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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.4
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/303p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-210347-8

紙の本

ほぼ日刊イトイ新聞の本

著者 糸井 重里 (著)

まったくのパソコン素人が一念発起。「ほぼ日刊イトイ新聞」をインターネット上に立ち上げてから3年、ドタバタしながらも、どんどんにぎやかなサイトに育っていく。超人気ホームペー...

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ほぼ日刊イトイ新聞の本

税込 1,870 17pt

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商品説明

まったくのパソコン素人が一念発起。「ほぼ日刊イトイ新聞」をインターネット上に立ち上げてから3年、ドタバタしながらも、どんどんにぎやかなサイトに育っていく。超人気ホームページの誕生と成長のドラマを綴ったエッセイ。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

糸井 重里

略歴
〈糸井重里〉1948年群馬県生まれ。法政大学文学部中退。広告コピーを手がけながら、ゲームの製作、作詞、詩、小説、エッセイ執筆など数々の創作活動を行う。著書に「家族解散」など。

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みんなのレビュー29件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

そつのある生き方。

2001/06/04 10:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鞆  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 そつがない、という言葉があります。なにかをする時に失敗することなく、スムーズに事を運ぶ事をいいますが…。この本の中には“そつ”がいっぱい詰まっています(笑)
 でも、そのそつばかりの七転八倒の中から生れてくる“新しいかたち”を目にする事で、自分に足りないものやこれからのビジネスの新しいかたちが垣間見られるのです。
 願わくばこの「ほぼ日刊イトイ新聞」という新しくも刺激的な“事件”に触れる事によって、自分が変わっていけたなら…。意外なほどに、“熱い”本です。

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紙の本

インターネットの果てしない可能性をキラリと垣間見せてくれる一冊

2001/06/02 18:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はちまん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 星の数ほどあるホームページの中で不特定多数の読者とこれほどまで勇猛果敢に交流しようとするホームページは初めてだ。フォーラムやチャットコーナーで読者と読者のコミュニケーションの架け橋になろうと試み実践しているホームページはたくさんあるが、ホームページの運営母体自らが積極的にリピーターもビギナーも含めた読者と関わりあおうとするホームページはありそうで実際は稀である。
 人間という動物は本質的に飽きやすい。新しい情報に常に触れていなければあっという間に去っていってしまう厄介な動物なのだ。このホームページの主宰者である糸井重里自身もこのことを熟知している。そこまで鋭敏にならなくても、とこちらが心配になるくらい読者の反応をむさぼるようにキャッチし「おもてなし=エンターテイメント」しようと懸命である。
 真剣であるが、楽しそうでもある。このバランスがいい。読者からのリアクションにリアルタイムでリアクションしようとするこそのスタンスこそ「インタラクティブ=相互作用的」と呼べるものだろう。だが「言うはやすし、行うは難し」でもある。
 この理想的なホームページの在り方を実現するための飽くなきチャレンジと七転八倒のストーリーがこの本には見事に描かれている。まるでメイキングフィルムを見ているかのようなスリリングさだ。そして実際にほぼ日のホームページが読者を巻き込んで見せようやろうとしているのは、実際に掲載されるコンテンツだけじゃなく、この舞台裏のドラマという名のコンテンツの方かもしれない。この本を読めばよくわかる。きっと行きつけのスポットのひとつになるだろう。保証します。

○著者が繰り返し口にする「サクセスなき成功」を僕は「ゴールテープのないマラソン」だと勝手に解釈したのですが、蛇足ながら。

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紙の本

ほぼ毎日

2001/06/02 16:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コバチュウ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私はほぼ日の読者だ。そして糸井重里氏のファンだ。日々見ながら、常々思っていた。ほぼ日にあふれる情熱とエネルギーが、一体どこからくるのか。この本をよんで全て合点がいった。
 一見華やかにみえるほぼ日の裏にある、糸井重里という人と、関わるスタッフたちの苦悩が、自分のいま置かれている立場と重なって、涙があふれた。
 それは感動とか悲しみというのではなく、もっと根本的に魂になにかが伝わってきたからだと思う。はっきりとうまく言葉にできないが、多分、そういうことだろう。
 すでに3度読み返したが、そのたびに涙があふれる。まだ、ここに希望がある。そう心の芯から思えた。とくに、インターネットに関わる職種の人は、読むべきである。いかに自分が軟弱であるか、露呈するはずだ。
 しかし同時に確信できる。まだ自分たちにも何かができるはずだ、と。

