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  • カテゴリ:中学生 高校生
  • 発行年月:2001.6
  • 出版社: 角川書店
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/201p
  • 利用対象:中学生 高校生
  • ISBN:4-04-425302-1

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文庫

紙の本

きみにしか聞こえない Calling you (角川文庫 角川スニーカー文庫)

著者 乙一 (著)

きみにしか聞こえない Calling you (角川文庫 角川スニーカー文庫)

税込 524 4pt

きみにしか聞こえない -CALLING YOU-

税込 506 4pt

きみにしか聞こえない -CALLING YOU-

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みんなのレビュー354件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

こういった作品を、あっさり中学生向けの文庫で売ってしまうって云うのは、ちょっと勿体無いかな。この叙情は年齢を超える

2004/07/13 20:13

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

カラーイラストは羽住 都。角川スニーカー文庫ということで、大人の間ではあまり評判にならなかった本らしい。それは乙の短篇集『失はれる物語』にくわしい。ただし2001年に出て、私のところにあるのは2003年で9版(9刷の間違いでは?)と書いてあるので、そこそこ売れているのだろう。

正直、500円でこの内容の作品が読めるなら、あきらかに安いといいたいけれど、それを躊躇わせるのが羽住の乙女チックなイラストで、勿論、この絵があってこの本を買うことに決める少年少女もいるのだろうから、ブックデザインとは難しい。でだ、どちらかと言うとわたしは、羽住のあまりに儚げなイラストは苦手で、『失はれる物語』を読まなかったら、この本に手を出すことはなかったことは告白しておく。

でだ、この本に収められた三篇のうち、「CALLING YOU」と「傷 KIZ/KIDS」は、『失はれる物語』にも採られていて、私としては読んだばかりなのに、またまた楽しんでしまった。特に文庫のタイトルにもなり、カバー後に内容が紹介されている「CALLING YOU」は、いい。

「私にはケイタイがない。友だちがいないから。でも本当は憧れてる。いつも友だちとつながっている、幸福なクラスメイトたちに。「私はひとりぼっちなんだ」と確信する冬の日、とりとめもなく空想をめぐらせていた、その時。美しい音が私の心に流れだした。それは世界のどこかで、私と同じさみしさを抱える少年からのSOSだった……。(CALLING YOU)誰にもある一瞬の切実な思いを鮮やかに切り取る“切なさの達人”乙一。表題作のほか、2篇を収録した珠玉の短編集。」

特殊学級に入る事が決定したオレ。でも、嫌がらせなんかをする奴がいないそこは、オレが静かにすることのできる場所でもあった。そんなクラスにやってきたのは「傷 KIZ/KIDS」。列車事故で生き残った私が運び込まれた病院で同室となった人々と過ごす、穏やかな日々。そんなとき私が出会ったのは「華歌」。

2000年にスニーカーに掲載された二編に書下ろしの「華歌」を加えたもの。あとがき、によれば乙一が大学の理工学部の研究室に配属されていた時期に、さぼり倒しては書いていたものらしい。いやあ、そんな形跡はどこにもない、上手いものである。「CALLING YOU」の、何とかならんのかという思いに読者を駆り立てずにはおかない、せつなさ。

あるいは、本当の救世主というのは、こうであったのではないのかと考えさせる「傷 KIZ/KIDS」。「傷」にも子供のことを顧みない身勝手な親が出てくるけれど、それに輪をかけた母親が登場する「華歌」を読んでいると、乙の小説の根底にあるのは、自分と周囲との意識のズレを克服できない人間の苦悩と、それを断ち切ることでの人間の自立ではないか、とまあ思い付きみたいに考えてしまい、それはちょうど今読み終わったばかりの嶽本野ばら『カルプス・アルプス』もそうだったなあ、と現代人が抱える共通する問題点に思いを馳せてしまうのである。

