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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.8
  • 出版社: 幻冬舎
  • サイズ:20cm/333p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-344-00105-2

紙の本

償い

著者 矢口 敦子 (著)

人の心を殺しても、罰せられないのですか? 絶望を抱えて生きるホームレスと、15歳の「殺人鬼」。ふたりの魂が救済されるときは来るのか−。感動のミステリ長篇。【「TRC MA...

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償い

税込 1,870 17pt

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商品説明

人の心を殺しても、罰せられないのですか? 絶望を抱えて生きるホームレスと、15歳の「殺人鬼」。ふたりの魂が救済されるときは来るのか−。感動のミステリ長篇。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

矢口 敦子

略歴
〈矢口敦子〉1953年北海道生まれ。97年「人形になる」で女流新人賞受賞。その他の著書に「家族の行方」「そこにいる人」など。

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評価内訳

紙の本

放火、ナイフ殺人などの陰惨な事件が続く街で、ホームレスと少年が出会う。矢口敦子の新しき代表作

2001/10/03 22:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:葉山響 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 矢口敦子は特異な推理作家である。そのことは家族をテーマにした秀作『家族の行方』(第五回鮎川哲也賞最終候補作)や『人形になる』(女流新人賞受賞作)などの作品を読むと明瞭に感じ取れるだろう。ミステリと文芸の境界に位置するような作品を得意とする彼女だが、『償い』は文芸としての側面は勿論のこと、ミステリとしても彼女の最良作と呼べる仕上がりを見せている。

 あまりにも辛い過去に耐え切れず、医師としての自分を捨ててホームレスとなった男。彼は火災の第一発見者となるが、その火事は放火の可能性が濃厚だった。街では障害者、高齢者などの「社会的弱者」ばかりを狙う連続ナイフ殺人をはじめ、ホームレス狩りやウサギ殺しなどの陰惨な事件が続発しており、刑事は男に捜査の協力を求める。一方、男は図書館でひとりの少年と出会うが、この少年が後に男を凄まじい混乱と苦悩の淵に叩き込むことになるとは予測できなかった——。

 これまでの矢口敦子は、エキセントリックとまではいかないが、変わった性格あるいは変わった境遇に置かれた人物を多く描いていたという印象がある。本書にも「人の心の悲しみが声となって聞こえてくる」と語る不思議な少年が登場するが、その人物造形は以前の矢口作品の登場人物たちよりも、かなり厚みを増しているように感じられた。少年や主人公のほか、中年の刑事や若き警察署長の造形にも味があり、一人ひとりの輪郭がくっきりと立ち上がっている。主人公の過去をゆっくりと浮かび上がらせる展開も効果的で、もともと展開の上手い作家だが、とりわけ今回は気迫が籠もっているように感じられた。

 また、本書はミステリとしても丁寧な処理が見られて好ましい。気付いてしまえば簡単なことだが、強烈なインパクトにより真相とは違った方面に目を向けさせる詐術が効いている。

 すべてが丸く収まるハッピーエンドが用意されているというわけではないが、闇の中に一筋の光明を与えるようなラストも暖かな印象を残す。エモーショナルな力作であり、矢口敦子の新しき代表作と呼ばれるべき作品だろう。 (bk1ブックナビゲーター:葉山響/ライター 2001.10.04)

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