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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 9件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.8
  • 出版社: 文芸春秋
  • サイズ:19cm/254p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-357680-0

紙の本

僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由

著者 稲泉 連 (著)

引きこもりも、フリーターも、不登校も、大企業に就職しても、経済的に成功しても、僕らは迷い、立ち止まる…。「社会」を前に立ちすくむ同年代の若者たちの呟き、叫びに耳を傾けた、...

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僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由

税込 1,572 14pt

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商品説明

引きこもりも、フリーターも、不登校も、大企業に就職しても、経済的に成功しても、僕らは迷い、立ち止まる…。「社会」を前に立ちすくむ同年代の若者たちの呟き、叫びに耳を傾けた、清新なレポート。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

稲泉 連

略歴
〈稲泉連〉1979年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部在学中。月刊『文芸春秋』掲載の「僕が学校を辞めると言った日」で文芸春秋読者賞受賞。著書に「僕の高校中退マニュアル」がある。

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みんなのレビュー9件

みんなの評価3.4

評価内訳

紙の本

ぶつかってGOOD!

2002/03/04 11:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kama - この投稿者のレビュー一覧を見る

もうはるか昔のことになるが、大学を卒業する時、「社会」という大きな鍋の中に投げ込まれて、ぐつぐつ煮えているその中をあっぷあっぷしながら泳いでいく我が身を想像し、とても怖くなったことを覚えている。どうしたらうまく泳ぎきれるのかわからなかったし、もし溺れちゃったらどうしようと思うと、ずっと学生のままでいられたらいいなあ、と切に願った。あの頃の私には、「社会」は巨大で不気味な大鍋のようなものだった。
 もちろん、今でも「社会」が巨大で不気味なのにあまり変わりはないのだけれど、少なくとも若い頃の「大きな煮えたぎった鍋」というイメージはなくなった。「社会」というひとつの物体があるのではなく、無数にいる人間ひとりひとりの集合体が「社会」なのだ、ということがわかってきたからかもしれない。

 ひとりひとりが触れ合い、ぶつかりあいながら動いていくのが「社会」なのであって、あらかじめ「社会」という決まった形があって、その中に人々がはめこまれていくのではないのだ。私達は、まるで玉突きの玉のように跳ね飛ばされたり、ゆるゆると動いてちょこっと触れてみたりなど、いろいろに動いて「社会」という形を自分たちで作っているのだと思う。
 たくさんの玉の中をコロコロ動いているのだから、時には突き飛ばされてひびを入れられたり、へこまされたりすることもあるし、自分の方からぶつかっていって跳ね飛ばしてやったりすることもあるだろう。けれど、ぶつかりあっているうちに、ある一瞬、カチ〜ンととてもいい音がでることがあるのだ。相手と自分がちょうどいい力加減でぶつかって、快い音をたてることができた瞬間! この時の気分といったら、もう最高! 思い切って自分を相手にぶつけてみなければ、そんな音はたてられない。相手とぶつかって、ひびをいれられるのがこわいという若い人の気持ちは、とてもよくわかるのだが、あのカチ〜ンと言う音をぜひ自分で味わってみて欲しいのだ。

 この本の中に出てくる、作者を含めて9人の若い男の子たちは、そうやってあちこちでぶつかって、ひびをいれられて苦しんだり、ぶつかるのが怖くてころがりだすのを躊躇したりしながら生きている。転がり方は周りが決めることじゃない。自分で転がり方を決めればいいんだよ。どう働くかは、自分で作り上げていく事なのだから。

 若い作者は、自分と同世代の人の気持ちをとてもよく聴きとって、その結果、そういった境地に達したように感じられた。彼にインタヴューされた若者たちも、正直に心を開き胸の内を語っている。彼らの若さ、ナイーヴさがとてもいとおしい。だからこそよけいに、思い切ってぶつかって! イイ音だして! その一瞬は、きっと永遠に心に残る。

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紙の本

「仕事」の観点からする現代若者気質

2001/09/28 03:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風紋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 8人の青春が素描される。彼らに共通するのは、就労に意味を見出せないか、就いた仕事になじめなかった経験をもつ点だ。
 3人は就労経験がない。たとえば長澤貫行。高1で退学してから30歳まで、社会的引きこもりの人だった。不登校児の施設ではプライバシーのない共同生活に耐えられず、かといっては単身上京して一人で暮らすと孤独に苛まれて親へ電話をかけまくった。
 就労経験のある5人も、就いた仕事やその職場に適応していない。
 たとえばトヨタカローラの営業マン武田明弘。外まわりが性に合わず、当然ながら営業成績は不振をきわめた。加えて職場の独特の人間関係に疲れはて、毎日「辞めたい」と思いながら通勤する。
 実際にサラリーマンを辞めたのは萩川喜和(仮名)。高卒後スキー用品店へ就職するが、スキーに情熱を持たず、勉強はせず、売り上げは低迷。店長の励ましで発奮するが、やはり仕事に誇りを持てずに退職。しかし、高齢者福祉に自分の進むべき道を見つけて転身した。
 こうした幸福な発見ないし出会いのない者はフリーターになる。1997年現在、全国のフリーターは約151万人、1982年の3倍に達っすると言う。
 本書は、惑い、模索し続ける青春を通じて、社会とは何か、大人になるとは何かを問う。
 第一級のプロたちの青春を犀利な文体で簡潔に記した立花隆『青春放浪』(スコラ、1985)に比べると、本書は登場人物が依然として「途上」にあるし、文章には若書きの粗さが目立つ。しかし、著者は立場(高校中退)や年代(大学3年生のときに取材を開始)をほぼ同じくする故か、登場人物に対する共感がにじみ出ていて、若い読者の注意を引きそうだ。
 ところで、本書にも『青春放浪』にも女性が全く登場していない。その理由は両著で異なるだろうが、男性には主婦という職業が……まったくないわけではない(主夫もある)にせよ、ごく少数であることが一因ではなかろうか。 (bk1ブックナビゲーター:旅人/本の旅人 2001.09.28)

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紙の本

2001/08/04夕刊

2001/08/24 22:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 不安、夢、劣等感——。「働く」という現実を前に、若者たちの胸では様々な思いが交錯する。そんな彼らを同世代である著者が取材し、若者の抱える「今」を描き出す。車の販売営業職に就いたものの仕事に慣れず、転職情報誌を日々眺める者。ゲームクリエーターを目指すも挫折し、フリーター生活を送る者。彼らは一様に社会という海原の中でもがき苦しむ。その言動は甘えとも映りがちだが、必死に自らの居場所を模索する姿には、どの年齢の読者も共感を覚えるのではないか。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

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2007/03/28 23:06

投稿元:ブクログ

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2008/08/06 00:46

投稿元:ブクログ

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2009/09/27 01:36

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2012/11/15 11:56

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2019/12/06 15:20

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2020/10/19 12:45

投稿元:ブクログ

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