サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

平成最後の読書一生分プレゼントキャンペーン(~12/9)

2019年版カレンダー ポイントキャンペーン ~11/30

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

図南の翼(講談社文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 127件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.1
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/389p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-273052-9
文庫

紙の本

図南の翼 (講談社文庫 十二国記)

著者 小野 不由美 (著)

図南の翼 (講談社文庫 十二国記)

751(税込)

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

新刊お知らせメール登録

この著者の新着情報

一覧を見る

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー127件

みんなの評価4.5

評価内訳

紙の本

気持ちよく生きる。

2005/09/14 06:01

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まっすぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る

(あらすじ)何不自由なく豪商の娘として育った十二歳の少女、珠晶。王朝が倒れ、妖魔が街にはびこり、人の心はすさんでいく。自分たちだけが、こんなにも贅沢な暮らしをしていいものか、珠晶は罪悪感に悩んでいた。頑丈な門を作り、自らの安全を確保した上で、世の中を嘆く父親や周りの大人たちに「ばっかみたい」と腹立たしさを覚える反面、そのように不満をこぼすだけで何もしようとしない自分自身に気づく。そして、珠晶は自ら王となるため昇山の旅に出る。その旅の途中で出会う旅人利広。ひょんなことから、珠晶の護衛となる頑丘。三人の旅は、人をよせつけない土地、黄海へと入っていく。安息を許さない厳しい旅の中で、少女珠晶は、「己の生存がゆえの他者の犠牲は自然の摂理だ」という頑丘に反発したり、何かといっては子供扱いをする周りの大人に不快感を覚える。それは、郷里の父親や大人たちに感じた不満と同種のものだった。そして、珠晶は利広と頑丘から離れ別の大人たちと旅を続ける。そこで、痛感したのは、自分の甘さ・幼さ。悔しいまでの頑丘たちの言い分への理解だった。そして、己の非力さを実感した珠晶の言動は、その非力さ故に今までの教科書どおりの言葉に、真実味が帯びてくる。再び、この三人が出会うとき、物語は佳境を迎える。
(感想)主人公の少女珠晶は、すごく優しくて、賢くて、行動力がある。でも、一番すごいと思うところは、「気持ちよく生きたい」という気概が誰よりも強いことだと思う。人は、自分のためにしか生きられない。「いやいや、私は、家族のために日々たゆまぬ努力をいたしております。」なんて、言う人がいるかもしれない。でも、その言い分だって結局のところ、突き詰めれば「家族を不幸な目に合わせたくない」という、自分がいて、家族を不幸にしてしまう自分を見たくないから、というものだ。この物語の珠晶の場合は、おもっいきり贅沢をしてみたくても、そこに、苦しんでいる人の表情が浮かんでくるのである。そういう、居心地の悪さ、そういうものを感じずに気持ちよく生活をしていきたい。だから、最低限自分のやるべきことを果たそうと昇山を決意する。決して王様になろうとしたわけではないのだ。
「自分のため」という、言葉は世間一般では、あまり評判のいい言葉ではないかもしれない。他者を省みない、自分勝手な印象を与えるからだろう。でも、そこからしか何も始まらないと思う。ひとり、ひとりが「気持ちよく生きたい」と思うことが、本当は一番大切なことだと思う。その思いだけが、人の心を動かすのだと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

「家は裕福で、何不自由ない。私は頭が良い。それが何なの?」と言いきる朱晶、ナイス!

2004/04/20 11:16

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀次郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この巻では、12歳の少女、朱晶が玉座を目指し、過酷な旅をする。

朱晶は裕福な商家に生まれ、使用人にかしずかれる生活を送っている。たいそう賢い。自分が正しいと思えば、大人に向かって堂々と意見する。が、朱晶は、ただのわがままお嬢さんとは一味違う。実家が裕福だったり、親が権力者だったりすると、自分が偉いと勘違いする子供は多いが、彼女は、家の富・名誉を自分が作り上げたものではないと自覚している。だから、自身の可能性とは何か、一人だけの力で何ができるか試すために昇山したのだ。

麒麟が王を選ぶパターンは色々ある。景王・陽子のように、麒麟が王を探しに出ることも多い。ならば、何故幼い朱晶が、妖魔が跋扈する黄海を渡らなければならなかったのだろう。天がそれを望んだからだ。

いくら賢いといっても、朱晶の世界には家と学校しかなかった。飢えた人を思いやっても、実際に自分が飢えたことはなかった。飢え、恐怖、他人とのつながりを実体験することにより、朱晶は確実に成長していく。昇山する大人達の中に、様々な人間像と価値観を見ることで、朱晶は、自分の信念を確固たるものにしていく。道ならぬ道を踏みしめる朱晶の1歩1歩が、王権を1日でも永らえる礎となっていく。ひいては、それは民の幸福につながるのだ。

