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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.10
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/294p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-130631-1
文庫

紙の本

ジオラマ (新潮文庫)

著者 桐野 夏生 (著)

ジオラマ (新潮文庫)

税込 572 5pt

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収録作品一覧

デッドガール 9-36
六月の花嫁 37-72
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みんなのレビュー56件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

匂い立つ性と生

2010/02/12 17:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぱやぴす - この投稿者のレビュー一覧を見る

男女の日常の裏側を切り取った毒気ある短編集。

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紙の本

男の一人称・女の三人称

2015/12/31 00:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくまりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

9つの、どれも切れ味のよいストーリーテリングが魅力の短編集で、男の視点で書かれた作品が読みどころ。
その中でも白眉は表題作「ジオラマ」だ。拓銀がモデルと思われる大手銀行に勤めていた男の人生が、銀行の破たんと女との出会いによってねじれていく過程を、男の視点で描いている。自信過剰なようで、本当は自信がない、人に良く思われていたが、自分は他人を愛せない、そんな身勝手な男の一人称、といえば、向田邦子の諸作を想起させる。向田が描いた昭和の男と女の関係も抜き差しならないものだったが、この作品で描かれた平成の男たちは更に孤独で望まぬ人生を歩んでおり、三人称で描かれる女たちはより大胆で印象が強烈だ。
筆致は容赦がなく、内容にも中途半端な救いを残さないことが、作品に冷たい魅力を与えている。男の作家には、こうは書けまい。

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紙の本

珠玉の短編集

2004/07/16 08:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ジオラマ」を含む9編からなる桐野夏生の短編集です。桐野夏生らしい短編集で読む価値ありです。私たちは目で見、耳で聞き、肌で感じ、頭で知識を得た世界で生きています。それは、それぞれの感知した世界であり、その世界こそ現実の世界と信じ生きています。自分に見えない、聞こえない、感じない、情報のない世界は知る故もなく意識すら出来ないでしょう。しかし、その見ない、聞こえない、感じない世界も同時に存在していることは間違いない事ではないでしょうか。そんな世界を見事に描いている作品群は素晴らしいです。最初の作品「デッドガール」でもう虜になってしまいました。短編集ですから粗筋など紹介はしませんがミステリアスな世界ですぞ。

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紙の本

ジオラマの如き世の中。

2002/01/20 12:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この作品に収められた物語たちは、全てがジオラマである。舞台となっている世界も、そこに生きる人々も──だが本当は、読者が住んでいる世界こそが、ジオラマなのかもしれないのだ。嘘のようで本当のよう、作り物のようで本物のような世界と人間たち。両者の境目は、極めて曖昧なものだろう。そうしたことを感じさせられた本である。

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紙の本

怖い切ないほのぼのと色々ありの短編集

2001/11/12 07:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YASU - この投稿者のレビュー一覧を見る

 普通に暮らし、普通に見える人々。彼等の日常が少しずつずれていく様を描いた短編集。
 銀行の倒産により失業した男が、妻と同じマンションの真下に住む女性との間を行き来する表題作「ジオラマ」、ホラー風味の「デッドガール」、少しだけ『天使に見捨てられた夜』のトモさんを連想させる「六月の花嫁」、かっこいいと憧れていた人物の別の面を知ることになる「井戸川さんについて」、観光ガイドが旅行客の女性に人捜しまで頼まれ振り回される「捩れた天国」等、全部で9編が収録されているが、どれもそれぞれに面白かった。
 桐野氏の描く世界の魅力と巧さが存分に詰められた短編集である。

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紙の本

苦い後味が魅力の短編集。桐野作品としてはライト?!

2011/08/24 14:23

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

後味の悪い短編集。
その苦い後味が魅力である。


桐野作品は基本的に苦手だ。
楽しむために読む本読みのわたしには重厚すぎるのだ。
また、桐野氏の性描写も好きになれない。

本書は、桐野作品の長編がお好きなひとには物足りないかもしれないが、
桐野作品がヘヴィで苦手なわたしにはちょうどよかった。
思えば、桐野氏の短編を読むのはこれが初めてかもしれない。


本書に収められている短編の主人公たちは誰も、
「いつも通りの毎日」を繰り返していた。
「いつも通りの毎日」というのが曲者で、
サラリーマンにとっての「いつも通りの毎日」は会社での仕事だが、
ドラッグの売人にとっての「いつも通りの毎日」はドラッグの売買で、
主婦にとっての「いつも通りの毎日」は夫や子どもの世話であったり、
と、主人公が変われば、「いつも通り」の内容も変化する。

そんなバラエティ豊かな主人公たちの「普通」の日々は、
ある一瞬をもって終わる。

そしてそこから新しい一歩を踏み出していくのだが、
その一歩が明るい未来へ向かうのか、
とてつもないどん底へのそれなのか、
それは誰にもわからない。
たぶん、主人公たちもわかってはいない。


明るい未来か暗い日々か、それがわからないのに
どの短編もわたしにとっては後味が悪かった。
明るい未来と後味の悪さは結びつかないような気もするが、
必ずしもそうではないのだろう。

桐野氏の短編。
これから少しずつ読んでいこうかな。




『ジオラマ』収録作品
・デッドガール
・六月の花嫁
・蜘蛛の巣
・井戸川さんについて
・捩れた天国
・黒い犬
・蛇つかい
・ジオラマ
・夜の砂

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紙の本

誰もが必ず持っている、違う顔。

2003/06/11 11:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:purple28 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 桐野夏生という人は自分の中で、どういう人かと説明できない。
 ただの理解不足なのかもしれないけれど。
 よくよく考えてみると「柔らかな頬」「OUT」に続く3冊目だったのだが、どれも桐野夏生の作品だと意識して読んではいなかった。
 だから作者が見えない、というのではない。
 いろんな書き方のできる人なのだなぁ、と思った次第。

 あとがきで、「石をひっくり返すのが好き」だと言っている。石の裏に棲むモノを見るのが好きだと。
 大小にかかわらず、石の裏にはナニかいる。必ずいる。表面からは決して見えないのだけれども。
 人間も同じなのだと思った。
 周囲が認識している“その人”とは違う自分を、誰もが必ず持っている。

 「ジオラマ」は、身近にある世界。
 誰も知らないところで起こる。

 知っているのは、自分だけ。

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2004/11/30 15:39

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2006/04/04 03:11

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2006/07/13 19:34

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2007/02/17 19:34

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2007/04/03 18:45

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2007/08/03 17:13

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2008/02/07 01:22

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