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紙の本
日本の何処か
2002/06/10 00:39
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投稿者:オト - この投稿者のレビュー一覧を見る
「いってきまんぐーす!」
カジメ少年の珍妙な挨拶で始まるこの作品は、奇妙な既視感を感じさせてくれる。小さな港町の日常は、たいして慌ただしくもなく、平凡で、どこか懐かしく、あたたかい。
そこに「愛すべきもの」の存在することを、私達は知っている。潮の香り、にぎやかな食卓、いたずらな少年、大切な思い出。だから読後には爽やかな気持ちになれる。
宝物の沢山詰まった町の、大切な宝物のお話です。