- カテゴリ:幼児
- 発行年月:2001.10
- 出版社: 偕成社
- サイズ:24×28cm/1冊
- 利用対象:幼児
- ISBN:4-03-331250-1
紙の本
オオカミのともだち
「一人の方が気楽でいい、友達? 何だか面倒だな」 そんなオオカミの前におかしなやつが現われた。ほんとに妙なやつなのに、なんだか気になる。もしかして、これが友達ってやつか?...
オオカミのともだち
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
「一人の方が気楽でいい、友達? 何だか面倒だな」 そんなオオカミの前におかしなやつが現われた。ほんとに妙なやつなのに、なんだか気になる。もしかして、これが友達ってやつか? 「オオカミ」シリーズ第2弾。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
きむら ゆういち
- 略歴
- 〈田島〉1940年大阪生まれ。多摩美術大学図案科卒業。88年絵本にっぽん賞、ボローニア国際児童図書展「グラフィック賞推薦」受賞。絵本に「ちからたろう」「オオカミのごちそう」など。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
と、も、だ、ち。
2002/07/31 14:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本箱屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一人がいいと、オオカミが思う気持ちはよくわかる。
自分の気持ちだけ考えていればいいんだから、楽チンだ。
でもたまに、なんだかわからないけれど、
どうしても、気になるやつがいるんだよな……。
自分より極端に弱そうだとか、
逆に自分より、めちゃくちゃ強そうだとか。
何だか自分とおんなじぐらいすぎて、惹かれるとか。
ようはタイミングが問題で、波長が合うか合わないか。
クマはなんだか、強そうだったけれど、おかしくて。
つまりは、ともだちだ。ひとりもいいけれど、
あれも悪くないと、なつかしくなるなら、ともだちだ。
紙の本
ひとりがいいはずが…
2016/02/26 22:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひとりのほうが気楽と言っていたオオカミですが、タイトル通りにともだちができるお話。
やっぱりなんでもないよりあったほうがいいなと思います。
紙の本
「ひとりでいるのが気楽で一番いい」そんなオオカミの前にあらわれたおかしなやつ。
2001/11/06 17:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:安呑 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ひとりでいるのが気楽で一番いい」そんなオオカミの前にあらわれたおかしなやつ。つきあっているうちに思ったんだけど、これって…ともだち?
「何かうまい獲物でもいないかなあ」そうつぶやきながら歩いていたオオカミの前に「オイラといっしょに獲物を探さないか」といきなり親しげに声をかけてきたのは見るからに強そうなクマ。
「ひとりでいるのが一番いい」と常日頃からそう思い、お気楽、気まま、わがままに、ひとりで行動することをよしとしてきたオオカミですが、なんとなく成りゆきで、クマといっしょに獲物を探す羽目に・・・。
ところが、いっしょにいる間中、オオカミは「こいつ、オレに獲物を見つけさせて横取りするつもりかな?」「ひょっとしてオレを食うつもりなのか?」と疑心暗鬼、気の休まることはなく、疑いの念はムクムクとふくれあがるばかり。一方、クマはというと、獲物のいる場所教えてくれたり、おいしい蜂の巣を採って分けてくれたり、崖から落ちそうなところを助けてくれたり・・・。
結局、最後は、二人で協力して魚を採って、おいしいおいしいって食べたんです。
「こいつっておかしなやつ!」ってクマのことを思いながらも、オオカミはすごくうれしくて、あったかーい気持ちになったんです。
もしかして、これって、『ともだち』なのかな?
田島征三・木村裕一のコンビが贈る『オオカミのごちそう』に続く『オオカミシリーズ』第二弾。他人(?)が信じられない斜に構えたひねくれオオカミと、だれとでも気楽に友だちになってしまうおおらかなクマのやりとりには、思わず笑っちゃいます。いっぱいのユーモアに、ちょっぴり添えられたペーソス。田島さんの絵が笑いと哀感を誘います。人生のはじめの時期にいる人から終わり近くにいる人まで、それぞれの楽しみ方ができる絵本です。