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- カテゴリ:一般
- 発売日:2001/10/01
- 出版社: 富士見書房
- レーベル: 富士見ファンタジア文庫
- サイズ:15cm/306p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8291-1387-1
読割 50
まぶらほ ノー・ガール・ノー・クライ (富士見ファンタジア文庫)
まぶらほ ~ノー・ガール・ノー・クライ~
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:2,464円(22pt)
- 発送可能日:購入できません
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紙の本
奔走する物語
2003/03/30 17:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:paris_dada - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語はありきたりな、というか宮崎駿的な「ヒロイン・エスコート・ストーリー」に帰結している。
しかし物語としては凡庸ながらその路線に終始すればいいものを、
物語冒頭では主人公が不条理なほどモテまくるという「ギャルげー路線」を
つかみにして、読者を巧みに引き込んでいくという展開は「あざとい」の一言に尽きる。
冒頭では、美女三人に貞操を狙われる主人公のどたばたを演じながらも
結末ではそのどたばたも何処へやら。
展開は死闘に次ぐ死闘。読者の淡い期待は、残酷に裏切られ
当初とかけ離れた次元で展開してゆく物語は
読者を置き去りにするというかたちで幕を閉じることになる。
「あざとい」と前記したのは、繰り返すようだが「書くつもりのない
童貞妄想ストーリー」を餌にして読者を引き込んだというその一点に尽きる。
冒頭数ページに満載されている「童貞妄想ストーリー」を確信犯的に
執筆した著者の罪は深い。
(冒頭だけ読んで購入していく読者も多いのだから)