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見知らぬわたし 老いて出会う、いのち
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.4
  • 出版社: 東方出版
  • サイズ:20cm/218p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-88591-711-5
  • 国内送料無料

紙の本

見知らぬわたし 老いて出会う、いのち

著者 森崎 和江 (著)

旧友への手紙の形式を取りながら、『月刊百科』1997年7月〜1999年6月号に掲載された身辺雑記に、収めきれなかった思いを書き入れたもの。【「TRC MARC」の商品解説...

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見知らぬわたし 老いて出会う、いのち

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旧友への手紙の形式を取りながら、『月刊百科』1997年7月〜1999年6月号に掲載された身辺雑記に、収めきれなかった思いを書き入れたもの。【「TRC MARC」の商品解説】

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紙の本

日本のフェミニズムに決定的な影響を与えた森崎さんの、老いとエロスの旅

2001/09/21 20:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:森岡正博 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 人は、エロスをどのようなときに感じるのだろう。その人の姿を見ただけで、こころがどきどきする、そのような気持ちのなかにもエロスが含まれているのか。エロスは、ここにいる自分自身を無防備にすることによって、どきどきする相手の中へと侵入してゆくことかもしれないと思ったりする。
 森崎和江さんの新著『見知らぬ私』を読むと、これとはまた異なったエロスの捉え方が示されている。森崎さんにとってのエロスとは、いのちをいつくしむこと、そして悠久の昔から連綿とつながってきた生命のざわめきに参与することであるようだ。その生命への参与のなかに、恋があり、ときめきがあり、融合があり、悲しみがあり、楽しみがある。
 森崎さんのエロスは、私の存在を大きく取りまく「自然」に向かっても開かれている。森崎さんは、蛍を見に行きたい、木に会いたいと言う。彼女にとって自然とは、生命を生み出したその根源であり、そして生命が老いて死んでゆくその終着点である。しかし、生命はそこで尽きるのではなく、土に還り、根源と一体化することによって、ふたたび、あらたな生命をはぐくんでいくのだろう。
 森崎さんは自分の身体を鳥に食べさせるというイメージを語る。「食べてほしい、食べさせたい、という思いは何でしょうね。いのちを、何かに。他の生きものに。微生物その他に・・・・」。おそらくそれが、自然とのエロスであり、交接なのだろう。「自然」と交わること、生命の連鎖と交接すること、その背景のもとに、たとえば好きな男と「楽しむ」ことが配置される。
 老化する身体の中に、日々あらたな生命が生まれると森崎さんは言う。「老いてなお、今朝のわたしが生まれているよ。いえいえ老いつつ生きてこそ、出会うわたしです」「おはよう、今朝のわたし」。そのように自分に言い聞かせ、いまの一瞬の魂を燃やすように生きてゆく。老いつつ生きるとは、このような生き方なのか。その視線は、海の向こうまで渡り、ちっぽけな国家の枠組みをしたたかに超えようとする。日本のフェミニズムに決定的な影響を与えた森崎さんの、老いとエロスの旅はまだまだ続きそうだ。(2001.8.24)

初出:信濃毎日新聞

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