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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 9件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.6
  • 出版社: 新書館
  • レーベル: 新書館ディアプラス文庫
  • サイズ:16cm/264p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-403-52043-3
文庫

紙の本

ステップ・バイ・ステップ (新書館ディアプラス文庫)

著者 月村 奎 (著)

ステップ・バイ・ステップ (新書館ディアプラス文庫)

税込 605 5pt

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税込 540 5pt

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みんなのレビュー9件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

等身大のレンアイ感

2002/08/30 00:11

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コヤタ - この投稿者のレビュー一覧を見る

はじめて読んだ月村作品。今までも名前は結構見たけど、どうも新規開拓が怖くて(ボーイズラブは当たりハズレが大きいから…)手を出していませんでした。しかし、読んでみたら、いきなりツボにキタ!!

本多はイヤイヤ入った陶芸研究部で、やってみるうちに陶芸を好きになり、おまけに陶芸を教えてくれた花村さんも好きになってしまった。でも花村さんには、朝子という花村さんにべったりの上エキセントリックな姉がいて、本多につらく当たる…というのが話の大筋なんですが、クセがなくてわかりやすい文章に、自然なストーリー展開。少しずつ好意が重なって、好きになったらなったで意識して…っていうドキドキ感が丁寧に描かれていて好感。「そう! こう言うのが読みたかったの〜〜!!」と、鼻息を荒くして読みました。よくあるボーイズラブの世界とは全く違っていて、作品にリアリティがあります。そうそう大学の研究会ってこうだよね〜、と思わずうんうん言ってしまうほどの現実感。恋の様子にもドキドキだし、主人公・芳明(よしあき)がはじめた陶芸にも興味津々で、面白く読めた作品。

依田沙江美さんのイラストがまたいいです。花村さんがかっこ良くて、挿絵でホレました。話読んでもやっぱりいい男。もう、小説読んでは燃え、挿絵見ては燃え…燃え燃えです。キャラ燃え出来たの久しぶり。小説内での個人的燃えどころは、あれですね。花村さんがベンチで本多にモモ枕(笑)。更に更に、挿絵もあった、本多を後から抱きかかえたような状態で入眠へとなだれ込み、本多だけじゃなくて、こっちまでドキドキハアハアしてしまった!! もろにエッチ書かれるより、こういうシュチュエーションの方が燃える!! とにかく、ツボ押されまくリの作品でした。

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紙の本

階段を登るように、少しずつ恋をしよう

2001/10/06 20:51

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:smile - この投稿者のレビュー一覧を見る

 春。せっかく入った大学生活、テニスサークルで華々しく…などと夢見ていた芳明だったが、人数獲得のためにと、なかば無理矢理「陶芸研究会」に入部させられてしまい…。
 最初はまったく興味がなかった陶芸の世界だったが、無愛想な強面のくせにファンシーな名前の先輩「花村森」に引きずられるように、だんだん真剣にのめり込んで行ってしまう。
 設定的にはありふれたボーイズラブストーリーなのだが、末っ子で甘ったれ、責任転嫁ばかりしている芳明と、その欠点をズバリ言い当て「バカだが見込みがある」と苦笑する花村、二人の人間関係がスリリングで面白い。読んでハズレなし、オススメの一冊!

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紙の本

大学生活に花を咲かそう

2001/06/12 22:30

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さかな - この投稿者のレビュー一覧を見る

<あらすじ>
 大学に入学したての芳明は、ひょんなことから陶芸研究会に入ることになってしまった。けれど、だんだん陶芸に興味を持ち始め、サークルの先輩の花村森という男に惹かれていく。そんな芳明に森の姉・朝子は妙に意地悪で…。

 月村先生の書く主人公達はみんなどこかで自分を好きになれずに片意地張って生きていたり、人を信じられずに人知れず孤独に耐えていたりする。しかし、こんな部分は少なからず皆持っているのではないだろうか。月村作品はそんな部分を否定しない。無理に変えようとはしない。主人公達が周囲の助けを借りて自分で納得し、成長していく。それが男性同士の恋愛と言う形をとって描かれているだけなのだ。この作品を読んでいると自分の嫌なところも少しづつ受け入れていけるような気がしてくる。

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紙の本

地味だけどリアル?

2002/07/31 16:42

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hina - この投稿者のレビュー一覧を見る

大学に入学して、ひょんなことから「陶芸研究会」に入ってしまった芳明。
そこで、最初は意地悪だと思った先輩の花村に、じょじょに惹かれていく。
個人的に甘ったれは苦手なのだが、芳明は前向きでいい感じである。食らいついてくる感じが、「バカだが見所がある」と言う花村の気持ちが分かる感じ。
とにかく芳明が素直。感情の流れがとてもリアルに実感できて、おもしろい。

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電子書籍

奥深い

2019/05/31 21:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ロー - この投稿者のレビュー一覧を見る

挿絵の依田さんに釣られて買いましたが、良いお話でした。
特にサークルのメンバーが良い味を出していて、吉野のスピンオフがあれば読みたいなと思いました。BLとして成立するかは分かりませんが。
そして、読んでいると実際に茶碗を作りたくなってきます。

