紙の本
元気になりたい人、やる気を持ちたい人、武蔵ファンの人、ご一読!お薦めです。
2001/05/17 00:29
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投稿者:dragon - この投稿者のレビュー一覧を見る
■とにかく,読み終わると元気がでます。ようし,オレがやってやろうじゃないか!というような気分にさせてくれます。仕事をがんばっているのだが,なにか不満がある。という人や,ちょっとうまく行かなくて,落ち込み気味の人,などはぜひ読んでみたらいかがでしょうか。1時間ぐらいで読み切れる、元気回復剤です。
□内容は、1章がエルバート・ハバートさんの「ガルシアへの手紙」を訳したもの。それ以降は,すべて武蔵さんの解説,というよりもいつもの,武蔵節が吹き荒れているという内容です。武蔵ファンには,新作として楽しめますね。
□福沢諭吉「学問のすすめ」とサミュエル・スマイルズ「自助論」の引用を交えながら「一人一人の国民の力があって,その国が,よい国になるのかどうかが決まるのだ。」「他人や社会や国などに依存する生き方をしない。自分で道を切り開く。自分の力を出し切る人にこそ神は祝福を与えてくれるのだ」という当たりは、得意の書き方という感じで、安心して盛り上がれます(^-^)
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2005/03/28読了。
―私は、人を人たらしめるのは、成長しようとする意欲とその実践であると考えている。
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ガルシアとは、かつてアメリカとスペインがキューバを巡って戦争をした、キューバ紛争の際、キューバにいた反スペインのリーダの事。
この物語は、アメリカ合衆国がどうしても反乱軍のリーダーガルシアに連絡を取らなければならなくなった、というくだりから始まります。
そして、どこにいるかもわからないリーダーに手紙を届けた、ローワンという将校の物語です。
物語の本編自体は13ページ。
目次でいうと、「ガルシアへの手紙」以降は、訳者であり解説者のハイブロー武蔵氏の解説で構成されています。
ちなみにこの本、トレーナー、マネジャー、リーダーなど、管理職が読んではいけない本です。
要点だけかいつまむと、与えられた仕事は自分で考えて実行しろ! ということです。
しかし、そんな部下ばかりなら、上司など必要ありません。
また、そんな人材ばかりを採用はできません。
きっぱり断言できます、できません。
また、今、前線で働いている人が読むのもどうでしょうか?
確かに、自分で考えて行動することは、ビジネスのシーンでは大切なことのひとつです。
この本のローワンと同じ行動ができるなら、すぐにでもリーダーなど前線のサポート役になるでしょう。
しかし、他の人が同じ考えで行動するということと、勘違いしてしまう恐れがあります。
人は自分と違います。
こう考えてほしい、このように行動して欲しい、と思うのであれば、
「やって見せ、言って聞かせてさせてみて、誉めてやらねば人は育たぬ」
をやっていかないと駄目でしょうね。
いずれにしても、本書は注意すべし。
自分がローワンの考え方をもつのであればOKですが、人に同様のものを求めてはいけません。
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短い!!150ページくらいで文字も大きいのでとても読みやすく、何がいいたいのかも直感的にわかるように書かれている。全世界で一億冊セラーを記録している「ガルシアの手紙」をわかりやすく日本語訳して説明してくれている著書である。個人的に考え方というか人生観というかがリンク、噛み合う、思い当たる節がかなりあったので高評価★5つです。是非いろんな人が読んでほしい「ガルシアの手紙」でした。
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「ガルシア」という人物は、アメリカとスペインがキューバで戦争をしていた時にキューバにいた反スペインのリーダです。アメリカはどこにいるかわからない「ガルシア」に大統領からの手紙を渡さなければならなかった。
そこでローワンという男が、手紙を届けることになった。
ローワンは、手紙を届けることが困難な問題だと分っていたが、リーダー(大統領)の意志を理解し、何も言わずに届けに行った。
普通の人であれば「ガルシアはどこにいますか?」「どうやって探しますか?」など聞き返しがちだが、ローワンは自分でその問題を解決していった。
仕事においても同様で、リーダからある仕事を頼まれたとしても、余計なことは問わずに自ら解決していく事が必要である。
○「自分がやるんだ」という気持ちを持つ。
・自分でやる ・他人の力をあてにしない ・他人のせいにしない。言い訳なんか考えない
自分が見込まれ、自分が頼まれた以上、その信用になんとしても応える。
○第二次世界大戦以降、日本が成長したのは、国民一人一人の意識である
・「勉強して立派になろう」 ・「会社のために役立とう」 ・「子どもにちゃんとしたものを食べさせたい」 ・「親孝行したい」などの意識であり意欲である。
○気概(きがい)と熱意
自分の生き方をしっかりと持ち、こういう人間になるぞという意欲を持つこと
○できる人、成功する人の覚悟は
・気概と熱意を持ち続けること
・明るく、前向きに行こうと思い続けること
・他人に思いやりと感謝の気持ちを持つこと
○本を読む人は、人間的に成長する
本を読む人は、自分を成長させようという問題意識をどこかに持っているからである。
○「どんな人でも、少なくとも一日に一つ、自分には難しいことだと思えることに挑戦し、それをやり抜かないかぎり、人として大した成長は出来ない。」
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あなたはガルシアに手紙を届けることができますか?届けれる人と届けれない人がこの本を読めばわかります。
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20世紀初めの英雄談。世界各国の言葉に翻訳され、世界でもっとも読まれた本のひとつとなっている。
(小谷)
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ハイブロー武蔵さんの本なので読んでみた。
人に頼るな!自分でやれ!
