「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
我々は世界に誇るべきチンコ文化をもっている!
2001/08/28 13:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:松沢呉一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
チンコの本である(この本では「チンポ」を使用しているが、私はこのところ「チンコ」を愛用)。著者は女性であり、女性は好奇心でチンコを語れるが、男性は自己のコンプレックスに触れるためなのか、このテーマに正面から向かい合うことが苦手のようでもある。
私も『魔羅の肖像』というチンコの本を出しており、拙著ではメカニズムや形態の解明に力点があるのに対し、本書はチンコにまつわるさまざまなエピソードを集めた雑学集的な趣。「アメリカでペニスという言葉が公然と使われるようになったのは1990年代になってからなんだよ」「割礼されたチンコの皮を取り返そうとする動きがあるんだよ」なんて、飲み屋の話題には格好の一冊(それ以上のもんではないとも言えるが)。
田県神社の性器崇拝の話、刑務所で真珠を入れる話など、繰り返し日本のエピソードも出てくる。我々は世界に誇るべきチンコ文化をもっていることに胸を張りたい。(松沢呉一/フリーライター 2001.8.21)