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倫理という力(講談社現代新書)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 11件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.3
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社現代新書
  • サイズ:18cm/187p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-149544-5
新書

紙の本

倫理という力 (講談社現代新書)

著者 前田 英樹 (著)

倫理という力 (講談社現代新書)

税込 902 8pt

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みんなのレビュー11件

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評価内訳

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  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

そして僕は途方に暮れる

2001/12/27 10:45

4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:小田中直樹 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 どんな本にも「語り口」があるけど、この本にもある。たとえば「むろん、私は美味いトンカツの重要性について述べているのではない。では、何の重要性について述べているのか。それを簡単に言うことは、どうもたいへん難しい。けれども、大事なことはみな、このように難しいのである」(九ページ)。あるいは「なぜ人を殺してはいけないの?という中学生の質問を、ある文芸雑誌が大特集で取り上げていた……。私が呆れたのは、ここに並んだ意見の例外なしの理屈っぽさである……。みな自分は個性的で鋭利なつもりだが、理屈を言い募ることに個性などはない」(一〇〜一二ページ)。僕は、こういった語り口が大っ嫌いだ。読者や他の人々の存在など最初っから無視したような、自分だけが知の高みにあるような、唯我独尊というか唯我独存というか、だけど他の人々にも認めてもらいたいような、そんな姿勢が、この語り口には表現されてると僕は思う。こんなことをいうと「怖れを知らぬ者」(八ページ)っていわれるかもしれないけど、別に構わないのだ。

 でも、「よく生きる」(一八五ページ)ことについて思索したこの本に中身がないかっていうと、そうじゃない。社会のなかで生きなければならない僕らの心の底に「倫理の原液」(二六ページ)を見出し、そこから僕らが他の人々と取り結ぶ人間関係のあり方を論じてくこの本は、いわくいいがたい説得力にあふれてる。著者の前田さんのメッセージを見てみよう。人間は言葉を持つかぎり独りでいても独りじゃないから、社会の中で生きざるをえない。僕らが道徳を守るのは、守りたいと思うからだ。つまり、自由意志で義務を負うとき、人間は自由になり、そこから倫理が生まれる。そして、よく生きるとは「在るものを愛すること」(一七〇ページ)であり、「自然の必然性」(一八二ページ)を受け入れることなのだ。「個人か集団か」とか、「自由か必然性か」とか、「文明か自然か」とかいった、巷に溢れる二分法を前田さんは軽々と(でもないけど)とびこえ、社会のなかでよく生きようとするときに進むべき途を(文章はぐにゃぐにゃしてるけど、理屈としては)まっすぐに指し示す。僕は倫理にも哲学にも素人で、普段は何も考えずに生活してるけど、自由意志で義務を負うことの大切さというか楽しさというか、そんなものを日常生活で感じることはあるから、いちいち頷きながらこの本を読みおえた。

 でも、この本の中身をそう理解すると、僕は複雑な気分になる。前田さんの立論の基本には、人間は社会的な動物だってことがある。もちろん、倫理っていうのは個人と個人の間に生まれるんだろうから、それは当然のことなのかもしれない。でも、それだったら、どうしてもっと人に届く語り口を採らなかったんだろうか。前田さんの立論は、よく見ると、とてもまっすぐだ。それだったら、どうしてもっとストレートな語り口を採らなかったんだろうか。僕は、本を書くっていうのは一種のコミュニケーションに違いないって思ってる。もちろん筆者と読者が直接話をするわけでもないし、本の執筆っていうのは孤独な作業だろう。でも、それこそ前田さんがいうように、自分の頭のなかに想定読者を設定し、彼(彼女)と対談しながら筆を進めるっていうのが本を書くってことなんじゃないだろうか。そうすると、コミュニケーションしようとしない語り口を持つ本というのは、それだけで問題ありだし、倫理を論じる本としては失格に近いと僕は思うのだ。

 でも、やっぱりこの本はどこか迫力がある。スピノザ、デカルト、カントといった、僕でも名前だけは知ってる大物の思想の参考書としても読めるし、「やむにやまれぬ」っていう前田さんの気持ちも(本当にそう思ってたかは本人しかわからないけど)伝わってくる。というわけで、僕は途方に暮れている。[小田中直樹]

