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目次
- 地 図
- 第二十五章 ここでは驢馬の鳴きまねの冒険の発端が語られ、次いで人形師の愉快な冒険と占い猿による記憶に値する占いが書きとめられる
- 第二十六章 ここでは人形使いの愉快な冒険が続けられ、と同時に、そのほかの、まったくもって実に楽しいことが語られる
- 第二十七章 ここでは、まずペドロ親方とその占い猿の正体が明かされ、次いで、ドン・キホーテが予期したようにも、望んだようにも終ることのなかった驢馬の鳴きまねの冒険において、彼がこうむった災難が語られる
- 第二十八章 この章を読む人が、注意深く読めばその意味するところが分かるであろうと、ベネンヘーリが言っている種々のことについて
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紙の本
ねじれた構造
2002/02/19 09:37
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投稿者:白井道也 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この“後篇2”から、『ドン・キホーテ』のねじれた構造がどんどん前に出てきますね。“前篇”を読んだ公爵夫妻がドン・キホーテとサンチョ・パンサをひっつかまえて歓待する。サンチョは念願であった島の統治をする(と本人は思い込む)。彼らをだまして公爵夫妻が大喜び、それを読んでるわれわれ読者もまぁ楽しい。
騎士道物語に魅せられた狂人が冒険に出る、というシンプルなアイデアが、こういう巧みなアイデアで後世まで読み次がれるものになる。