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商品説明
瀬菜は、憧れの若き社長・誠がいる藤之宮産業に入社した。ある日、誠に弱みを握られそれをタテに強引に躰を奪われてしまう…。嫌がりながらも、孤独な誠に近づきたいと思い始めた瀬菜の恋の行方は?【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
憎まれ口のような言葉でしか愛情を伝えられない不器用社長。
2002/02/19 09:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらすじかららは、もっと社長が鬼畜で弱みを盾に瀬菜をいいようにしているのかと思ったけれど、実際はそれほど瀬菜をいたぶって楽しんでいる、とかではなく、確かに弱みを握ってそれを盾にはしているものの、いつのまにか社長が瀬菜を気にかけ始め、嫉妬心のような感情から売り言葉に買い言葉みたいになってしまった、という展開なのがよかった。
その後も純粋に社長を慕う気持ちを口にする瀬菜に、自分が社長という立場だからへつらっているのだろう、と素直に受け止めずにいるクセに、内心、一個人としての自分を見て、同じだけ思われていたいと願うそぶりが、不器用な人だと思えてすごくよかった。
最初と途中、嫉妬心から瀬菜の気持ちを試すように鬼畜っぽく瀬菜を抱くシーンは、瀬菜を泣かせようとするだけのえっちくさい描写で、それ以外で感じた社長のキャラと比べると違和感を覚えた。
書き下ろしの短めのお話も、瀬菜と同じ顔なのに、自分よりずっと使える従兄弟と瀬菜と社長の三人で仕事をやるうちに、自分の存在価値を見失った瀬菜と、瀬菜のことをよく知る従兄弟に嫉妬してしまう社長との感情のすれ違いがせつなく、憎まれ口のような言葉でしか愛情を伝えられない社長の不器用で横柄な態度もよかった。
紙の本
とにかく主人公が一途
2002/06/17 16:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クックドゥ - この投稿者のレビュー一覧を見る
やり手の若き社長・誠は、常に優秀な人材のみを
欲し、使えないと判断した人間は容赦なく切り捨
てるという方法で、会社の業績を伸ばし続けてい
ます。
情に流されることなく冷淡な誠には、敵も信望者
も数多くいました。
新入社員の瀬菜は後者で、誠の熱烈な信望者でした。
真面目がとりえの瀬菜は、機転や機敏という言葉
とは縁がなく、何より迅速な対応を要求されるシス
テム開発部に配属された日から、ミスを連発。
頑張れば頑張るほど裏目に出てしまい、悪い噂はつ
いに、社長である誠にまで届いてしまいます。
瀬菜のあまりの出来の悪さに、何故入社出来たのか
疑問が湧いた誠は、身辺調査を行うことに。
そして、その結果とんでもない秘密がわかってしまい
ます。
誠に秘密を握られた瀬菜は、誠の言いなりになるしか
なくて…。
体を奪われいいように扱われても、どんなに酷いこと
を言われても、瀬菜は誠に対して一途です。
孤独な誠の心に、少しでも近付きたいと。
誠も、いつしかそんな瀬菜を愛しく思い始めますが…。
会社を巡る陰謀に巻き込まれたり、嫉妬で相手を信じ
られなくなったり、恋は波乱だらけ。
時々臆病になりながらも、一途に誠を想う瀬菜が健気
で良かったです♪
紙の本
憧れよりも強い気持ち
2002/05/30 07:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kyowya - この投稿者のレビュー一覧を見る
憧れていた社長・誠に替え玉入社がバレてしまった瀬菜。監視のためそばに置かれ、愛人にされ、「俺の信頼が欲しいなら行動で示せ」と押し倒されても、瀬菜は誠を慕い続ける。
どんなにひどい扱いを受けても、誠のそばに居たいと願い続けた瀬菜。ただの憧れなんかじゃなく、周囲への疑いに凝り固まっていた誠の心を変えるほどに、強い気持ちだったんだな。
紙の本
憧れの続き。
2002/01/31 00:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:miyagiaya - この投稿者のレビュー一覧を見る
瀬菜はとても憧れていた若社長、藤之宮が自分の理想と違っていて困惑する。能力のなさを散々叩かれて最後には「愛人」としてつきあうことを求められた瀬菜が、それでも必死に彼の仕事の役に立とうと頑張る姿が前向きでした。口ではきついことを言いながらも瀬菜を大事にしている社長も良いです。ただし一番光ってるのは瀬菜の強烈な従兄弟だったかも…。