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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.4
  • 出版社: 青土社
  • サイズ:20cm/254,7p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7917-5877-3

紙の本

狩りをするサル 肉食行動からヒト化を考える

著者 クレイグ・B.スタンフォード (著),瀬戸口 美恵子 (訳),瀬戸口 烈司 (訳)

捕獲した獲物のニクを独占せず類人猿は、仲間に特にメスにどのように分け与えるのか。その高度な思惑と華麗な戦略が、脳の大胆な発達を促した…。人類の知性の起源をサルたちの狩猟と...

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狩りをするサル 肉食行動からヒト化を考える

税込 2,640 24pt

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商品説明

捕獲した獲物のニクを独占せず類人猿は、仲間に特にメスにどのように分け与えるのか。その高度な思惑と華麗な戦略が、脳の大胆な発達を促した…。人類の知性の起源をサルたちの狩猟と肉の分配行動に求めたフィールドノート。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

クレイグ・B.スタンフォード

略歴
〈スタンフォード〉南カリフォルニア大学助教授。専攻は人類学。アフリカ、アジアそして中南米で、類人猿やサルのフィールド研究を行う。

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紙の本

肉食からヒト化のプロセスを考える

2001/04/13 00:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:西川大亮 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ヒトを含む霊長類の一部は肉も食べる。肉は高カロリーだから重要な食料だ。だがチンパンジーやオマキザルにとって“肉”はボーナスであり、オスによる狩りは採取活動の合間、散発的に行う。だが狩猟民の男性は、狩りだけを専門かつ積極的に行う。なぜヒトは、このようなリスクの割に報酬の低い戦略を取るのか?

 本書はサル学と人類学の知見より、類人猿+サルの肉食性とヒトとを比較。かつて起こったヒト化のプロセスを考察する。そこから“肉”を政治の道具として捉え、社会的知性がヒト化に与えた影響を議論する。非常に興味深い。

 ヒト化における狩りの重要性を訴えた「人間−狩りをする者」なる概念は、一九六六年に提示された。だが、当時の主張は女性軽視・蔑視的であり、ゆえに多くの反論と攻撃を受けた。実際、狩猟民における栄養の大半は、女性の採取行動によって獲得される。

 著者はこの概念をいま一度取り上げ、肉の分配行動とメスの役割の重要性を指摘することで、修正を試みる。チンパンジーのオスは獲物の分配権を独占するが、パラグアイ東部、アチェのハンターは自信が獲得した肉の分配権を持たない。チンパンジーのメスは、交尾の権利とオスが獲得した肉とを交換する。アチェの女性は最良のハンターを恋愛対象として好む。

 階層制から平等主義の強い狩猟社会に変化することで、狩猟の腕前は男性にとっての数少ない政治的カードとなり、女性にとって肉は、自己の繁殖に大きな影響を与える戦略物資となる。肉の獲得に関する性的不均衡が、異なる繁殖戦略を取る男女間の通貨となり、食料以上の価値を持つ。つまり「肉の利用から起こる操作と社会的なずるさ」がヒトの行動のルーツである、と著者は解釈する。

 高いリスクの割にエネルギ効率的の劣る食材 “肉” に、栄養面以外の付加価値がある。だから私たちは、他の食材より “肉” が美味いと余計に感じるのかもしれない。訳がやや硬いが、サルからヒトへと進む道に、新たな光を与える良書だ。

(西川大亮/北海道大学大学院 工学研究科 博士課程)

目次
前書きと謝辞
第1章 消すことのできない刻印
第2章 「人間−狩りをする者」とその他の話
第3章 類人猿の性質
第4章 鮮新世からの見解
第5章 狩猟民
第6章 ゴリラの中の幽霊
第7章 肉の家父長制

参考文献
訳者あとがき
索引

(原題)
THE HUNTING APES : Meat Eating and the Origins of Human behavior

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