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商品説明
銀行では今も妖しい事件が封印され続ける。犯人が行内を自在に歩き回る恐怖の脅迫事件、巧妙な口座取り違えの詐欺、窓口から定期的に現金が消える怪事件−。江戸川乱歩賞作家が描く銀行ミステリ作品集。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
金庫室の死体 | 5-74 | |
---|---|---|
現金その場かぎり | 75-108 | |
口座相違 | 109-156 |
著者紹介
池井戸 潤
- 略歴
- 〈池井戸潤〉1963年岐阜県生まれ。慶応義塾大学文学部・法学部卒業。88年三菱銀行入行、95年退職。88年「果つる底なき」で江戸川乱歩賞を受賞。作品に「M1(エム・ワン)」がある。
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紙の本
銀行を舞台にした短編ミステリ5編
2001/10/08 17:59
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投稿者:格 - この投稿者のレビュー一覧を見る
銀行の犯罪。それを銀行の人間自身が暴いていく話が多い。バブル期に起こした銀行の罪。それに復讐しようとする人々。キャッチフレーズが決まっている。
表題作の『銀行狐』では主人公は総務部特命の指宿。銀行に送られてきた
ぎんこうの あほどもえ てんちゅー くだす 狐
という手紙の調査を行う。そして狙われた支店で爆発事件。次々に起こる事件。探っていくうちにはやはりおかしな取引が…。
『現金その場限り』で描かれる計算が合わない場合の銀行内部の行動は、当然とはいえすさまじい。このあたり、さすが実際の銀行出身の作者。まさにリアルな描写である。