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紙の本

よいクリエイティブに必要なもの。

2001/06/02 12:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タカバシ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 読んでいる途中で、もしくは読んだ後で自分を振り返って、元気になれる本がある。僕の場合、例えば「チーズはどこに消えた?」もそんな本だったけど、あれはどうにも抽象的で本当に元気になったのか、霞を食べせられたような感もある。
 この「ほぼ日刊イトイ新聞の本」はその点とても具体的だ。サイト立ち上げから今までのことをとりあげているんだけどクリエイティブというものを健全に追求している姿勢を感じられる。インターネットの世界で、うまくクリエイティブが評価されていない今、クリエイティブに携わる人には必読の本だと思います、オススメします。

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紙の本

元気をありがとう

2001/06/08 01:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きわむ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本にはオチはありません。でも、自分の力で新しい生きかたを見つけようとしている人のストーリーがあります。
 いま何かにつまずいてたり、つまずいてることに気づかないようにしていたり、特に何もつまずいていなくても読むことをお薦めします。やる気や、元気が体からにじみ出てきます。

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紙の本

飛んで火に入るイトイさん(^_^;)

2001/06/03 04:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Jun - この投稿者のレビュー一覧を見る

 糸井重里氏、はじめて見たのはNHKのテレビの司会であった。最初の印象は、鼻の穴の大きなおじさんだなあ、であった。そんなにテレビウケする様な顔でもないし、それ程しゃべりが上手い様にも見受けられなかった。コピーライターという職業らしいが、何故この人が、番組の司会をやっているか全く分らなかった。それが彼の最初の印象であった。

 が、その後、週刊文春の「萬流コピー塾」とゆーコーナーで彼がコピーライトの塾長をやっていたのだが、そこではじめて彼の、優秀さ、鋭さを見せつけられたのだった。う〜、そーゆー見方があるのかあ!と、毎回毎回発見の連続だった。それ以来、チェックしている人、それが糸井重里氏である。

 つまり、外見ではなく、100%中身で認められている人なわけである。

 さて「ほぼ日刊イトイ新聞の本」である。

 この本は「ほぼ日刊イトイ新聞」のあれやこれやを通して、糸井さんの人となり、糸井式生き方、糸井さんなりの発見が、発見できる本だ。それがこの本の本質だと思う。

 この本の中で、糸井さんは「ああ!そーゆーことだったのか!」とゆー自分なりの発見を多く書かれている。糸井さんの発見と同時に、読者も同じ?発見を追体験することになる。これがこの本のお得なところだろうか。クリエイティブな人であれば、その発見、新しい知見に基づいて、さらに新たな発見をするかもしれない。

 クリエイティブなものに最も価値を置く人間は、読む事をオススメする。クリエイティブなものに価値を置く糸井さんは、その価値基準故に、自らウィルスを受け入れ、自ら闘病している様にも読める、大変面白い本だ(^_^;)
 クリエイティブ至上主義を実践すると、どーなるかを先頭きって体験してくれている。

 価格が1700円と高価なので、本当は書店で立ち読みで済まそうと思っていたのだが、読み進むうちにハマッてしまって、結局買ってしまった(^_^;)
 最初の方にある「流行っていたイトイ、流行らなくなったイトイ」の部分を読んでハマッてしまったのだ。

 自分の事を「流行らなくなったイトイ」などと表現している部分を読んで、この本、真剣に、マジで書いてるなと思い、吸い込まれ買ってしまったのだった。

 とゆーことで、糸井ファン、クリエイティブ至上主義者は、是非、読もう〜。

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紙の本

ReadTheほぼ日刊イトイ新聞の本

2001/06/02 14:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ウォルラス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ボクは 前からインターネットの「ほぼ日」(ほぼ日刊イトイ新聞の略)にはよく行っていた。ためになるコンテンツやおもしろいもの、また癒し系の金魚などがあったためだった。
 僕自身、HPを運営しているので更新のつらさなどはよくわかっていた。けれどここまで恐ろしい情報量の更新をするとは...いつもビックリしていた。
 そこでこの本を読んで 糸井さんがどのようにしてここまでこれたのかがよくわかった。やはり糸井さんには憧れてしまう。そんな魅力がにじみ出ている本だった。

