魔女と暮らせば （大魔法使いクレストマンシー）

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ＤＷＪさんの作品は“ハウル”から入っていきました。宮崎監督がハウルを公開すると発表（又は噂？）され出した頃にちょうど借りて読んでみたんです。そして、見事にハウルに魅入られた私は次にこの本を読んだのです。
結論から入ると、ハウルより濃密なストーリーだと思います。ネタばれはしないように以下気をつけますが軽く語ってみようと思います。
多分、外国文学だからでしょうか最初は何だか少し世界観的にでしょうか少し合点が行かない所などもありました。でも、読み進めて行けばあんな所に布石があったのか！ヤラレタ！などうなる場面もありました。
とにかく、ＤＷＪさんの作品はファンタジックですごく可愛く暖かさに溢れていると思います。是非、一度読んでみて下さい！

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これはおもしろかった。キャットが不憫でならない気もするけど。あんなにグウェンドリンが好きなのに、なんで振り回されなきゃいけないんだろう。というか何でキャットはグウェンドリンが好きなんだろう・・・　ジャネットが来て本当によかった（●´∀｀●） でもいきなりキャットに何個も命があるっていうのは理解に時間がかかった。説明がもっと欲しいかも。（´・ω・｀）

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今回の主人公グウェンドリンは、『私が幽霊だったとき』を彷彿とさせる嫌なキャラ。
こういう、純粋な悪意みたいなガキンチョがジョーンズは巧い。
『ウィリアムの魔法の旅』にはそれが出てこなかったんだよな。

さて、この作品は17年前に偕成社から『魔女集会通り26番地』という題名で刊行された。
最初はこっちの題名の方が好きだったんだけど、実際読むと魔女集会通り26番地はあまり出てこない。
今回の邦題『魔女と暮らせば』の方がよい。
最初は才能と野心あふれる魔女のグウェンドリンと暮らす弟のキャット、
後半はグウェンドリンと入れ替わりに普通の世界からこっちに移ってきたジャネットが魔女たちと暮らす羽目になってしまう。
そう読むことはできないだろうか？　まー、深読みし過ぎかもしれんけど。

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クレストマンシーシリーズを初めて読んだのがこれ。シリーズ中でも一番好きな作品。
近々また読返そうと思っている。

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両親を亡くしたグウェンドリンとキャットは、近所の魔術師たちの世話になって暮らしていたが、あるとき大魔法使いクレストマンシーにひきとられる・・・・。
魔女の才能のあるグウェンドリンは、自分の才能をクレストマンシーに認めてもらえず、子供だけで魔法を使ってはならないという約束も守らず、はちゃめちゃないたずらをしでかすが、その裏には実は大きな野望があった。
弟のキャットは気弱で姉に引っ付きまわっているが、その姉からはひどい仕打ちをたくさん受ける、それでもたった一人の頼りになる姉を信じて、けなげにつきまわっているが、とうとうある日、姉は消えてしまい、かわりにグウェンドリンとそっくりな「異世界からきた」ジャネットの面倒を見なくてはならなくなる。自分のことですら、手いっぱいのキャットだが、グウェンドリンの野望のせいで、どんどんややこしいことに巻き込まれ・・・。
ダイアナらしい、すばらしく面白い作品だと思う。いろんなところに「あれ？」「これはどうなるの？」という布石があって、読み出したらとまらない。
しかも、登場人物一人一人が魅力的で、さらに佐竹美穂の挿絵もステキ。クレストマンシーが個人的にすごくお気に入り。

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魔法の才能のある姉と才能のないと言われる弟が、大魔法使いクレストマンシーの城にあずけられ、そこで起こる数々の事件！クレストマンシーの背中を見つめているような気分にもなります。

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両親をなくしたグウェンドリンとキャットの姉弟は、近所の魔術師たちの世話になって暮らしていた。グウェンドリンは将来有望な魔女で、自分でもそのことに自信を持っていたし、キャットはそんな姉に頼りきっていた。やがて二人は、大魔法使いクレストマンシーの城にひきとられたが、「子どもは魔法を使ってはいけない」と言われ、きちんとした暮らしをさせられることにがまんができなくなったグウェンドリンは、魔法でさまざまないやがらせをしたあげく、ある日姿を消してしまう。代わりに現われた、姉にそっくりだが「別の世界から来た別人だ」と主張するジャネットという少女の面倒をみなければならなくなったキャットは、頭をかかえる。やがて、グウェンドリンの野望の大きさと、キャットにしてきたひどい仕打ちが明らかになる事件が…?一九七八年ガーディアン賞受賞作。

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姉が魔女でそのキャットは普通の子。でも実はキャットは大魔法使いだった！　みたいな感じの楽しいお話しでした♪

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共感できる登場人物がほぼいないせいか
感情移入ができない
すっきりしない感じで終わる
ただし一気に読んでしまうほど
入り込んでしまう
この感じがこの作者の世界観なのか

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両親を事故で亡くして、魔法使いのお姉さんと2人きりになってしまった平凡な少年キャット。2人はクレストマンシーのお城に引き取られてきますが、大人ばかりでなじめません。頼れるのはお姉さんだけだというのにお姉さんはどこかの世界に逃げ出してしまいます。そして身代わりに連れてこられた別世界の女の子の面倒をみなくてはいけない羽目に。そうするうちにもいろいろな騒ぎがおこって目が離せません。

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何度読んでも楽しめる作品です。
ダイアナさんの作品のクレストマンシーシリーズの中では一番好きです。
毒性の強い話ですが、読めば読むほど楽しくなってきます。