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かめくん(徳間デュアル文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 29件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.1
  • 出版社: 徳間書店
  • レーベル: 徳間デュアル文庫
  • サイズ:16cm/300p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-19-905030-5
文庫

紙の本

かめくん (徳間デュアル文庫)

著者 北野 勇作 (著)

【日本SF大賞(第22回)】【「TRC MARC」の商品解説】

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かめくん (徳間デュアル文庫)

税込 700 6pt

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みんなのレビュー29件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

2001年度のベストSFが、既に入手困難!そんなバカな、だってこの本て北野のベストであるだけでなく、ある意味21世紀初頭の日本が生んだ世界に誇るべき不条理SFでもあるんですよ

2006/06/07 21:25

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「現在はお取り扱いができません」という表示がでてきていますが、何でこんな傑作が?と言いたくなる、そういう作品です。この作品は北野勇作の最高傑作であるだけでなく、21世紀初頭のわが国が生んだ世界に誇ることができる不条理SFではないか、それが何故簡単に入手できない?って思います。
「クラゲ荘という木造二階建のアパートに住むかめくんは亀ではない。甲羅をもち二足歩行をし、図書館で本を読むレプリカメだった。」ユーモアSFとも不条理SFともいえるお話で、2001年度の日本SFのベストに選ばれています。たしかにこの面白さはただものではありません。
カバー後の紹介ですが
「かめくんは、自分がほんもののカメではないことを知っている。ほんものではないが、ほんもののカメに姿が似ているから、ヒトはかめくんたちのような存在をカメと呼んでいるだけなのだ。だからカメではなくレプリカメと呼ばれたりもする。−−「木星戦争」に投入するために開発されたカメ型ヒューマノイド・レプリカメ。「どこにも所属してない」かめくんは、新しい仕事を見つけ、クラゲ荘に住むことになった。しかしかめくんはかめくんであってかめくんでしかないのだった…。異才が描く空想科学超日常小説。」
となっています。早速、読んでみましょう。
かめくんは、勿論、亀ではありません。かめくんはそれを知っているのですが、では自分が何者かというと、それはよくわからないのです。でも甲羅を背負っていて、そこには大量の記憶が残されているような気がしています。そんなかめくんが住むようになったのがクラゲ荘という木造二階建のアパート。管理人のカシワギハルさんが最初に言ったのが「なんだ、カメなのかい」だそうです。町を歩いていると、子供たちが指さしながら「カメ」といい、そっと甲羅に触れていくそうです。
そんなかめくんの好きな生き物が猫、食べ物ならりんご。そして、勉強のために時々本を借りに行く町の図書館のミワコさん。かめくんが探し出した仕事が、フォークリフトの運転に近いもので、ザリガニに似たものを潰していくというものです。うーん、不条理が二乗になって襲ってきた感じです。
そのかめくんを採用したのがツキミさんで、職場には一寸うるさいシノノメ女史もいます。
昔の職場のキノネ主任が言ったレプリカメの一言。彼は一体なにものなのでしょうか。木星戦争のために開発されたというカメ型ヒューマノイドとかめくんの関係は。銭湯に憧れるかめくんを待ち受けるものは。そしてアパートのクーラーに隠された秘密とは。
巻末の「かめくんのあとがき」を読んで笑いがとまらなくなってしまいました。こういう、延々と続く説明口調って好きだなあと思います。北野勇作ってどんな人なのでしょう、全く情報がない本と言うのも不親切ですが、そんな不満を吹き飛ばす力が、この作品にはあります。
それから前田真宏のイラストがいいです。カバーだけを見たときは、てっきりコミックスだと思ってしまったほどです。でもよく見れば、太い線に哀愁があって、じつにいいものです。ちょっと違うかもしれませんが、はやみねかおるとコンビの村田四郎を思いだしました。なんとも味のある画風で、内容にピッタリです。

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紙の本

かめくんのこと

2002/06/08 22:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のらねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 かめくんは、ほんとうの亀ではありません。戦争のために作られたかめらしいのですが、随時記憶が編集されるため、かめくん自身にも、過去のことははっきりとはわからないのです。人間につくられたかめくんは、どこかなつかしい街で、会社をくびになったり、お引っ越しをしたり、就職先をみつけたり、図書館にいったり、本物の亀のことをしらべたり、なんとなく、昔のことをおもいだしたりします。

