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紙の本
近代の正統性 2 理論的好奇心に対する審判のプロセス (叢書・ウニベルシタス)
古典古代、自然学の開花を促した、好奇心や知識欲を、アウグスティヌスは神に帰依しての自己救済のため排撃した。啓蒙期、カント、フォイエルバッハ、フロイトにおける問題の位相を辿...
近代の正統性 2 理論的好奇心に対する審判のプロセス (叢書・ウニベルシタス)
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商品説明
古典古代、自然学の開花を促した、好奇心や知識欲を、アウグスティヌスは神に帰依しての自己救済のため排撃した。啓蒙期、カント、フォイエルバッハ、フロイトにおける問題の位相を辿り、近代科学革命までの道筋を辿る。【「TRC MARC」の商品解説】
本巻は,第三部「理論的好奇心に対する審判のプロセス」を収録。ペトラルカが中世と近代を分かって以来,好奇心が解放され近代科学革命に至る曲折を究明する。【商品解説】
著者紹介
ハンス・ブルーメンベルク
- 略歴
- 〈ハンス・ブルーメンベルク〉1920〜96年。ドイツ生まれ。キール大学で教授資格を取得、各大学で教鞭をとる。最も近い関係にある哲学者はカッシーラー。「詩学と解釈学」グループの創立メンバー。
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好奇心こそが人間精神の駆動力。思想史学の傑作
2001/08/18 23:11
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投稿者:小林浩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代ドイツにおける思想史家の巨星ブルーメンベルク(1920-1996)の主著を三分冊で邦訳刊行する期待の力業の第二弾。「好奇心」をテーマに古代から近代にいたる知性の道程を描いた出色作で、各時代の思潮において知的欲求とはどのようなものであったかが論説される。
原著第1部第2部にあたる翻訳第1巻は1998年6月に刊行され、第4部にあたる翻訳第3巻は2001年秋に刊行予定となっている。1999年刊行と予告されていた翻訳第2巻(原著第3部)である本書が実際は今夏(2001年)になったのだから苦労が知れようものだが、ブルーベンベルクの深い教養と知識から編み出される豊潤なテクストを読むにあたっては、訳者が費やした以上の努力が求められるだろう。読書の愉悦はここにある。
※近代を別の視座から見る→「ハーバーマス」 「フーコー」 「リオタール」 「イリイチ」 「アリエス」
→人文・社会・ノンフィクション レジ前コーナー(8/13日分)より