仕事する前に読んでおいて良かった!
かな?
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これまた今の自分のありかたに自信を与えてくれますね。ってことは、この本を読んで一番に感じたのは自助努力のアメリカンスピリットだったんですけど、結局おれの思考・思想も連中と似たようなものとゆうことなんですかね。もう一つ文句つけたいのは、発展してなんぼ、発展至上主義みたいなとこがあるけど、そこはなぁ〜。ホントはみんながのんびりできる世界を作れたらいいんだけど。
一番気にいったフレーズはこれ,「真の友とは、あなたのことをすべて知っていて、それでもあなたのことが好きな人である」。これはおれのなかで真理。
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「どんな人でも、少なくとも一日に一つ、自分には難しいことだと思えることに挑戦し、それをやり抜かないかぎり、人として大した成長はできない」
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(2009.01.20読了)
日経・夕刊、水曜日の「読書日記」で紹介されていたので、図書館から借り出して読んでみました。自己啓発書ということでしょうか。
Amazonで検索してみると、分類・アメリカ史で4位になっていました。1位から3位は、チェ・ゲバラ関連の書籍です。
題名からは何の本なのか分からない、読んでみてもどうしてこの本が、と思ってしまうのですが。読解力が足りないのでしょうか?
全体で110頁ほどある本の内「ガルシアへの手紙」の訳文は、14頁ほどにしかすぎません。残りは解説です。
「アメリカとスペインとの間で、キューバを巡って戦争が起きた時、合衆国は、どうしても、すぐに反乱軍のリーダーと連絡を取らなくてはならなかった。そのリーダーの名はガルシアという。」(8頁)
ガルシア将軍への手紙を届ける役割を頼まれたのは、ローワンという名の男だった。
ローワンは、マッキンレー大統領からガルシアへの手紙を黙って受け取り、「ガルシアはどこにいるのですか」とも聞かず、どうやって行ったらいいかも聞かず、ちゃんと渡して帰ってきた。
「ガルシアへの手紙を頼まれたなら、その信書を静かに受け取り、バカな質問をせず、ガルシアへ手紙を届けることに全力を尽くす人は、決して仕事をクビになることはないし、賃金の値上げを求めてあれこれ画策することも必要でない。」(19頁)
あれこれ苦情ばかり言って、なにも一生懸命やろうとしない人より、頼まれたら、あれこれ自分で工夫してやり遂げる人が求められている、ということを言いたいようです。
もっともなことです。
「ガルシアへの手紙」が書かれたのは、1899年2月22日ということです。1913年の時点で、4千万部印刷されたそうですので、大変なベストセラーです。そしていまでも売れているとは、大変なことです。
日露戦争の時、前線のロシア兵全員が「ガルシアへの手紙」のロシア語版を持たされていたそうです。(23頁)
(2009年1月22日・記)
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うーん・・
アメリカっぽい。オレはあんまり共感しないなあ
支払われる報酬以上の奉仕をしないものは、それ以上の報酬を得られることはない。という言葉は引き出しにしまっとくかな。
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すぐ読めます。書いてあるのは、ごくごくシンプルな内容。要するに、つべこべ言わずに全力を尽くせ。後は感謝を忘れないとかひとを大事にとか、守れない「当たり前のこと」。できてないと思うより、まず1日ひとつのチャレンジを。
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「仕事を貰ったら黙ってこなす。愚痴も言わずにやることを坦々と行う。それが本来あるべき自立した大人の行動である。」と言う事を説明している。
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人事の採用・教育担当者は必読ですね。
(私もかつては採用・教育担当でした)。
<本文のまえがきから>
今、時代は、そして世界は「変化」を求めている。
人々の「変化」への勇気ある挑戦を求めている。
その変化の対象が「ガルシア」なのである。
そのやるべき「課題」がガルシアなのである。
自分も「ガルシアに手紙を届ける人」にならなくては!