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紙の本

依存度高めの、ちょっと危うい恋愛模様

2006/10/27 17:32

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公の芳明は、無意識のうちに他人に頼る癖があり、肝心なところで主体性を持てずにいる大学生である。
 彼は大学に入学して早々、入るつもりもなかった陶芸サークルのメンバーにつかまり、愛想のない花村という先輩に言われた、内面的なコンプレックスを直撃するようなキツい言葉に猛反発するうちに、結局入部してしまう。
 芳明のようなタイプの子がまだ世慣れていないうちは、強引に干渉してきて一方的な評価を与えるような、キツめの指導者然としたタイプの他人に、得てして飲み込まれやすいものである。依存と反発心がないまぜになって、感情的に強く引きつけられるうちに、いつしか恋愛の色味を帯びて……というのも、ほんとうによくあるパターンではあるけれど、淡々としていてリアルな、そしてどこか懐かしさを感じさせるような文章が、読む側を自然に引き込んでいく。
 花村に対する芳明の恋心は、根深い依存心と表裏一体となっていて、対等の人間関係に基づくものとは言い難く、それゆえの危うさをも秘めている。そしてその危うさは、花村の姉・朝子の出現によって、はやばやと露呈する。
 引きこもりや不登校の経験があり、重い喘息を持つ朝子は、弟の花村に対して病的なほど依存していて、花村の生活や内面の大半を自分のために束縛していないと気が済まない。花村もまた、朝子の度を超した依存と甘えを全面的に受け入れて暮らしている。
 そんな朝子が、花村の心を急速に占めつつある芳明の存在を面白く思うはずもなく、底意地の悪いやりかたで花村をことさらに自分に縛りつけることで、芳明から強引に引き離そうとする。
 部分的に朝子と同じ性質の依存心を花村に対して抱いていた芳明にとって、花村の心が自分よりも朝子に傾くことは、ある意味自己の存在意義に関わるほどの内面の危機となる。同時に朝子にとっても、芳明は、たった一つだけの自分の居場所を奪おうとする許し難い存在であり、殺意すらぶつけて悔いることのない相手である。
 お話の途中までは、花村を挟んでの三角関係が、相当に陰惨かつ泥沼なものになりそうな不穏な気配が濃厚で、読んでいてかなり気が重かった。けれども、花村にそういう泥沼を許さないだけの器量があったため、芳明は嫉妬と自己不信の底なし沼に沈むことなく、花村と対等の恋人としての自分を見いだし、ちゃんと救われることになる。
 救いがないかと思われた朝子にも、花村以外の存在が現れて落ち着くところに落ち着くというのは、ご都合主義的であるのかもしれないけれど、そうでなければ読み物としてちょっとしんどくなりすぎるところでもある。
 正直なところ、朝子のようなタイプは、現実で出会えばもちろんのこと、お話の中の人物であるとしても相当におぞましく、気の毒な生い立ちを差し引いても同情心がどうにもわかず、読んでいて不快な気持ちにさせられる存在である。この人の毒気が強いせいか、小説全体のなかで、芳明と花村の恋愛よりも、朝子の身勝手な言動によって内面の問題をえぐられ、葛藤する芳明の心の軌跡を綴った部分のほうが印象に強く残る。芳明と花村は別に恋愛しなくてもいいんじゃないのかと思うぐらい、二人の関係を描く場面が少ないような気がするのが、ちょっとさみしい。
 月村氏の「きみの処方箋」という作品にも、朝子のようなタイプの少女が登場し、主人公たちをひどく傷つける役割を担う。
 美しく危険な人格障害者として登場する彼女たちは、物語上では脇役でありながら、主人公たちの抱える心の問題を浮き彫りにするという意味では、なくてはならない主役でもあるのだが……できればもう少しだけでも、読む側に好ましさや魅力を感じさせる人物として生み出されたなら……と、彼女たちに少し同情したくなる。

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紙の本

リアリティある大学生活

2002/02/12 07:55

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鳩山 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 もともとそれほど興味のなかった陶芸の研究会に入った主人公の芳明は、才能のある先輩、花村の手ほどきを受けて徐々に陶芸の面白さを知ってゆく。この研究会での活動内容がかなりリアルに描写されていて、学生時代それなりに真剣にサークル活動に勤しんでいた私は懐かしくも羨ましく読めた。
 また、決断を他人任せにして、失敗すると相手のせいにする末っ子気質を花村に指摘された芳明が、自分を変えようと努力するというストーリーにも好感が持てる。依田沙江美さんの挿絵も月村さんの繊細で優しい作風にぴったり。ぜひご一読を。

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紙の本

これが大学生か

2002/07/13 21:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぬほりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

大学生の友人に、大学内を案内してもらったことがある(自分は高卒社会人だった)。そのときの部室棟を思い出しました。この作品で書かれている情景と重なって。サークル、文化祭、コンパ…あー、ちゃんと勉強して大学生活というものを送ってみたかったなぁ。
この作者さんの作品は一人称が多いのですが、どうして相手役は主人公を好きになったのかがあまり書かれていなかったのが消化不良気味でした。
それと、あとがきの献立が美味しそうでした。

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2009/07/07 14:24

投稿元:ブクログ

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