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紙の本

感動

2006/07/15 20:44

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夜月 - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は乙一作品が大好きなんですが、その中でもこの「きみにしか聞こえない」は一番の評価をする作品です。
薄いひとつの本の中に3つの物語があります。
まさに短編小説の天才といえますね。
特に1番目の「CallinguYou」は、私に強い感動をもたらしました。「CallinguYou」は、携帯電話を持っていないひとりの女子高生<リョウ>が主人公。友達をつくれなくて誰からも電話なんてかかってこないから・・・それが理由で携帯を持たなかった。けれどあまりの強い思いからか自分の頭の中に理想の携帯電話を作り出してしまう。あるとき鳴るはずのない頭の携帯が鳴り響く・・・・・。その電話の相手は自分と同じような男の人・・シンヤからの電話・・・。しかしふたりは逢う約束をした日命を奪うあることが起こってしまう・・・。
私が死ねばシンヤは・・・。リョウとシンヤの思いが私にとって感動的でした。切なく悲しく・・たくさんの感情のつまった作品です。是非おすすめします。

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電子書籍

切な

2015/12/23 15:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:虎炉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

どこにでもいる人たちが、少し普通じゃない事と出くわした事で、彼らにとって人生の分岐点になったり、一生の思い出になったりする世界に憧れました。

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紙の本

喪失の季節を行く人の背に、「切なさ」「妖しさ」さじ加減。

2003/11/21 00:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:3307 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「Calling You」
誰かと繋がりたい。

「傷—KIZ/KIDS—」
もう憎まずに、信じたい。

「華歌」
なくした「手渡す」ものは、もう戻らない。

身の置き所の無い人達の物語を3つ収めた短編集。
「携帯」「痛みを聞く耳」「世界へ語りかける歌」
どの章も、それぞれ切ない「音」を帯びている。

1つ、2つと短編を読み終えるごとに、
「切なさ」から「妖しさ」へ、作品の色調は変わる。

分かり合えた上での喪失や、喪失の時期を抜けた子らには
希望があるから、「切なさ色」仕上げ。

時が経つほどに深まる喪失感には、
朽ち果るものにだけ許される美しさを添え、妖しく。

そんな、見せ方のさじ加減に、乙一さんの優しさを見た一冊。

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紙の本

感動した!

2002/05/26 20:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シオン - この投稿者のレビュー一覧を見る

私がこの本を購入したのは雨の日でした。
この本を読んだ後は涙が出て、しばらく放心状態でした。

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紙の本

送られたものと遺されたもの

2001/06/12 21:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:seimei - この投稿者のレビュー一覧を見る

 生きることは送ることであり、遺すものなのかもしれない。「Calling you」ひとりぼっちなわたしには携帯がない。心の中で理想の携帯の手触りを想像し楽しんでいた。そんな矢先、その携帯にくるはずのない着信メロディーが流れ出す。
 人の心に真摯に向き合おうとして相手の望む対応が出来ないと嘲られる、そんな世界。臆病になる。人と通い合わせられなくなる。そんな少女が出会ったもうひとつの孤独な寂しい魂からのSOS。
 孤独はひとりひとり持つものは異なるかもしれないけれど、似た寂しさ、共有できる人がいる、そんな救いもある世界なんだよ。寂しさは優しさに変えて未来の自分に遺せるかもしれない。そして過去の自分に未来に在る希望を少しでも送れるかもしれない。
 時々混線する人の心の時間軸は、柔らかなふたつの心と出会う機会を与えてくれる。傷が優しさと出逢いを生んでくれる。「傷-KIZ/KIDS」大人と世界に傷つけられその痛みを制御できないオレが出会ったアサトは人の傷を自分の体に移すことが出来る能力を持っていた。
 無垢な魂と出会い、彼の痛みを、自分の得た痛みをこの世界で…送られた傷、彼と共有した傷、遺された優しさ、一緒に見る穏やかな希望。きっと救いは在る。
 「華歌」列車事故で恋人を亡くした私が絶望する病院生活の中で見つけた希望は、蕾の中で生まれた歌う華の少女だった。故郷、歌、生みも死も、母たちの遺した優しさの中にあった絶望から生まれた希望。出会えばいい、失ったものと得てきたものを。送られたものと遺されたものを、そして人を。

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紙の本

この本を敬遠してはならない!