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紙の本

「ほぼ日」の本。

2002/07/02 04:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:京太 - この投稿者のレビュー一覧を見る

インターネットはおろか、パソコンもろくに触ったことがなかった著者が、ホームページ「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げ、それを、一日のアクセス数が30万を超えるほどの人気サイトに成長させるまでの体験記、などと、いまさら紹介するまでもないのですが。

この本が発売されて1年以上たちますが、「ほぼ日」は、現在もその人気を維持しながら継続中で、著者の主張が間違いでなかったことが良くわかります。インターネットを金儲けに使うのではなく、タダで新しいものを作り続けていくという著者の姿勢には、共感を覚える人も多いのではないでしょうか。

僕としては、その主張とは違う意見を持っているのですが、それでも面白く読みました。こういう「製作の舞台裏」的な本が好きな人はもっと楽しめるでしょう。

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紙の本

ネット関係者必読の書

2001/08/18 13:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:katu - この投稿者のレビュー一覧を見る

 1日に35万アクセスを記録するというインターネット上の超人気サイト『ほぼ日刊イトイ新聞』(以下『ほぼ日』)ができるまでの本である。

 主宰者の糸井重里はインターネット黎明期に「サッカー日本代表を応援するホームページ」というサイトにおいて、損得勘定を全く抜きにした情報のやりとりが熱くなされているのを見て、自分でも何かできるのではないかと考える。そして、クリエイティブがイニシアティブを持っている仕事の「場」としての『ほぼ日』を立ち上げることになる。

 糸井重里は、色々なしがらみによって自由に仕事のできなくなってきたクリエイター達が「あえてタダでもやりたい」と思うような、クリエイター達の「まかないめし」をコンテンツにして、タダでできるシステムを模索していく。

 その後、木村拓哉が匿名で原稿を書いているのが発覚して問題になったり、オリジナルTシャツを作成して販売したり、センサー会員を募集したりと数々の試みや失敗を繰り返して現在に至っている。

 個人でサイトを立ち上げようと思っている人も企業でサイトを構築しようとしている人も、とにかくネットに関わる人にとっては必読の書ではないだろうか。

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紙の本

コピーライターもコンサルも胡散臭さで言えば同レベル。自分の過去の名声をフルに利用しながらそうでないと言い張る厚顔、これでなくちゃあお金儲けはできない?

2006/05/24 20:50

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

日記、業界裏話、短い社史、様々な表現が可能だが、基本的には如何に成功したかを自慢する本。
そのせいか、この本を読み終わっても、糸井重里に全く魅力を感じないので困ってしまいました。いや、バブル花盛りの頃、日本が元気で、皆がキャッチだ、コピーだと騒いでいるときも、実体を伴わない企業のイメージ戦略に反発しか感じていなかった私は、糸井の生み出す様々な言葉が日本を席巻している様子を見ながら、ああそうか、くらいにしか思っていませんでした。
だから90年代に入って、糸井の仕事が激減していることは、この本を読むまで全く知りませんでした。その結果なのか、原因かは別にして、糸井は「豊かであると信じていたことが本当は貧しい」と思い、「すべての価値は、カネが決める」ことに疑問を感じ始めたといいます。
糸井が94年頃には、殆どコンピュータやインターネットに興味を抱いていなかったことも、彼の年齢を考えれば当たり前のことでしょう。で、可能性に気がつけば飛びつく。この時期に、HPを立ち上げた人は多いので、糸井の動きも少しも珍しくはありません。違う点があるとすれば、動員できる人脈。糸井はしきりに自分の動機を無償のものとし、協力する人々を無私の人々だと繰り返し書きます。糸井は、自分が築き上げたものが全て消え、自分の周りにいる人はお金も名声も求めていないというのです。
この辺りまでは何となく共鳴して読むことが出来ました。しかし、何時までたっても、自分は無名、協力する人は、糸井に何も期待していない、と書き続けることは不自然ですね。今でも、私のように、糸井を無視する人間はともかく、彼の名前を聞いただけで反応する人は多いはず。過去を引き摺るのが人間は好きなのです。
そういう明白な事実に目を瞑り、自分の人脈をフルに利用しながら、あたかも無名の人の協力だけでHPが立ち上がっているかのような文章は、正直欺瞞を感じてしまって、嫌だな、そうまでして、この人は自分の力を誇示し、影響力を残したいのだろうかと、思います。
実は、文中でも糸井はそのような声が、業界の仲間たちから上がっていることを書きます。それでも、木村拓哉もサーフィンに関する文章を寄せてくれ、鳥越俊太郎は意気に感じ、矢沢永吉もインタビューに応じるのは、自分が糸井故ではないと言い続けます。NHKやTV朝日の取材があったのも自分の名前のせいではないとまでいうのです。
冗談ではありません、ヤクザであった元代議士が堂々とTVに復活し、わけの分からない話をするのも、かつての名前があるからです。現在も暴力団員としか思えないタレントが、ふんぞり返っているのも過去のグループサウンド時代の栄光の余韻です。そんな人間ですら過去にすがり、その過去ゆえに普通の人はなぜか有りがたがります。
その現実を見ようとしないから、仲間が去っていきます。言葉で人を踊らせ、お金を作ろうと彼の周りに集まってきた人は苛立ち、消えていきます。そして代わりに入ってきたは、自分の名前に惹かれているのではない、と書きます。でも、それはウソ。だって、彼からメールをもらった人が「本当にあの糸井さんですか」と聞いているじゃないですか。
本の後半は、数字自慢です。アクセス数、ネット販売の売り上げ、ネット記事を本として出すこと。そこにあるのは強かなビジネスマンの姿です。「豊かであると信じていたことが本当は貧しい」といった謙虚さは微塵もありません。数こそが全てなのです。これを新たな神話の復活と読むか、旧時代の最後のあだ花ととるかは受け手の問題でしょうが、自分が現に利用している過去の名声を、あたかもそうではないかのように言い繕うのは願い下げにしてほしいですね。

