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紙の本
悲劇を予感させる展開か?
2001/09/21 00:08
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投稿者:さとる - この投稿者のレビュー一覧を見る
薫風のフィレンツェの第2巻にあたる。リフィアのいる湯治先に乗りこんだジュリオは、リフィアに一目惚れしてしまう。ミケルをはじめ周りの人々が慌てる中、ミケルたち三人の運命を左右する事態が近付きつつあった。
リフィアの出生の秘密が明かされることによって、早くもとてつもない悲劇の訪れが予測されます。悪意がないにもかかわらず、三人のういういしい恋愛関係はしかし大きな悲劇を招きかねない状態に。特にリフィアに対するジュリオの想いは大きな不安要素となっています。今までの榛名作品とは少々違った不幸さが見られ、これからどうなってしまうのかと先が気になって仕方ありません。そんな展開なものだから、また今までになく朴念仁な主人公ミケルがもどかしく感じます。
一作目の時点で思っていた通り、だんだんと話が広がってきて面白くなってきました。続きが読みたいと思える作品でしょう。