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ヒューメイン・インタフェース 人にやさしいシステムへの新たな指針
心の人間工学とも言うべき認知工学に基づき、人間側に立ったインタフェースとはどういったものかを吟味し、今後のインタフェースが目指すべき方向を提示。【「TRC MARC」の商...
ヒューメイン・インタフェース 人にやさしいシステムへの新たな指針
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商品説明
心の人間工学とも言うべき認知工学に基づき、人間側に立ったインタフェースとはどういったものかを吟味し、今後のインタフェースが目指すべき方向を提示。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ジェフ・ラスキン
- 略歴
- 〈ラスキン〉元・アップルコンピュータMacintoshプロジェクトリーダ。
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2001/11/19
2001/11/27 18:15
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日経コンピュータ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒューメインとは,「人間にやさしい」こと。本書は,このようなユーザー・インタフェースをどうすれば実現できるのかを,平易に説き明かしている。
人にやさしいと言うと,初心者向けと思われがちだが,決してそうではない。認知心理学や人間工学の成果を用いることで,初心者だろうがベテランだろうが,とまどったり間違えたりせずに,ごく自然に操作できるインタフェースを狙っている。OSからアプリケーション,Webサイトまで,“ヒューメインでない”ものだらけのIT業界への痛烈な問題提起と言えるだろう。結論もなかなかすごい。OSとアプリケーションが分離した,現在のソフト形態では,ヒューメイン・インタフェースは実現できないというのだ。
Copyright (c)1998-2001 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.
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目次
2001/11/07 13:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イントロダクション:基本の重要性
第1章 背景
1 インタフェースの定義
2 単純なものを単純なままに
3 人間中心のデザインとユーザ中心のデザイン
4 デザイン革新の足を引っ張るツール
5 デザイン段階におけるインタフェース・デザイン
6 ヒューメイン・インタフェースの定義
第2章 認知工学と注意の所在
1 人間工学と認知工学:何ができて,何ができないのか
2 認知的意識と認知的無意識
3 注意の所在
第3章 意味,モード,モノトニー,そして神話
1 専門用語と表記法
2 モード
3 名詞-動詞形式 VS. 動詞-名詞形式
4 可視性とアフォーダンス
5 モノトニー
6 初心者-熟練者への二分化という神話
第4章 定量化
1 インタフェースの定量的な分析
2 GOMSキーストローク・レベル・モデル
3 インタフェース効率性の測定
4 Fittsの法則とHickの法則
第5章 統一化
1 統一性と基本動作
2 基本動作の分類
3 ファイル名とファイル構造
4 文字列検索と検索メカニズム
5 カーソルのデザインとセレクションを行う際の戦略
6 カーソルの位置とLEAP
7 アプリケーションの廃止
8 コマンドとトランス
第6章 ヒューメイン・インタフェースにおけるナビゲーションとその他の観点
1 直感的なインタフェースと自然なインタフェース
2 より良いナビゲーション:ZoomWorld
3 アイコン
4 ヒューメイン・インタフェースにおけるテクニックとヘルプ機能
5 ユーザからの書簡
第7章 ユーザ・インタフェース以外に横たわっているインタフェースの問題
1 より人に優しいプログラミング言語環境
2 モードとケーブル
3 インタフェース・デザインにおける倫理と管理
第8章 終わりに
付録A ボタン・マウス:その歴史と未来
付録B SwyftCardにおけるインタフェース操作理論