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紙の本

なぜか郷愁を誘う、人気サイト『ほぼ日刊イトイ新聞』誕生物語

2001/06/07 18:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中山康樹 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者である糸井重里がパソコンを買ったのは1997年、49歳の誕生日だったというが、「遅れている」ことにかけては、ぼくも負けてはいない。はじめてパソコンを買ったのは、忘れもしない昨年10月、48歳の秋だった。
 買った直後は、キーが打てない、つまり文章が書けないことから、もっぱらサイトをあちこち行ったり来たりの毎日がつづいたが、これは意外に早く飽きた。
 その後、文章を書く技術が飛躍的に向上(そう思いたい)したこともあって、いまではほとんどサイトを覗くことはない。
 なぜなら、ほとんどのサイトがいつ覗いても同じであり、開設したはいいものの、その後まったくといっていいほど更新されていないものが大半を占めていたからである。
 そういう手抜きサイトをみると、まるで何年も前の雑誌や古新聞をみているような気分になり、ましてや「本業が忙しくて」とか「ごめんごめん、すっかりごぶさたで2年たちました」などといった言い訳を目にすると、「いいかげんにしろ」と突っ込みたくなる。なかには最新更新が数年前、あとは放置状態というものも少なくない。

 こうした状況は、インターネットの普及によって、日本人の文章消費量が急速に上昇したものの、文章を書くことの恐さ、それが他人の目に触れるという意味、そういったものがまったく省みられることなくここまできたことを物語っているように思う。
 つまりは人間の意識がテクノロジーに追いついていない。結果、現時点でのサイト状況は、それが企業のものであれ素人のHPであれ、情報の発信ということとエゴの押し売りを混同したものが大多数を占めることになった。

 その点、「ほぼ日刊イトイ新聞」はエラい。覗くたびに新しい要素が目を引き、しかも読みやすく、今度はなにが出ているんだろうと期待感をあおる。
 もっとも、ここであれこれ説明する必要はない。これこそインターネットというものだろう、未見の人は、いますぐ「http://www.1101.com/」にアクセスしていただきたい。
 さて本書は、その「ほぼ日」の誕生物語だが、これが意外や郷愁を誘って、インターネットというものが、じつは「新しくて古い」ものでもあるということを浮き上がらせて、いっきに読ませる。

 結局のところ、HPとは雑誌や新聞、あるいは同人誌の現代版であり、出発点においては、かつてのそれら、いいかえれば活字媒体となんら変わるものではないという本質が、あくまでもイトイ流平易な文章で語られる。
 まるで学生たちがアイデアと情熱だけで同人誌を発行していくような「ノリ」、だからこそ「ほぼ日」はおもしろいのだろうと思う。 (bk1ブックナビゲーター:中山康樹/音楽評論家 2001.06.08)

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