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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.8
- 出版社: ダイヤモンド社
- サイズ:20cm/180p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-478-70217-9
紙の本
一流の勉強術 勉強が面白くなる53の具体例
ムダなことが、1番の勉強だ。勉強のために、借金する覚悟を持とう。他人の言葉を、自分の言葉に翻訳しよう。好きな作家の、精神的ストーカーになろう。勉強が面白くなる53の具体例...
一流の勉強術 勉強が面白くなる53の具体例
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商品説明
ムダなことが、1番の勉強だ。勉強のために、借金する覚悟を持とう。他人の言葉を、自分の言葉に翻訳しよう。好きな作家の、精神的ストーカーになろう。勉強が面白くなる53の具体例を挙げる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
中谷 彰宏
- 略歴
- 〈中谷〉1959年大阪府堺市生まれ。早稲田大学演劇科卒業。株式会社中谷彰宏事務所設立。
〈鷲田〉1942年北海道生まれ。大阪大学大学院博士課程修了。現在、札幌大学教授。
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紙の本
面白い本にはたくさんのキーワードがある。
2001/08/27 23:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dragon - この投稿者のレビュー一覧を見る
中谷彰宏氏の対談ものは、あまり読まなかったのですが、鷲田小弥太氏との対談でしたので、迷わず購入でした。中谷彰宏さんのは、やはり、なんかくやしいのですが、気づかせてくれることが多いです。なにが違うのか?とわからなかったのですが、今回「面白かったかどうかはキーワードをいくつマルできたかで決まる」というコピーを読んで、すっきりしました。これからの読書では、どんなキーワードを見つけられるかというのを楽しみにしていきたいと思います。この本でもたくさんのキーワードを見つけられると思います。
●「理解するというよりも、こういうものだという確認を次々していく。その中で、3つ、4つ新しい言葉というか、生きるスタイルみたいなものを発見していく。」
●一冊読んで面白かったかどうかは、キーワードをいくつマルできたかで決まる。
●勉強は、自分のフォームを固めることだから、負担がかかるだろうという走り方でも、本人が楽だったらそれでいい。
●難しいことを、簡単にするのが、哲学であり、勉強法だ。
●しんきくさくないことだ。しんきくさいのは、一流まがいだ。一流の人は、明るい。しんきくさいようでは、勉強法ではない。勉強法とは、「スイスイ」「ラクラク」でなければ、一流の勉強法ではない。
紙の本
中谷本としてはいまいち…
2002/01/09 17:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:昇竜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白い部分、ためになる部分は少なからずあった、ということはまず最初に言っておこう。
ただし、「スピード」シリーズのころの中谷の本と比べると、いかにも本の構成が荒く感じた。一言で言うと「インタビュー文を無理やりTIPS形式に直した」本である。試み自体は面白いが、TIPS形式への抽出の仕方が適当すぎる。
この本では 53個の「21世紀勉強法」というものががあげられている。しかし、21世紀「勉強法」として首をひねってしまうものがかなりある。たとえば37個目:
「文学史でなくベストセラー史として捕まえよう」
はいったい何なんだろう。
この本を読むと分かるが、これら53個は、新しい勉強法、というより「対談の途中経過メモ」だ。中谷と鷲田の対談はさておき、本の作りが荒くて、本を作るという作業に関して以前の中谷の本に比べ、魂が感じられない。
あと、対談中、鷲田が中谷を無条件に褒めまくっているのが何かムズ痒かった。鷲田が中谷の問題点についてズバッと切りこんで、白熱した議論が起こる、といった展開があったら面白かったのに。
個人的には「スピード勉強法」、「スピード読書法」などの方がインパクトが強かった。この二冊のほうが魂がこもっている。一方本書は、結局中谷ワールドであり、鷲田が加わったことで加わるべき新しい部分はほとんどなかったと思う。
いろいろ書いたけど、悪い本とは言わない。ただ期待していたので少し残念だったというのはあるが。
個人的には以下の部分が印象に残った。
●勉強をスピードアップしなければならない理由は、勉強だけで終わってはいけないからだ。
●本を書くのが人生の一部分じゃないんですよ。本を書くことがあって、人生がその上に乗っかってくるんですよ。そこが面白いんです。
●本を読んでいるのではない。キーワードを探しているのだ。
●私は本を読みながら線を引くとき、短い線を引く。線を引くというより、単語に丸をつけるぐらいの感じだ。…勉強でもそうですけども、本を読む場合もあまり多くを求めては絶対だめです。…
●カントは何が一番カントたりえるのかというのを発見しようと思ったら、それを自分の言葉で説明できないとダメです。たくさん知っているカント学者と議論しても、これは先験的経験論、といわれる。けれども、カントがいおうとした一番深いところがきちっと今の言葉で言えなければ、勉強は恐らく勉強に過ぎなくなる。
●一冊読んで、それが面白かったかどうかは、キーワードをいくつマルできたかで決まる。
●【取材の準備】私は取材に行くとき、移動中のタクシーの中でそのための資料を全部読む。その時、面白いキーワードに線を引く。今日会ったらこの3つは話せるかな、という三角形の図をまず紙に書く。…
●【レジュメの作り方と発想法】僕はとにかく、最初にやりたいことだけを中心命題としてポンと出して、それをどうやって表現していったらいいのかを考え、次々に付け足していってレジュメを作る。だから、1つつくったら、それのサブノートを2つつくる。