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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 7件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.11
  • 出版社: 角川書店
  • サイズ:21cm/226p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-853419-2
コミック

紙の本

ロードス島戦記 ファリスの聖女 新装版 2 (ニュータイプ100%コミックス)

著者 水野 良 (原作),山田 章博 (作画)

ロードス島戦記 ファリスの聖女 新装版 2 (ニュータイプ100%コミックス)

税込 1,078 9pt

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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

私はあなたを叱咤する

2001/11/02 00:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エリック@ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『聖女』の物語を締めくくる第2巻。名もなき狂気の神に魅入られたベルド。その正気を取り戻すために、フラウスが旅立つシーンから始まる。1巻では、いまいち描き出されていない感があった物語の主人公・フラウスだったが、2巻では一転して、フラウスを追った話の展開となっている。神官戦士であるフラウスから、女としてのフラウス、そして、一人の人間としてのフラウスへ、そして、まさに物語りの最期、魔神戦争終結の瞬間に、フラウスは『聖女』へと昇華するのである。
 この物語はラブロマンスではない。そのように表現できるほどに甘い物語でもない。しかし、戦士でありながらも、女としてベルドを愛した姿、そして、その物語は心を打つものがある。何故なのだろうか?
 ロードス島戦記という物語をご存知の方にはお分かりだろうが、後の世に六英雄として語り継がれる者たちの中に、フラウスの名は含まれてはいない。彼女がベルドを庇い、死に到ってしまった為である。
魔神王の刃を受けたフラウスの最期の言葉は、至高神に対する「叱咤」であった。それは聖職者ではなく、一人の人間としての言葉ではないのか?
 この物語は、ロードス島戦記へと続いていく。しかし、水野良が生み出した世界を、この「ファリスの聖女」は遥かに超えていってしまったような印象を受ける。もはやロードス島戦記とは称せないのではないだろうか。ここまで来ると、これは全ての世界を越えたドラマだ。
 評者の力不足ゆえ、書評としては、陳腐な表現を綴るに終始しなければならない。幾つかの疑問を記す事になってしまってもいる。しかし、この作品は間違いなくファンタジー界に名を残す、最高傑作の一つであると私は確信している。
 皆さんにはこの物語に生きている人々、一人一人を見てほしい。物語の中心で苦しみ、悩み、ものおもいながら生きた一人の女性を見て欲しい。そして、皆さん自身が直に物語を体感して欲しい。すべては物語の中にあるのだから。

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紙の本

2巻

2018/10/16 14:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

一巻に続いてこちらも。
聖女さま。いいですねえ。かっこよくてすてきでした。
話も絵もよくてよかったです。
好き。

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2006/02/10 17:01

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2006/08/02 00:08

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2007/05/25 12:23

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2013/10/02 22:08

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2019/01/11 00:22

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