2005/06/07 13:43

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

もし、あなたが。「表紙絵や挿絵が子供っぽい・・・」とか「角川スニーカー文庫!?」とかの理由でこの本を敬遠したとしたら、それは大きな失敗・・・いや損失と言ってもいい。200Pにみたないこの本は、さらに3つの短編に分かれている。
「CallinguYou」は、クラスでも目立たない女子高生が、携帯電話にあこがれる。買いたいのは山々だけど、誰からもかかって来ない事、それが怖くて持てないのだ。携帯電話へのあこがれはつのり、とうとう自分の頭の中にリアルな自分だけの携帯電話を作り上げてしまう。ところがある日、頭の中の電話にシンヤと名乗る男の子から電話がかかってくる。同じ境遇の二人はすぐに打ち解けあう。また時を同じくして、ユミという女子大生からもかかってくるようになる。リョウは
ユミのアドバイスを得てさらにシンヤと打ち解け、とうとう二人は実際に会う約束をするのだ。ところがそこで、事件は起こる。リョウは、自分の命かシンヤの命か、究極の選択を強いられる。そしてリョウの取った決断とは・・・。
その他2編、今まで読んだ乙一の短編の中でも最高傑作ではなかろうか?と思われる物語が収録されている。夏目漱石の傑作短編集、「夢十夜」を始めて読んだときのような衝撃を受けた。これまたぜひ、オススメの一作だ。

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紙の本

切ない

2016/03/24 22:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

切ない感がある短編3本が収録されています。
よみやすかったです。
乙一さんの作品を読むのは久しぶりでしたがよかったです。もう少し他の作品も読んでみようかな。

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紙の本

切なくて痛い

2015/08/20 20:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぶーにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「Calling You」 このお話の評価がとても高いようですが、私はこのお話が一番納得いかなかった。 もうちょっとハッピーに終わらせてもいいんじゃない?ユミさん、もっと一生懸命足掻いてギリギリまで頑張れよと思いました。ユミさんがあまりにもあっさりとしすぎていたので、もう少し何とかするような行動が見えていたらもっとよかった。このお話は切なすぎて私には辛かった。

「傷—KIZ/KIDS—」 20年前位にこのお話とよく似た漫画を読んだことがあるのでそういう原案があるのかもしれないと思いながら読みました。このお話が一番好きです。

「華歌」
設定が面白い。いろんなところにどんでん返しの伏線が潜んでいて、読み終わった後、一つ一つ確認して読みました。おもしろかった。

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紙の本

孤独な心の還る場所は

2002/06/23 00:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くろこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 今の世の中、ほとんどの人が携帯電話を持っていて、いつでも好きな時に誰かとつながることができる。もしも今、自分のケイタイが鳴っても驚いたりはしない。でももし、誰も知らないはずの私の世界にアクセスしてくる人がいたら、頭の中に話し掛けてくる人がいたとしたらどうなるだろう?
 主人公のリョウは女子高生。彼女はケイタイを持っていない。理由はかてくる友達も、かける友達もいないから。話をすることが苦手で、人と上手にしゃべれないリョウはいつまでも友人を作れないでいる。ケイタイを当然のように持っているクラスメイトを見ては、その中にあるであろう膨大なネットワークに憧れ、誰ともつながっていない独りきりの自分に泣きたいような気持ちで毎日を過ごしていた。
 ある日彼女は、自分の「ケイタイ」を想像してみる。色、手触り、形。すべてが自分好みの、誰にも迷惑をかけず、誰も必要ない自分だけの秘密の「ケイタイ」。頭の中のケイタイはどんどんクリアになっていき、実物とは違う形で、でも確かにリョウの中に「存在」するようになる。
 いつもの通学風景、バスの中で美しいメロディが流れ出す。…だがそれはここにあるはずのないものだった。

 胸がきゅっとなる話です。壊れてしまいそうな繊細な心や、途惑いながらのつたない交流とその結末に切なくなります。
 他に収録されているのは「傷KIZ/KIDS−」と「華歌」。どれも人の孤独や哀しみを題材にし、そこから何を見つけ出す姿を描いています。
 
