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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.9
- 出版社: 彰国社
- サイズ:19cm/284p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-395-00589-6
紙の本
建築空間のヒューマナイジング 環境心理による人間空間の創造
著者 日本建築学会 (編)
「快適性に優れた建築空間を作る」という古くて新しい問題を、環境心理学の研究手法を通してわかりやすく論じる。ユーザーの要望を踏まえた設計の在り方や、小児病院におけるデザイン...
建築空間のヒューマナイジング 環境心理による人間空間の創造
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商品説明
「快適性に優れた建築空間を作る」という古くて新しい問題を、環境心理学の研究手法を通してわかりやすく論じる。ユーザーの要望を踏まえた設計の在り方や、小児病院におけるデザイン、将来の課題などを具体的に提示する。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
建築空間には人間の営みが存在するのです
2001/11/28 17:19
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投稿者:エトウエジソンヒロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
住む、通勤通学空間、働く空間は日常の大半を占めます。割って入ってくるのは、医療空間や癒しの空間といった一時的な空間もあります。建築空間には常に人間の営みが存在し、私たちは何気なくその営みを繰り返しています。
環境心理は、都市病理や劣悪環境を対象に盛り上がった時期があります。ロバートソマー、E.T.ホールはその先駆者でしょう。彼らはみな心理学者として、建築空間を見てきました。建築の心理的な側面の発見は、建築関係者にはできなかったのです。今日では、環境心理学、建築心理学という領域も確立されつつあり、ますます注目される分野でしょう。建築を形態論、計画論や構造、材料、施工と分けて、数字で捉える工学的な側面だけではなく、言葉や心情で捉える領域が大切になってきます。
環境心理学という概念が誕生してから40年以上経ちました。そろそろ成熟期のようです。本書はその一端を紹介する良書です。