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紙の本

ノスタルジックで優しくて、ちょっぴり切ないかめくんの物語

2001/01/26 01:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:R2bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 かめくんはかめくんであってかめくんでしかない。
 かめくんはサイエンスであってナンセンスである。かめくんは日常であって非日常である。かめくんはフィクションであってノンフィクションである。
 ようするにかめくんはかめくんなのだ。
 かめくんはほんもののカメではない。だからにせものというわけでもなくて、姿がカメに似ているからそう呼ばれているだけなのだ。実は木星戦争に投入するために造られたカメ型ヒューマノイドなのだが、いまのところかめくんは戦争には行っていない。もしかしたら行ったことがあるのかもしれないが、かめくんは覚えていない。
 そんなかめくんはクラゲ荘に住むことになった。
 倉庫会社で仕事もするし大好きな図書館にもかよう。たまに巨大カメ型ロボットに乗って巨大ザリガニと戦うこともあるが、おおむね平和な毎日である。図書館に行けばあこがれのミワコさんにも会えるし、猫の世話をすることもある。
 かめくんは考えるのが好きである。自分のこと、カメのこと、ヒトのこと、そして世界の成り立ちのこと。かめくんはいろいろと考える。
 だが、穏やかな生活にもやがて別れを告げなくてはならない日がやってくる——。

   ◇ ◇ ◇

 本作品はかめくんの視点で書かれている。
 ヒト以外の存在によるヒトの日常観察の大家としては苦沙弥先生の猫がいるが、本作品は『吾輩は猫である』のような一人称ではない。単に視点がかめくんなだけである。
 そもそもかめくんはかの猫ほど饒舌ではないし、皮肉な考えの持ち主でもない。かめくんはただ考えるだけなのである。
 かめくんが考えるのは、世界の成り立ちだとか、自我だとか、記憶の仕組みだとか、まあそういったようなものである。つまるところ「自分は何者か」という問いかけを繰り返しているのだ。
 かめくんという存在が自分を探すという行為のメタファであるとすれば、それはとりもなおさず、かめくんが我々自身であることを指す。実際、そうなのであろう。
 そして同時に、けっして誰も憎まず責めず傷つけないかめくんは、我々人類の愚かさ醜さを映し出す鏡でもある。

 とにかく不思議な雰囲気の物語である——擬音語を多用しなるべく平易な言葉で書かれているあたりはいかにも童話だし、木星まで行かれるような世界の設定はいかにもSFだし、社会の風潮を強烈に皮肉った風刺でもあるし、どことなく特撮へのオマージュであるようにも思える。
 ノスタルジックで優しくて、ちょっぴり切ないかめくんの物語。徳間デュアル文庫にケチを付けるわけではないが、できればハードカバーの単行本として書店の新刊コーナーに平積みされているところが見たかった。
 絶対にお勧めである。

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紙の本

かめくんがカワイイ。

2004/09/29 14:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちょうせい - この投稿者のレビュー一覧を見る

 一言で言えば「かめくんの日常」である。
 亀の形をしたロボットである「かめくん」はちゃんとアパートを借り、仕事をしたり、メールを打ったり、ネコを飼ったり、ちょっとだけ恋をしたりしながら暮らしている。
 彼の出生には少し深い理由があるようだが(これについては続編のザリガニマンで明らかに…)なんともホノボノとしていて読んでて気持ち良い。と言うか落ち着く。アルファー派出まくりの一冊である。
 

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紙の本

かめくんはどこへ消えた?

2001/03/06 16:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:がくし - この投稿者のレビュー一覧を見る

 かめくんはかめくんではない。
 こんな事を書くと、かめくんがかめくんであると思っている人に叱られてしまうかも知れないが、かめくんは我々がそれを読んでしまった時点かめくんではないのだから、仕方がないのである。
 かめくんというのは北野勇作が、この物語の中で主人公として選んでくれたカメ型ヒューマノイド、通称レプリカメだ。彼はこのレプリカメにかめくんと名前を付けた。
 これが、かわはらくんだったとしたらどうなる?
 かめくんはかわはらくんではない。
 当たり前だ。
 レプリカワハラなど、この作品には登場しない。
 北野勇作の名付けたところのかめくんは、もちろん、レプリカワカミのかわかみくんでもないし、レプリカマイタチのかまいたちくんでもない。
 つまり。
 究極的には、かめくんはかめくんでさえ、ありえない。
 これは当然なのだ。
 かめくんは世界なのである。
 甲羅そのものでありながら、その構造ひとつひとつに無数に存在する。
 それがかめくんだ。
 かめくんはかめくんである、と書くことにより作られる世界こそが、かめくんである。
 だから、かめくんはかめくんではない。
 しかしまあ、この小説は、そんなことを知らなくても面白く読めるのだから、別にどうでもいいではないか。

