだが、ストーリーも美しい。そして繊細だ。キャラクターも魅力がある。気味の悪いものは苦手という人にも楽しめる作品である。
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妖怪と仲良く(?)暮らそう
2001/11/02 20:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポーリィーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「幽霊が視える」というと恐ろしいが、「幽霊も視えるが妖怪も視える」となると、どこかコミカルだ。これを読んでいるとたんに視えていないだけで、あんがい色々な妖怪がそばに引っ付いていそうに思えてくる。陰惨な事件を起こしたり、ちょっとした意地悪をする時もあるが、どこかユーモラスで楽しい。そんなストーリーだ。
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ちょっぴり怖くておもしろい
2001/03/11 14:54
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投稿者:Fiver - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説家だった祖父から妖魔の姿が見えるという特殊な血を受け継いだ青年「律」、亡くなった律の父の体を借りて律を守る妖魔「青嵐」、妖魔に取り付かれ律たちに救われる「司」、等々、個性的な登場人物と妖魔との闘いあるいは交流を描いたお話。
とにかく絵が綺麗、ストーリーが秀逸で、魑魅魍魎好きなら絶対はまる作品です。大判A5サイズの単行本(現在1〜8巻まで発売中)のほぼ2冊分が1冊にまとめられているのでお買い得。
今市子さんといえばボーイズラブ系の作品も多いけれど、ちょっと苦手な私としてはそのようなシーンが全くないので安心して楽しめました。
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先を読むのが待ち遠しい?
2003/02/11 14:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hybird - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホントによくできた作品である。
内容は裏表紙のとおりで、妖魔と共存する飯島ファミリーの愉快で、ちょっぴり怖い日々。各話どれも密度が濃いのが驚き。おどろおどろしい妖魔に、気合いの入った登場人物が対抗して——というイメージとは正反対の、適度に力が抜けた物語。
こんなに、先を読むのが待ち遠しい作品はあまりない? しかし、この先の展開しだいで、作品の内容がガラッと変わってしまいそうな気がして心配。
万人に薦められる良作では? 是非ドウゾ。