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紙の本

世界を肯定する倫理の力

2001/04/08 18:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミハイルン・バチフン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 少し前に『世界を肯定する哲学』という題名の本を読んで生きる気力をなくしていたのだが、この本のおかげですっかり回復することができた。この本にこそ先のタイトルを掲げてみたい気がする。
 「倫理の原液」を取り戻すにはどうすべきか、「自然」や「物」のもつ知恵から直接学ぶにはどうしたらいいのか、というのが著者の問いである。このような著者の問い方は、つまらない理屈に慣らされた者には不完全な論理にしか映らないかもしれない。たとえば著者はこう言う。「私たちの社会で、殺人を禁じているものは、法律でも国家でも、また社会そのものでさえない。この社会を、そうしたさまざまな禁止によって生んでいる何かである」。このような叡智の存在に感覚的に手応えを感じない者には、この本は何も伝わらないおそれがある。あるいはまた、集団に与する本能と個体に与する知性の間の矛盾から道徳は生まれたとし、結論として「人は、ただ端的に道徳を守りたいのである」という地点の存在を著者は指し示す。飽食に慣れた本能や、肥大した知性が邪魔をしてしまう者には、これはつまらない独り言にしか聞こえないのではないだろうか。
 しかし言うまでもなく、「なぜ人を殺してはいけないのか?」などと理屈を振り回す子供たちと、それに対して予定調和のような理屈を提示する大人たちの間には、何も起こらない。そんな八方ふさがりの地点から、見晴しのいい高い場所に登るための道をいくつも用意した著者は、まさしく「世界を肯定」する努力に満ちている。「理屈」が優先する時代の誘惑に負けて「欲望の自動機械」に成り下がる前に、著者の崇高な態度に「感化」されたいと感じたのは私だけではないだろう。

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紙の本

沈黙の力にとどく言葉

2005/10/11 15:41

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 プラトンは知恵を愛する人を料理人に譬えた。ベルクソンとともに著者はこの比喩を愛好する。だから倫理を語る本書にトンカツ屋のおやじが登場した。「トンカツ屋のおやじは、豚肉の性質について、油の温度やパン粉の付き具合について随分考えているに違いない。…その考えは常人の及ばない驚くべき地点に達している可能性が大いにある。このことを怖れよ。」なぜか。「怖れることができるには、自分より桁外れに大きなものを察知する知恵がいる」からである。
 著者もまた巧みな料理人として、倫理という食材を捌く。その旨味、すなわち「潜在的道徳」や「倫理の原液」をひきだすために。倫理とは人間の業である。しからば人間とは何か。道具を使う動物である。言語を操る動物である。この最初の捌きが本書の風味をかたちづくる。
 道具は自然との接触において技術という知恵をうみだす。美味いトンカツを揚げる技とスピノザを註釈する技倆とが同じ価値で出会うような場所で成り立つ技術。その技術を継ぐことが同時に人間というものを継承することである。それは木に学ぶ宮大工の棟梁の倫理学につながっていく。「自然は私たちの知性に、ほんとうは何をさせたがっているのか、宮大工はどうやらそれを知っている。「物の心」、「人の心」を知る彼のやり方が、そのまま彼にその知恵を育てさせる。このような知恵が発する声に、私たちは耳をすませたほうがよい。その声の向こうにもっと低いもうひとつの声が聞こえる。それは、自然が知性に命じる声だ。道具を用いる知性が知性を超えて、ひとつの黙した倫理に達する路が、ここにある。」
 言語は知性の発明品ではない。知性(個体の能力)が本能(集団の能力)から完全に分化したその地点に、言語は知性と共にすでに存在していた。著者はそう考える。まず知性のエゴイズムから共同体を防衛するために、死後の世界や転生の物語を言葉や絵図で仮構する「静的宗教」が生まれた。しかし、宗教は知性に対する自然の防衛反応である以上にもうひとつの源泉をもっている。すなわち「エラン・ヴィタール」(倫理の原液)。ある「特権的な魂」によって告げられる「あなたの隣人を愛せよ」というただそれだけの言葉のうちに集約される「動的宗教」。「静的宗教のなかに点火されて人類のなかに燃え続けてきた何か、消えかかっては再燃し、飛び火していった何か、宗教と呼ぶにはあまりに単純な言葉でしか表わすことのできない一つの力、私たちの社会を世界規模の危機から救うものは、まずこれだろう。これを動的宗教の本質と呼ぶかどうかはどうでもよい。この力は、黙していて、個体の知性の上に、知性以上の強い動力としてやってくる。」
 調理の仕上げの時を迎える。自分より桁外れに大きなものへの怖れ。知性が知性を超えてひとつの黙した倫理に達する路。個体の知性の上に、知性以上の強い動力としてやってくる沈黙の力。「私たちの生の目的は、自然という〈ひとつの生〉が創り出す目的と同じ方向を向いている。私たちの理性は、この目的が何なのかを問うことはできる。が、明確な答えを引き出すことはできない。「在るものを愛すること」だけが、ついにその答えになる。」
 生の究極の目的は、決して忙しがらずに美味いトンカツを揚げること、毎日白木のカウンターを磨き上げながら自分の死を育てていくことである。人はこの言葉に説得されるだろうか。「在るものを愛すること」という言葉は在るものを愛することへと人を動かすだろうか。もしそうであれば、ここにひとつの奇跡が成就したことになるだろう。著者の綴る言葉は熟成したソース(倫理の原液)に浸された芳醇な料理としてさしだされる。

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2007/04/08 21:08

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2009/06/25 06:32

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