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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.1
- 出版社: 地人書館
- サイズ:19cm/271p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8052-0673-X
紙の本
天文台の電話番 国立天文台広報普及室 Hello!This is astronomical observatory
著者 長沢 工 (著)
国立天文台広報普及室に毎日たくさんかかってくる質問電話。その内容から見える現代日本の世相を、また天文学に限らず、日本の理科教育全般が危機的状況にあることを憂えつつ、軽妙な...
天文台の電話番 国立天文台広報普及室 Hello!This is astronomical observatory
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商品説明
国立天文台広報普及室に毎日たくさんかかってくる質問電話。その内容から見える現代日本の世相を、また天文学に限らず、日本の理科教育全般が危機的状況にあることを憂えつつ、軽妙なタッチで電話番としての日々を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
長沢 工
- 略歴
- 〈長沢工〉1932年生まれ。東京大学大学院数物系研究科天文コース修士課程修了。理学博士。東京大学地震研究所を経て、現在、国立天文台広報普及室勤務。著書に「天体の位置計算」など。
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紙の本
広報普及室による現代の日本社会分析
2017/11/23 11:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:天文・地学を好むsomething - この投稿者のレビュー一覧を見る
天文台には質問の電話を受け付けてくれる部署があるのか。知らなかった。。。
名前を「広報普及室」という。
そこには毎日多くの電話が寄せられる。星占いに必要だから惑星の位置を教えてくれ、というような馬鹿らしいものから、歳差はいかにして発見されたのか、などの回答しがいのあるものまで。
またマスコミの型にはまった質問や困った人にも焦点を当てる。
以上から現在の理科教育のあやうさを巧妙に描き出している。
広報普及室…楽しそう(笑)
紙の本
好感が持てる
2002/06/24 15:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Tuka - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここで書かれている著者の仕事は、所謂サポートセンターみたいなものである。天文台の広報普及室なので、天文に関する質問に答えるのが仕事なのだが、やはりサポセン系の仕事にありがちな、ストライクゾーンを大きく外した困った電話が多数あるようだ。で、本書はそういった迷惑話をユーモラスに書きながらも、暖かいエピソードを紹介したり、日本の理科教育を憂いたり、学術に対する熱いメッセージを若者に説いたりしている。
本書を読んでわかることは、この著者は天文学が好きで好きでしょうがない、ということである。そしてこの態度が、この手の本にありがちな、質問者の頓珍漢ぶりを冷笑的に扱う趣味の悪い本とは一線を画しているのである。
こういう本には好感が持てる。
紙の本
観測だけではない天文台の仕事
2002/05/28 15:44
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投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
気の置けない友人達と大晦日から飲み明かし、そのまま初日の出を拝んで解散、といった催しをもう10年以上続けている。新聞やテレビなどであらかじめ東京の日の出時刻を確認してからいそいそと出かけるのだが、いくら隣接した県であっても時刻は微妙にずれる。地平線や水平線が見えるわけではないので、その時刻に拝めるということは全くない。しかし、「もう出ているはずなのに」と、心のどこかで時刻を気にしているのだ。
著者は国立天文台広報普及室に勤務しており、天文に関する様々な質問を受け付けている。その中でも特に多いのが日の出・日の入りの時刻で、毎年11月頃から初日の出に関する質問が急増するという。
他にも月の見える時間帯だとか地球と火星の距離だとか、多種多様な質問が寄せられる。それらにまつわるエピソードと普及室での日常風景が綴られており、星座もろくに見つけられないような私でも楽しく読むことが出来た。丁寧で優しい文体からは、温かな著者の人柄も滲み出ているようだ。
紙の本
天文台から見えてくる私たちの社会
2001/03/07 14:18
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投稿者:鈴木クニエ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文部科学省の管轄にある国立天文台は、しっかりと機能する広報をもつ珍しい国の研究施設である。一般に開かれた広報を維持することは、とても労力がいることだ。その大変な作業を担っているのが、著者を含む広報普及室のメンバー。電話や郵便での天文にまつわる問い合わせへの対応やホームページやニュースレターを通じての情報発信を、彼らが一手に引き受けている。
長年、天文台の電話番としてやりとりをしてきた著者が描く広報普及室の日常は、天文に興味のない読者も気軽に読める内容だ。かつ、「春分の日」問題など身近でありながら見落としていた事柄を気づかせてくれる。私たちはやっぱりカレンダーの中で生活しているのだ。
著者が取り組む一般向けの広報活動は、社会全体の底上げになくてはならない存在だ。こういう活動があることこそ、豊かさといっていい。「問い合わせ」は「ものを知りたい」という思いを実行に移したときの一つの形。その知識欲に答えようとしてくれる広報普及室の活動を、利用者である我々も応援し、大事にしていきたい。