「十二国記」では、各国の王の姿を通じて「王としての資質」が、繰り返し、繰り返し語られる。「王としての資質」は、「人としてどう生きれば良いのか、の指標」と言い換えられないだろうか? そして「理想の国」を「理想の人生」に置き換えてみると、結構考え込んでしまう。自分がたどって来た道を振り返り、経験のかけらを拾って、文中の言葉と照らし合わせてみたりする。私の場合、ぐっさり深々と胸をえぐられる事が多い。

人の口を借りて、天から朱晶に投げられた問いかけは「王は臣下の理屈を超えなければならない」というものだった。

年齢差を越えて「十二友」となった中学生の姪が「なぞかけみたい。叔母ちゃん、わかるぅ〜?」と口をとがらす。う〜ん、難しい問題だねぇ、と言いながら、私は作者に感謝の念を捧げていた。小野さんは、読者の心に種をまき続けてくれている。私の姪の心にも…。

朱晶の旅も終わりに近くなった頃、麒麟が待ちきれず迎えに来る。王以外、誰もがひれ伏す麒麟に、朱晶は、何と思いっ切り平手打ちをお見舞いするのだ。(朱晶、やるっっ!)「何故、私が生まれたときに、迎えに来なかったのよ!」と。
物語は、ここで終わっているが、その後の朱晶の言葉を想像してみる。
「12年間に沢山の人が命を落としたり、苦しんだのよ。私がもっと早く玉座についていたら、1人でも多くの命が救えたのに!!」では、なかったろうか。

天が定めた「王の資格」の中には、「良い意味で欲張りであること」という項目が入っているのかもしれない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

智恵と正義と勇気

2004/03/01 08:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紫月 - この投稿者のレビュー一覧を見る

——その鳥の名を、鵬(ほう)という。
大事業を企てることを図南の翼を張るといい、ゆえに言うのだ、王を含む昇山の旅を、鵬翼(ほうよく)に乗る、と。

たった十二の少女、朱晶(しゅしょう)が企てた大事業は昇山することでした。
誰もが恐れる黄海の旅を、少女は臆することなく、智恵と勇気を使って切り抜けていきます。
本来、人が行くべき道ではないとされる、過酷で遠大な距離。
運良く黄海の案内人、頑丘(がんきゅう)を雇うことができた朱晶は、旅を続けるうち、頑丘が他の人間を助けようとしないのに腹を立て、袂を分かってしまいます。

——自己のために他の血が流される——それが玉座というものだ。
旅の同行をすることになった利広(りこう)の言葉です。玉座を望むなら、朱晶は他の人間を犠牲にしてでも前に進むべきだということですが、これにたいして朱晶は疑問を感じたのでした。

——王は臣下の理屈を超越せねばならない。
利広の続く言です。先に述べたのものが臣下の理屈。それを超越する人間こそが王に器。十二の少女にそれを求めるあたり、本書の厳しさを感じます。

最初、利口だけれどただただ生意気な印象が強かった朱晶ですが、智恵ばかりでなく公正な正義と勇気を総動員して、利広の言う、臣下の理屈を超越するあたりが見所です。

正義を具現するような少女、朱晶はこの後、『黄昏の岸暁の天』にて、いっそう堂々とした姿を見せてくれます。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

単純に楽しめた十二国記

2001/09/15 13:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あき - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いつでも明るく、前向きな珠晶にのせられ、ぐいぐいページが進んでいきました。スピード感でいったら、十二国記シリーズで一番ではないでしょうか?
 珠晶の聡明さには非常に好感を持てたし、「大人が逢山へ向かっても王に選ばれないのなら、子供の私が行くべきだ」という持論は読んでいて気持ちが良かったです。今までのような、人間のドロドロした部分があまりなかった分、単純に楽しんで読めた作品でした。
 また、この珠晶は、これまでに登場してきたキャラとは少し違った印象がありました。単純なようで計算高く、その割には人への暖かさもあるのにそれを見せることはあまりせず、それがあくまでも自然体。最初は、鼻っ柱の強いだけの女の子なのかと思っていたので、十二国記で初のハズレかと思ったんです。ところが、それは全く良い方に裏切られました。
 しかし…これだけハズレがないシリーズっていうのもすごいな〜と改めて実感です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

珠晶、登極を目指す

2017/09/30 18:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「恭国を統べるのは、あたししかいない」荒廃した国土に苛立った珠晶の王を目指す過酷な旅と、その成長が描かれます。ちょっと生意気なところもあるけど。「風の万里」にちょっと出てきた珠晶が主役。祥瓊に冷たく対応した理由も今回で納得します。供麒との対面でひったくのは所はちょっとびっくりした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

