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商品説明
男の不在、「関西」って何?、総理大臣の決め方、一七歳の二〇〇〇年…。『広告批評』誌巻頭時評の1999年10月号から2001年1月号までの掲載分を収録。「ああでもなくこうでもなく」続編。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
橋本 治
- 略歴
- 〈橋本治〉1948年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。77年「桃尻娘」で講談社小説現代新人賞佳作。以降、小説・評論・エッセイ等あらゆるジャンルで執筆活動を行う。著書に「双調平家物語」など。
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紙の本
良書ですが、あまり書店で見かけません。人ごとながらちゃんと売れているのかどうか心配です。
2002/01/04 01:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:quizhunter - この投稿者のレビュー一覧を見る
「広告批評」誌に連載されている橋本治のコラム、「あれ、結構面白いんだよなー」と思っていたら本になっていました。いわゆる時評なんですが、テレビを賑わすあれこれ、現代を生きるというなんやかんやを思わぬ方向から明晰に説いてくれます。いささか本気の冗談みたいな気が感じられてしまうのは、この人ならでは魅力というか、どっぷり&一気に楽しく読んでしまいました。
日経がすすめるビジネスなんとかとかいう特集にはまかり間違っても出ないでしょうが、「そもそも前提があやうくないですか」という橋本氏の問いかけは、そういった面々にも有用な気がしています。それはこの本だけというよりも、橋本治氏じたいがそんな問いかけを発している人だよな。とも思います。不安な時代に映える不安な存在。村上ショージみたいな風体でこんな鋭いこと書かれると…いや、それは余計な話ですか。
この人の歴史解説ってけっこう魅力的だなーって思ったら、そんな本出してますね。さっそく買ってみようかなあ。