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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.9
- 出版社: 水声社
- サイズ:22cm/500p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-89176-449-X
- 国内送料無料
紙の本
ヴァイマール共和国史 民主主義の崩壊とナチスの台頭
なぜドイツは全体主義への道を進んだのか? 第一次世界大戦から第二次世界大戦前のドイツ・ヴァイマール共和国における政治的変遷を、社会情勢、経済情勢、外交関係、政治的力関係等...
ヴァイマール共和国史 民主主義の崩壊とナチスの台頭
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商品説明
なぜドイツは全体主義への道を進んだのか? 第一次世界大戦から第二次世界大戦前のドイツ・ヴァイマール共和国における政治的変遷を、社会情勢、経済情勢、外交関係、政治的力関係等の多方面の事実をもとに克明に分析する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ハンス・モムゼン
- 略歴
- 〈ハンス・モムゼン〉1930年マールブルク生まれ。歴史学、ドイツ文学、哲学を学び、ルール大学ボーフム現代史教授を務めた。米国、イスラエルでも客員教授を務めた。
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紙の本
ナチズム成立前史を緻密に記述した恐るべき大著
2001/10/22 12:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小林浩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1930年マールブルクに生まれた現代史研究の重鎮ハンス・モムゼンによる記念碑的大著。原著刊行は1989年。待望の完訳である。ウェーバー研究で有名な歴史家である双子の兄ヴォルフガングの著書は数多く邦訳されてきたが、弟ハンスの単著はこれが本邦初訳となる。本書の舞台は、1918年より1933年までドイツを統治したヴァイマール共和国である。第一次世界大戦終結と並行して起きたドイツ革命(ドイツ帝国の崩壊)を経て成立したヴァイマール共和国が、やがてナチスの政権掌握によって終焉するまでを綿密に描く。帝国戦争で消耗した国土を再建するはずの共和制が、わずか四半世紀を経ないうちになぜファシズムにとって替わられたのか。「みすみす失われた自由」という本書の原題は、価値観や道徳の崩壊に続く暴力とテロの独裁が、国民世論の積極的支持によって実現されてしまったことを含意する。様々な国でよく似た歴史が繰り返されようとしている昨今、まさに教訓とすべき書物である。
※ナチズム(民族/国民/国家の社会主義)という症例→「KGB〓調書ヒトラー最期の真実」「ドイツ・ナチズム文学集成 1」「パラノイアに憑かれた人々 上下」「わが闘争 完訳 上下」
→人文・社会・ノンフィクションレジ前コーナー(10/22分)より