図南の翼

2002/11/14 17:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:葛城リョウジ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 十二国記の魅力は、壮大であり、緻密でもある世界観である。図南の翼でも、この世界観をストーリーの中で、十分に表現している。今回は十二国記シリーズを通して、頻繁に登場する舞台を使用し、物語を展開している。だが、全く使い慣れた舞台という感じがしない。これは、世界観が完全に設定されていない場合、不可能である。
 確かに、主要な登場人物はシリーズごとに変化し、同じ舞台を登場させる場合は、新たな視点からストーリーを展開している。この手法を採れば、どの物語も新鮮で、飽きが来ないと考えられる。現に、この様な手法で物語を展開している作品は、世の中に数多く存在する。しかし、架空の世界を舞台に、この手法を使うことは非常に難しい。
 架空の世界で主要な登場人物をシリーズごとに変えればどうなるだろう。世界観が固定していない場合、雰囲気が変わり、全く違う物語となる。人と人、人と生活環境、人と世界等に矛盾が生まれる。同じ舞台を新たな視点から見る場合も、同様である。世界観が広く、深いものでなければ、ストーリー展開に無理が生じる。あるいは、新鮮さがなく、すぐに飽きが来てしまう。
 したがって、十二国記シリーズの手法は、世界観が完全に設定されていない場合、不可能である。この物語の中では、大事業を企てることを、図南の翼を張ると言う。正に、図南の翼を張っているに値する世界観を、多くの人に感じてもらいたい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

今日も徹夜

2002/06/01 01:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:柿右衛門 - この投稿者のレビュー一覧を見る

いわずとしれた十二国記シリーズ。
この物語では、荒れた国をどうにかするため王をめざす12歳の少女が主人公である。
王をめざすためには妖魔がひしめきあう黄海を旅しなくてはならない。
彼女は無事王になることができるのだろうか?

物語の最初ではただ彼女が王になりたい。そんな気持ちだけで突き進んでいるようにみえる。
しかし、物語後半で彼女の真の意図が見える。
大人たちはぼやく「早く王がたたないかと。王がこの国をどうにかしてくれないかと」
しかし決して自ら動くことがない。
そんな大人たちを尻目に少女は立ち上がるのだ。

不況をぼやき、政治家をせめ、自分からは何もしない。なんだか自分の事を言われているようでちょっぴり耳が痛かった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

少女小説と思って馬鹿にスンナ!

2002/05/25 13:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

十二国記シリーズ。これは講談社文庫ですが、もとは少女小説だったんですね。ですが、それが広い世代で読まれるようになり、しかもアニメ化までされるというのは、やはり、小野不由美の実力でしょう。
十二国記シリーズは、シリーズモノなのですが、初めから読まなくても楽しむことができます。番外編(外伝?)も豊富です。十二国記は1人だけが主人公ではなく、1人1人がドラマを持つ、のがいいなぁと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

人と人とは解りあえない。だが

2001/02/16 02:53

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:taigo - この投稿者のレビュー一覧を見る

 王など必要ないという黄朱の頑丘と珠晶の物語。
 珠晶は昇山するために黄海へ向かう。厳しい地である黄海を渡るために頑丘を雇うことになる。
 人と人とはわかりあえないということを知っている頑丘。理によって世界を考える珠晶には、そんな頑丘の考え方は認めたくない。ふたりの考え方はどこまでいってもひとつにはならない。ならないが、だんだんとふたりは相手のことを理解しようと努力する。相手のことを理解しようとする努力は、人と人を結びつける一助とはなるはずである。お互いが相手のことを理解しようと努力するとき奇跡は起こる。
 物語後半の頑丘珠晶最大のピンチを、天の助けか思わぬ幸運により切り抜けることができる。それはふたりがお互いのことを解ろうとしたからだ。その努力がふたりの物語に影響を与えたのだ。
 人と人とは解りあう必要はない。なぜなら解りあうことはできないからだ。だが、お互いのことを解りあおうという努力は、時に奇跡を呼ぶかもしれない。

 尚、本書の前に十二国記シリーズ『東の海神 西の滄海』を読むことをおすすめする。頑丘珠晶のピンチの場面で懐かしい人物に出会えるからだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

大切なこと

2003/06/10 22:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:菖蒲 - この投稿者のレビュー一覧を見る

幼い少女が、自ら王となるために険しい道のりを行く物語である。

本書を読んで、考えさせられたことが2つある。
一つは今の状況をより良い状態にするためには、まず自らを動かさねばならないこと。
これは大人たちが自分たちを守ることしか考えず、結局は悪循環を招いてしまうということである。
何かをしようとする時、まずそれを自分の力量と天秤にかけて測る。その場合、命を懸けねばならないことからは、すぐに手を引いてしまうということが子供からみると何とも歯がゆいことであるように見えるのである。つまり、誰かにどうにかして欲しい。でも自分では、危険だから動きたくない。それで、事態の安定にただ乗りしようとする。
これは現代にも十分に当てはまることであり、我々が深く考えねばならないことの一つである。

もうひとつは、子供は大人以上に物事が見えているということである。
何事につけても、子供の意見を無視するべきでない。それは、深刻な事態に対する小さな警告であるかもしれないし、大人が見落としがちな重大な欠点の一つである。

このように、全ての物事は大人の目の高さで見るものではない。人間社会で言うと子供の目の高さで物事を見ることも時には大切なことなのである。
そして、物事を変化させようとしたら、それは自分が動くときなのである。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/11/06 03:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2004/11/22 06:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2004/12/18 11:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2004/12/27 01:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/05/14 01:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る