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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.3
- 出版社: ビブロス
- レーベル: B-BOY NOVELS(ビーボーイノベルズ)
- サイズ:19cm/248p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8352-1169-3
紙の本
スキャンダル・ステージ (Be boy novels)
著者 鹿住 槇 (著)
トップアイドルの片平進矢の恋人は、美貌の俳優・杉本樹。互いに惹かれ、強く愛し合う2人。だが、スキャンダル視する進矢の事務所は、2人を引き離そうとする。反発した進矢は全てを...
スキャンダル・ステージ (Be boy novels)
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商品説明
トップアイドルの片平進矢の恋人は、美貌の俳優・杉本樹。互いに惹かれ、強く愛し合う2人。だが、スキャンダル視する進矢の事務所は、2人を引き離そうとする。反発した進矢は全てを賭けて、樹との愛を護るために戦うが…。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
甘々でもあったけどかなり辛い部分も。
2001/11/23 23:47
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投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きだけじゃうまくいかないのかな、というせつなさがたっぷりのシリーズ第三弾。
とにかく芸能事務所ってそういうことするの!?とフィクションだと頭でわかっていても、そのあまりの汚さに、本気で2人の行く末を心配し、進矢の事務所に憤りを感じてしまう。あとがきに連載中のアンケートで「沢木プロ、許せません!」とか「芸能界って、こんなにヒドイところだなんて!」と言うのが送られてきたと書いてあったとおり、本当にそんな気分にさせられてしまう。フィクションのお話の中で、ここまでリアルに汚さを感じ、そしてその中で流されそうになる二人のせつなさを感じる、そんなお話しを書ける鹿住さん、すごいなぁ、という感じです。
いつもは強気強気の進矢が、確かに最初こそ強気だったものの、あまりの事務所の汚さを目の当たりのして、その力の大きさを思い知らされ、恋人に手を出されることを懸念して逃げ出してしまうほど。その決断に、進矢もせつないし、樹もせつない。
その後の二人、という書き下ろしのラスト部分はしっかり甘ったるくフォローもされているし、せつなさたっぷり、甘さもしっかり、というテイストのお話しが好きな人にはかなりオススメなお話し。