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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.6
- 出版社: 博報堂
- サイズ:21cm/429p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-938526-50-6
紙の本
ファンキービジネス ヒジョーシキ人間にカイシャを開放せよ
著者 ヨーナス・リッデルストラレ (著),シェル・ノードストレム (著),須田 泰成 (訳),中山 ゆーじん (訳)
スウェーデンの経済学者コンビが、世界のビジネスマンを仰天させた本の日本語版。ビジネス書ではなく、資本主義の終わりを生き抜くためのハウツー本。これからのもっとエキサイティン...
ファンキービジネス ヒジョーシキ人間にカイシャを開放せよ
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商品説明
スウェーデンの経済学者コンビが、世界のビジネスマンを仰天させた本の日本語版。ビジネス書ではなく、資本主義の終わりを生き抜くためのハウツー本。これからのもっとエキサイティングになる企業社会を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ヨーナス・リッデルストラレ
- 略歴
- 〈リッデルストラレ〉ストックホルム経済大学上級経営学研究センター所属。
〈ノードストレム〉ストックホルム経済大学国際ビジネス研究所所属。
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紙の本
常識で凝り固まった考えをぶち壊そう、ねぼけた意識を覚醒させるクールなラップ
2001/10/10 18:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:松尾順 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんじゃ、これは…… こんな、変なビジネス書は見たことないぞ。
ハゲ頭の2人の男(れっきとしたストックホルム経済大学の助教授だが)によって書かれた本書は、とことんヒジョーシキを追求した本だ。原書はどうだか知らないが、日本語に訳された本書には、ご丁寧にも内容に触発されたマンガが至るところに挿入されている。
現在の社会制度や価値観、経済から企業、リーダーシップまで、多岐にわたるテーマをまるでラップミュージックのようにノリの良いテンポで饒舌に語る彼らは、最後まで読者を挑発し続ける。
著者たちが語っていることは必ずしも新しい指摘ではない。曰く、「競争において最も大切なのは知識において優っていることなのだ」、「オレたち全員が国際的な競争から逃れることができない……」
しかし、彼らの狙いは、他の学者のように、したり顔で美しく整理された理論を解説したり、キャッチ−なコンセプトを提示することではない。複雑さを増した現代に立ち向かうために、企業は、また個人はどう行動しなければならないのか、を考えさせようとしている。そのためにまず、ねぼけた意識を覚醒させようとしているのだ。
本書から何かを得ようと思っちゃいけない。著者たちと紙上で対話しよう。彼らの挑発に乗るのである。イマジネーションを広げよう。常識で凝り固まった考えをぶち壊そう。本書が価値のあるものになるかどうかは、貴方の読み方次第である。 (bk1ブックナビゲーター:松尾順/Eビジネスプロデューサー 21001.10.11)
紙の本
世界が変わればヒジョーシキビジネスが繁盛する
2001/06/25 13:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
【『Funky Business』〜才能が資本をハイにさせる】
「もし、未来予測の本が欲しいのなら、他の本を当たりな。この本は未来について書かれていない。我々が今まさに住んでいるファンキーな世界について書かれたものだ。未来はもうやって来ている」
『ファンキービジネス』の序文には、このような一節がある。それは昨年の暮れに出版され、ロンドンの書店ではいまだに平積みされているベストセラーだ。現在のところ17カ国で販売されているが、残念ながら日本語版はまだない。それにしても変わった本である。スキンヘッドの二人が額と額をくっつけ合って、「ア〜!!」と叫んでいる横顔のどアップ写真が表紙となっている。二人は普段から黒のレザーパンツを穿き、黒いTシャツの上に黒の皮ジャンを着ている。この二人の名前はヨーナス・リッデルストレとシェル・ノードストレム。この本の著者だ。単なる不良中年の二人組と思いきや、実はスウェーデンの名門ストックホルム商科大学の助教授で、自分たちのことを「ファンクスター(=ファンキーの体現者)」と呼ぶ。そんなわけで、彼らは自分たちの授業や講演を「ギグ」と名づけている。
では、『ファンキービジネス』は何を伝えたいのか? 先程引用した箇所の続きを読むとこう書かれている。
「この本は自己改造を指南する書だ。俺たちは、我々が誰で、どこにいるのか、また何が起きているのか、そしてそれがなぜ起きているのかを考えるためにこの本を書いた」
つまり、ファンキーな世界で自分を見失うことなく生き残り、そしてあわよくば成功するためのアドバイスを伝授しようとしているのだ。
(中略)
『ファンキービジネス』の概要をここまでざっと紹介してきたが、最後に著者であるヨーナス・リッデルストレとシェル・ノードストレムが一番伝えたいメッセージを記して、この紹介記事を締めくくりたいと思う。
「企業はもっと面白い場でなければならない。社員がクリエイティブになり、リスクを自ら負う企業家となる場。才能のある社員がとどまりたいと思う場。とんでもないアイデアが生まれ、より速く製品化される場。そして、常に変化する場でなければならない」