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紙の本

じんわりしみじみひたっていたい

2001/03/03 10:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:桐矢 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 小松左京賞最終選考に残った作品。
 カメ型アンドロイドが主人公のファンタジー的な作品と聞いていたのだが、これは確かに他の入賞作とは一味もふた味も違う。
 本を読みたくなるいろんな動機があっていいと思う。たとえばおおげさなカタルシスを得るためではなく、ほんわりとじんわりと小題を一日一つずつ読みたいような感じ。
 「ほんものではないが、ほんもののかめに姿が似ているから、ヒトはかめくんたちのような存在をカメと呼んでいるだけなのだ。だから、カメではなく、レプリカメと呼ばれたりもする。……木星戦争に投入するために開発されたカメ型ヒューマノイド・レプリカメ」
 これが主人公のかめくんのキャラクター。
 かめくんは、近所の猫に笹身をあげたり、火星みやげの饅頭をもらったり、フォークリフトを運転したり、図書館に通ったり、川原の土手を散歩したりする。時にはとりとめもなく、世界の仕組みについて考えたりもする。そんなかめくんの毎日が淡々と描かれている。
 イラストがなんともいい味を出している。

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紙の本

好もしくはあるホームドラマ的なSF

2003/07/08 21:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 かめ型ロボットが主人公である。木星でザリガニ型怪獣と戦うために、作られたものらしい。木造アパートに住み、倉庫でフォークリフトの操作にあたり、時々図書館に通い本を借りる。このかめの日常生活がたんたんと、どこか暖かみがありほのぼのとした雰囲気で、語られる。また大袈裟でなくさり気なく、現代社会の問題点も批評されている。テレビのホームドラマ的なSFである。
 最近の日本の新人SF作家には、この作品のような雰囲気のものが多い。不思議である。SFらしい仕掛けが登場するのだが、ひと昔前のようなSFらしさが感じられない。これはこれで好もしくはある。

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紙の本

日常を普通に生きること

2002/05/12 13:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しょこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 毎日仕事場でまじめに働き、帰りに商店街によって晩御飯を買い、共同トイレのアパートに帰る。時々河原で夕陽を眺めながらいろんなことを考える。行き付けの図書館にはあこがれの人がいて、通ううちに館員の人とも仲良くなる。
 こんな日常を送るのは、人ではなく亀型のロボットかめくん。木星戦争に投入されるために開発されたかめくんが、どうしてそこにいるのか、かめくんにもわからない。必要のないメモリーは甲羅の中にしまわれているから。
 木星戦争がどうなっているのかそれ自体誰にもわかっていないようなのだ。
 淡々と日常を生きるかめくんと正体の見えない戦争という非日常。
 それは普通に生きているつもりのわたしたちと遠いどこかで起きている戦争の姿に重なる。
 かめくんは記憶(メモリー)を甲羅にしまって旅立っていく。新たな記憶で、かめくんの日々が失われていくのを感じながら。
 わたしたちはその時が来たとき、なにを失っていくのだろう。
 下町の商店街を生真面目に歩くかめくんの姿は、それだけで名作である。

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紙の本

優れた寓話、優れた風刺小説、そして優れたSF

2001/01/23 06:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:喜多哲士 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 木星での戦争に投入されるために開発されたカメ型ヒューマノイド、レプリカメ。かめくんはその中の1体である。でも、かめくんは自分の記憶を封印されてる。倉庫会社の求人に応じたかめくんは、クラゲ荘に住み、木星からの荷物を整理する作業をしている。時には大きなザリガニが出てきて暴れ出すのでカメ型のロボットを遠隔操作するコクピットに乗って戦わなければならなかったりする。かめくんは図書館でいろんな本を読むのが好きだ。かめくんにとって、毎日の生活はとても居心地がいい。なのに、かめくんは自分がこの町から去らなければならない日がきたことを知る。
 かめくんの存在感。我々の生きる日常生活と、遠くで行われている戦争という非日常の対比。かめくんはかめくんであってかめくんでしかないという無常観。この不思議な手触りは、決して「癒し系」などという紋切形の表現で語ってはならない。優れた寓話であり、優れた風刺小説であり、そしてなにより優れたSFである。
 人が人でないものに対してどのように残酷になれるものなのか。かめくんが誠実に自分の生を生きれば生きるほど、それが浮き彫りになってくる。
 かめくんは、実は読んでいる私たちの姿なのである。

(喜多哲士/書評家・教員・童話作家
http://www4.justnet.ne.jp/~tetsuji-kita/)

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2004/10/14 20:31

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2004/11/05 14:58

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2007/06/10 22:56

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2006/02/19 17:29

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2006/08/20 00:09

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2006/09/26 00:21

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