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商品説明
大学の存在意義と小学校教育のあり方、教育荒廃の根幹にあるもの、21世紀の日本の国づくり、日本IT革命の今後…など、各界識者の言葉を取り入れながら、日本の「新しい国のかたち」を問う。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
加藤 寛
- 略歴
- 〈加藤寛〉1926年岩手県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。慶応義塾大学名誉教授、千葉商科大学学長、千葉短期大学学長。著書に「亡国の法則」「教育改革論」「官の発想が国を滅ぼす」など。
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紙の本
「日本の知恵」はどこへ行ったのか?現役の大学学長が日本新生の祈りをこめて若者たちに語りかける
2001/03/18 22:16
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投稿者:和田 正光 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ケイオー育ちで千葉商科大学学長の著者は,「町に愛される」ワセダにエールを送り「楽しくなければ大学ではない」と改革に情熱を燃やす。若い人,特に大学生に一読を薦めたい。
パラサイトシングル(親に依存して生活する独身者),引きこもり,ケータイがなければ他人と話もできないなどの“症状”がある,いまどきの若者への憂いは深い。幼稚園,小学校から共生の教育で,自分の思いを他人に伝え,他人の痛みも理解する力を育てよう。殻にこもらない“健全な甘え”の気持ちも大切だと説いている。
著者は「生涯チャレンジ」の堀紘一,「パソコンからトロンへ」の坂村健,「あるがままにアジアを見つめる」渡辺利夫ら各界の一流者と対談する。超一流の『聞き手』である著者の「何のこだわりもなく他者から学ぶ」姿勢は見事である。西尾幹二氏の『国民の歴史』を支持し「忘れかけていた日本の良さを思い出そう。日本人の自信を取り戻そう」と呼びかける。「したたかな保守革命の徹底と根こそぎの構造改革」が日本新生の処方箋(せん)である。
(C) ブックレビュー社 2000-2001