 泣けてしまう本編も好きですが、後書きの作者ネタがかなり好きです。

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紙の本

切なさと悲しみの間

2002/04/24 22:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TAIRA - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「瞳、乾いていませんか?」という本に巻かれている帯を見て、何だこりゃ?と思っていたら読んだ後、この意味が分かりました。泣きますよこれ。めちゃくちゃ切ない気分になります。帯の「熱い涙を流させてくれる! 書評サイト、WEB掲示板で大絶賛」というあおり文句は、嘘じゃない。

 いつも携帯電話がほしいと思っていたリョウは、自分だけの想像の携帯電話を作り上げる。リョウの心の中にある誰も知らない携帯電話。けれど、ある日突然、リョウの頭の中で着信メロディーが! この瞬間からリョウ以外には、誰にも聞こえないメロディーが流れ始める。
 孤独な少女と孤独な少年を繋ぐのは、彼らにしか使えない携帯電話。切なすぎる純愛物語。

 表題作含む、全3編の短編集。他の話もかなり泣けます。でも、1番のおすすめは、やっぱり「きみにしか聞こえない」です。

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紙の本

とても素敵にせつない物語

2002/01/08 19:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和音 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本は多くの人がおすすめしていた本なので読んでみました。しかし、私には、少々荷が重すぎたようです。学校で友達もできず、人と接する時どうしていいのかわからない主人公。主人公は話すかわりに空想時間を楽しむようになり、同じような境遇の人と偶然出会います。ネット・メール社会になってきた今だからこそ出来てきたお話だと思います。…(Calling You)
 人の傷を消す能力をもつ少年のお話。彼も様々な人の傷を癒し、その傷を自分に転移されることで満足する。他人の痛みを自分のものにして他の人達が幸せになっていくのを喜ぶ純粋な心をもつ少年。しかし、彼は裏切られてしまうのです。…(傷 −KIZ/KIDS)
 最後に、大事な人を失った人のお話。これからどうしてよいのかわからない…頭の中に鉄が生まれるという。
 なぜ、作者はこんなにもこのような人達の気持ちがわかるのだろうか? 3作とも自分の経験してきたことであるだけに、ひどく心に響いてきて読みながら涙がとまりませんでした。リアリティーがあるとでもいうのでしょうか? 作者はこのような気持ちを体験したことがあるのでしょうか? このような想いを鮮やかに綴るこの作者の他の本もぜひとも読みたいと思いました。「Calling You」 「傷 -KIZ/KIDS」 「華歌」の短編3作が収められています。切なさがいっぱいつまったとても素敵な本だと思いました。

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紙の本

現代を舞台にしたお伽話

2002/01/01 12:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:川原 いづみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 平積みになっていたこの本、こんなPOPが付いていた。『これを読んで泣けるなら、あなたは若い。』へええ。ハタチそこそこの若者が書いた小説、しかもスニーカー文庫。普段なら手がのびないだろうけど、POPにつられちゃった。泣けるかどうか読んでやろうじゃないの。
 読み終わってそうね、目尻に涙がにじんだかな。ぼろぼろと泣くには確かに年を重ねてしまったと思う。でも、孤独で敏感だった学生の頃に読んでいれば、たぶんもっと泣けていただろう。今の子たちはどうなんだろう。ドライな人間関係で広く浅く友達がたくさんいそうなんだけどな。その一方で物凄く孤独な子も増えているのかも。これって一方的な思い込み?
 収録されているのは、3編。タイトルとか扉絵の文章を見て、ひょっとしてひとりよがりな世界なのか? なんて感じたけど、読んでみれば全然そんな印象は受けなかった。一つ一つのお話が綺麗にまとまっているし、文章もきちんとしていて読みやすい。ティーンズ文庫でありがちな、ページの下半分が真っ白なんて事もありません。
 これは現代を舞台にしたお伽話、もう若くないと感じている人にもお勧めします。私のお気に入りは『傷-KIZ/KIDS-』。今後どんな小説を書いていくのか、作風の変化を楽しみにしていよう。

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2003/07/24 00:00

投稿元:ブクログ

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2004/10/04 15:19

投稿元:ブクログ

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