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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.9
  • 出版社: ソニー・マガジンズ
  • サイズ:20cm/342p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7897-1739-9

紙の本

天使だけが聞いている12の物語

著者 ヘレン・フィールディング (ほか著),ニック・ホーンビィ (編),亀井 よし子 (ほか訳)

「ブリジット・ジョーンズの日記」のヘレン・フィールディング、「トレインスポッティング」のアーヴィン・ウェルシュ、「ホワイト・ティース」のゼイディー・スミスなど、今もっとも...

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天使だけが聞いている12の物語

税込 1,760 16pt

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商品説明

「ブリジット・ジョーンズの日記」のヘレン・フィールディング、「トレインスポッティング」のアーヴィン・ウェルシュ、「ホワイト・ティース」のゼイディー・スミスなど、今もっとも注目される作家12人による珠玉の短編集。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

首相による、ある個人的な出来事に関する弁明 ロバート・ハリス 著 5-28
小さな奇跡が起こる場所 メリッサ・バンク 著 29-44
最後のリクエスト ジャイルズ・スミス 著 45-66

著者紹介

ヘレン・フィールディング

略歴
〈フィールディング〉イングランド生まれ。オックスフォード大学卒業。BBCで番組制作にたずさわる。「セレブリティを追っかけろ!」でデビュー。著書に「ブリジット・ジョーンズの日記」等。

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紙の本

毎日、とりたてて特別な生活をしているわけではない人間の心模様。12人の作家による短編集。

2001/10/23 22:16

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投稿者:挾本佳代 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 口には出さないけれど、明らかに自分自身に向かって何度もしつこいぐらいに、何かを言い続けることがある。周囲の状況から「本当は私がやりました」と言えない時。失恋の痛手を負いながらも、仕事のノルマを果たさなければならない時。そんな時の胸の内では、どれだけの言葉が繰り返されるのだろうか。けれど、そうした言葉は自分だけが聞いて、知っているのではないとしたら。自分ではないほかの誰かが聞いているとしたら‥‥。誰にも言わないけれど、天使だけは聞いているかもしれないのだ。他ならぬ天使が。神の使いとも、幸運を運んでくれる使いともいわれる天使に、「あんな言葉」「こんな罵倒」を聞かれでもしたら、そのしっぺ返しとして多分、天国には行けないかもしれない。
 本書に収録されている12の物語の著者たちの中でも、いまやヘレン・フィールディングが一番有名だろう。彼女は、映画「ブリジット・ジョーンズの日記」の原作者だ。彼女が書いた天使にだけ聞こえる言葉は、老女が老人ホームの洗面所で1人倒れて動けなくなってしまった時に吐いたもの。「死んじゃうんだああああ」。すばやく、いま自分が着ているものをチェックする。助けに来てくれた人に、どうして倒れたのかの説明をあれこれと考える。しかし、死にかけている彼女が、一番気がかりだったのが男っ気がない娘のことだった。というのも、老女はいつも母親でありながらも、娘のボーイフレンドを次々に引っかけるというクセがあったから。「お願い、わたしが死んで、かわいい娘がいまの状態のままでいるようなことだけは、どうかなさらないでください」。
 この他、日本人作家の作品ではなかなかお目にかかることができない短編も収録されている。たとえば「最後のリクエスト」。死刑囚が処刑前日に食べる夕食は、彼らがリクエストしてきたもの。マギーは、そのリクエストにそって料理を作る役目をおおせつかっている。最後の食事にマクドナルドをリクエストしてきた囚人に、彼女はあきれかえる。カリフラワーのチーズあえを注文してきた囚人には、思わずこう言ってしまう。「そんなの、いわせてもらえば、まっとうな食事っていうより、おやつなのにねえ。まあ、ハンバーガーよりはましですけれど」。
 どれもこれも、みんな天使は聞いているんだ。気をつけなければ、と思ってしまうのは私だけだろうか。 (bk1ブックナビゲーター:挾本佳代/法政大学兼任講師 2001.10.24)

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