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商品説明
ついてない びっくりするほど ついてない ほんとにあるの? あたしにあした 「リアルな日常の言葉」に敏感な若い世代だけでなく、各界の著名人も続々と熱烈なラブコールを表明している著者のデビュー短歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
加藤 千恵
- 略歴
- 〈加藤千恵〉1983年生まれ。北海道旭川市在住の高校3年生。99年インターネットで短歌を発表し始める。NHK短歌番組で常連入選者となり、注目を集める。短歌雑誌『ハッピーマウンテン』を創刊。
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紙の本
なんかすっごい!!
2002/06/24 19:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひとみんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これって短歌??と誰もが思ってしまうはず。短歌ってすごく古臭くて、つまんなくて退屈で。学校の授業で教わっても寝ちゃって全然覚えていないのがオチ。でもこの本に載っている短歌は今までに出会ったことのない歌ばかり。何気ない言葉で、私たちが普段使っている言葉で心のままに表わされてる。なんだかかたい事ばっか言っている大人にぜひ読んで欲しいっ! これを学校で教えれば短歌も絶対おもしろいって!!
紙の本
まっピンクへのコスプレ
2001/08/18 00:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:馬場ダイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒュ〜現役の女子高生が短歌を詠んでるドーン!
ヒュ〜装丁がまっピンクだドーン!!
ヒュ〜中を開くとレイアウトがノートみたいだドーン!!!
これらが、加藤千恵著『ハッピーアイスクリーム』のド肝抜き3連発である。隅田川の花火だって、こんな衝撃的な連発花火は上げやしない。
この本の著者である加藤千恵さんこそ、放送直後から話題となり、再々々放送されたNHK「電脳短歌の世界へようこそ」で主人公となった女性である。
17歳の現役女子高生らしいというのだろうか。一見、授業中の暇つぶしに何気なく書きとめた。そんな落書きを思わせる短歌たち。それらは、化粧もしてなければ、よそ行きの服も着ていない。ありのまま姿で、盆踊りをおどりまくっているのだ。ただ、その音源が、決まりきった民謡や音頭ばかりじゃなく、ロックやクラシックだったり。ときには、演歌やボサノバだったりもするのである。とにかく、ストレートで気持ちのいい音・音・音。
それなりの年になれば、セーラー服を直に着ちゃうコスプレはキツイものがあるが、心の中でセーラー服を着て、女子高生の気持ちをコスプレすることは、そんなにキツイことじゃないような気がする。
最近、娘との会話が少なくなって…とか、口を開くと小言ばかり言っちゃうんだよ。と嘆いている世のオジサマ方。思い切って、心の中をまっピンクへとコスプレしてみてはいかがだろうか。娘さんの気持ちを理解できるようになり、そして、忘れかけていた自分のまっピンクの気持ちをも思い出すかもしれませんよ。
もちろん、オジサマ以外にも、老若男女問わず、まっピンクになりたい人にはオススメです。
サブタイトルは「17歳って、これだけじゃ無理。加藤千恵処女短歌集」。加藤千恵さんが何を求め、何処へ行こうとしているのか。今後の彼女を見つめるためにも、一読でも二読でも何十読でもしておきたい短歌集である。
今どきの17歳。なかなか捨てたもんじゃない。というより、むしろメチャクチャかっこいい。
紙の本
カトチエのパワフル全開の“平凡なコトバ”
2001/11/08 11:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:安藤 - この投稿者のレビュー一覧を見る
“カトチエ”。初めて見たのは、たまたまテレビのリモコンをかちゃかちゃしているときに、たまたま目に止まったNHKの番組「ETV2001」だった。気に飛び跳ねるいなかの(ゴメンナサイ!)女学生「加藤千恵」サン。彼女の創る短歌は今までの常識をうちやぶった、どこにでもある「平凡なコトバ」でつくられた短歌だった。というか、これも短歌というのだろうか? と思うほど。それから彼女のことが気になり、ホームページ「SWEET LOVERS」を毎日のようにのぞくようになった…。
この本は、とってもとってもカトチエらしく、強烈にかわいく、猛烈に激しかった! 本のデザインも遊び心いっぱいで楽しい。ホームページで見ていた「テキスト」で創られた作品とはまた違った面白さがある。これは近くに置いて、疲れたときや元気を取り戻したいときに開きたい本だと思う。最近、恋愛に疲れ、一人でいるのが幸せだと強がっている友人にプレゼントしようとも思った。
ただひとつ。ピンクの罫線で同じ色の文字は、ちょっと見にくいんじゃないかなぁ?