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商品説明
対日感情の強い韓国人だが、日本人以外の外国人はどうなのか。十余年ソウルに住む著者が体験・見聞したエピソードが明らかにするアンビバレントな韓国ナショナリズム。友人だから言える、いきすぎる韓国人への苦言。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
日韓友好はまずお互いを理解することから
2002/08/09 20:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオトリさま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワールドカップの前だったらこの本を読んでも本質的には理解できなかったと思う。
ワールドカップでの「ここは北朝鮮か?」と思うような赤い波を見た後だと「さすが11年も韓国に暮らした人の書いた本」だと思う納得できる部分が沢山ある。
題名から見ると嫌韓派の本のようですが、内容は批判しながらも韓国が好きな人の書いた本だとわかる。韓国に対する愛情があるという理由で好意的に捉えられ、韓国の新聞・朝鮮日報にも紹介されている程だ。
日本人には大不評だったアン・ジョンファンのスケートパフォーマンスも光州事件などから連綿と続く反米感情を知ると少しだけ見る目が変わった。特に考えが変わったのはアメリカ兵が強姦の後、レクター博士ばりに惨殺した「ユン・クミさん事件」だった。以降米軍犯罪が続々と明るみに出たという。特に韓国人をおこらせたのは日本との扱いの差だという。2000年夏、沖縄のアメリカ兵による女子中学生暴行事件に大統領が謝罪したニュースを見た韓国の人達は「日本には大統領が謝罪する。大変な違いだ」と怒りを募らせた。気持ちはよくわかる。知っていたら日本も一緒に「ユン・クミさん事件」の謝罪を要求したのにと思った。
日韓友好は見せ掛けだけのイベントでは成立しない事がよくわかったワールドカップだったと思う。真の友好はお互いを良く知り合う事からしか生まれないと思う。
なにしろ韓国は阪神大震災のニュースを聞いて最初「天誅だ!」「大変喜ばしいニュース」と報道した程日本が嫌いな国なのだから。