- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.7
- 出版社: 大洋図書
- レーベル: SHY NOVELS(シャイノベルズ)
- サイズ:18cm/214p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8130-0862-3
読割 50
紙の本
君を抱くまなざし (Shy novels)
著者 たけうち りうと (著)
一之瀬大河は遺跡の現地調査で沖縄を訪れ、海洋博工事の中心的存在で、無骨だが男気にあふれる司馬北斗と、北斗の親友でエリート官僚の堂島と出逢う。遺跡の保存と工事を巡り対立する...
君を抱くまなざし (Shy novels)
君を抱くまなざし
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商品説明
一之瀬大河は遺跡の現地調査で沖縄を訪れ、海洋博工事の中心的存在で、無骨だが男気にあふれる司馬北斗と、北斗の親友でエリート官僚の堂島と出逢う。遺跡の保存と工事を巡り対立する大河と北斗だが、同時に強く惹かれあい…。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
プロフェッショナル同士のぶつかり合い&恋愛
2002/07/22 12:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミントティー - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄に海洋遺跡の調査にきた大学院生・大河はトンネル掘りのプロフェッショナル・北斗に出会う。二人は仕事上では真っ向から敵対しているが…、北斗の親友で節操のない魅力的なエリート官僚も絡んでくる。沖縄の美しい風景と荒々しい自然も堪能できます。石原理さんのイラストも大変魅力的です。おすすめの一冊です。
紙の本
目的のある男はカッコイイ。
2001/08/30 19:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:miyagi aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
海洋遺跡の調査のために沖縄を訪れた一之瀬大河。彼はそこで海底トンネル工事を指揮する司馬北斗と出会う。お互いの立場や利害の不一致から反発すると同時に惹かれあう二人だが、そこに中央官僚である司馬の友人、堂島の思惑が絡み…。
トンネル工事にプライドをかける司馬や彼の部下たち。調査のためなら周囲にどれだけ妨害されても諦めない大河の情熱。そして悪いことしてるくせに堂々と偉そうに謀略を巡らせる堂島。三人三様だが自分の目的をはっきり持っている男達はカッコイイ。
紙の本
南の島も、仕事も、男の意地も満喫。
2001/07/26 07:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
海洋遺跡を愛し、守ろうとしていて、でもただ真面目なだけじゃなく、表向きにはしおらしくしても内心舌を出すような子供っぽさが見え隠れしたりして、気は強いけど気の短い美人さん、という感じの大河。
また、トンネル掘りの現場監督として、作業員を愛し、男気のある、熱い、だけど根に持たずにあっけらかんとした明るさをも持つ北斗。
最初はトンネル掘りの話し、海洋遺跡の話しと、ついていくのに辛いかな?と思いはしたけれど、欲しいもののためなら手段を選ばない北斗の親友でありつつ、計算高い男・堂島、という過密スケジュールで秘書とやりとりをするキャラの出現で、かなり早いテンポで、中盤までおもしろく引っ張ってくれた。
後半トンネル掘りの司馬と、海洋遺跡を発掘しようとする大河との、互いを改めて見直すような展開の上手さは伺えたが、ただ、折り返し地点での堂島のした痛い展開は、それ以降、主キャラ二人は確実に引き合っていくし、自分の内の感情をそれぞれが互いに自覚してはいくものの、堂島が司馬の好みの男だと知りつつ、大河を抱いてしまうところが本当に厭らしく、大河が断れないような状況下で従わせたというのが本当に読んでいて辛く感じたので、そういう痛い展開をバネに奮起する姿を見たいという方にはオススメかな?
電子書籍
南の島で
2020/07/31 00:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
海洋遺跡を守りたい男と、海底トンネル工事を指揮する男の出会いと意地の張り合い、そして惹かれあう心のすれ違いがテンポよく話が進む
ただどう考えても悪者の官僚におとがめ無しなのは納得がいかない
攻めである司馬のいくら親友だったからとはいえ、殺されかけて絶交宣言だけで終わるのはおかしいと思うし、受けは本人が納得の上とは言え弱みに付け込まれて関係を強要されてるし
悪人がのうのうとしているハピエン・・・
十数年前の作品だからこういうのもありなのかな?
それ以外は読み応えのある話だった