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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 17件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2001/10/25
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/340p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-43701-X
文庫

紙の本

とむらい機関車 (創元推理文庫)

著者 大阪 圭吉 (著)

名作の誉れ高い表題作を劈頭に、シャーロック・ホームズばりの叡智で謎を解く名探偵青山喬介の全活躍譚など九編に併せて「連続短篇回顧」他のエッセイを収める。初出時の挿絵附。収録...

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とむらい機関車 (創元推理文庫)

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商品説明

名作の誉れ高い表題作を劈頭に、シャーロック・ホームズばりの叡智で謎を解く名探偵青山喬介の全活躍譚など九編に併せて「連続短篇回顧」他のエッセイを収める。初出時の挿絵附。収録作品=とむらい機関車/デパートの絞刑吏/カンカン虫殺人事件/白鮫号の殺人事件/気狂い機関車/石塀幽霊/あやつり裁判/雪解/坑鬼 解説=巽昌章【商品解説】

収録作品一覧

とむらい機関車 9−44
デパートの絞刑吏 45−68
カンカン虫殺人事件 69−90

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みんなのレビュー17件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (10件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

本格推理だから時代を超える、というのは作る側と一部のマニアの一方的な決め付けで、やはり壁はあるようです。でも、そういうものだと割り切れば、結構楽しいかも

2005/07/27 19:34

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

名前だけは以前から聞いていましたが、選集で一、二篇ならともかく、こういった形で読むのは初めてです。表題作は以前読んだ記憶があるのですが、今回読み直して、思っていたものと全く異なり、記憶の曖昧さと時間の経過の速さに呆れた次第です。それと、若いときにはあれほど新鮮だった作品が、やけにくすんで見えるのです。一体これはどうしたことかと思いました。
さて、この文庫ですが、大阪圭吉の作品をなるべく発表当時の形でみせようという主旨のせいか、資料的な書誌的な注が多くて、大変助かります。それだけを書き写すだけで、殆ど全貌がわかるほどです。また解説も丁寧で、作品の解釈というか評価については、若干異論がありまして、私はどちらかと言うと大阪と同時代に生きた乱歩の見かたを指示するものです。カバー後に、乱歩の文が出ているので書いておきますと
「従来日本のどの作家が、かくまでも純粋に、かくまでも根強く、正統短篇探偵小説への愛情と理解を示し得たであろうか。どの作家が、これ程深く理知探偵小説の骨法を体得しえたであろうか。大阪君の作風は一見地味であり、常套でさえあるかも知れないけれど、その興味と情熱の純粋性に於いては、探偵文壇に比類なしと云っても過言ではないであろう。江戸川乱歩『死の快走船』序より」
となります。ついでに、扉のところにある紹介文は
「私が何故鉄道を退職たか、何故毎年三月十八日にH市へ出掛けるか、これには少しばかり風変わりな事情があるんですよ。元鉄道員が語る七日ごとの不可解な轢死事件の顛末とは。数々の変奏を生み出した名作「とむらい機関車」を劈頭に、シャーロック・ホームズばりの叡智で謎を解く名探偵、青山喬介の全活躍譚、金鉱探しに取り憑かれた男が辿る狂惑の過程を容赦なく描く「雪解」と、海底炭鉱という舞台を得て物された、最高傑作との呼び声も高い本格中篇「抗鬼」 以上九篇に併せて「連続短篇回顧」などのエッセイを収録。戦前探偵文壇にあって本格派の孤高を持し、惜しくも戦地で没した大阪圭吉のベスト・コレクション。」
です。これを更に私のほうで補っておきますと
カバーでも紹介されている表題作「とむらい機関車」、デパート裏の路地で発見された絞殺死体。被害者が墜とされたとみられる場所には「デパートの絞刑吏」、造船場から二人の従業員が姿を消した。そして一人が海でしたいとなって発見された「カンカン虫殺人事件」、自家用ヨットの帆走中、キャプテンが何者かの手によって瓶で撲殺された「白鮫号の殺人事件」。
駅の西端、給水タンクと下り一番線との間の巾狭いところで発見された死体「気狂い機関車」、世間から忘れられたようにひっそりと暮らす一家で起きた大量殺人事件、目撃者の不可解な発言が「石塀幽霊」、裁判所に20年にもわたって廷丁を勤める男の口から語られる不思議「あやつり裁判」、カバーでも触れられている「雪解」「抗鬼」。
それに随想鈔録、巽昌章の解説がつきます。
カバーイラストは、大倉ひとみ、カバーデザインは東京創元社装幀室。資料提供 小林眞、編集協力 藤原編集室です。特筆したいのは、なんといっても雑誌掲載当時の挿絵です。もう、これを見るだけでも楽しいので、注を引用します。内藤賛(デパートの絞刑吏、白鮫号の殺人事件、気狂い機関車)、吉田貫三郎(カンカン虫殺人事件)、坪内節太郎(石塀幽霊)、清水昆(あやつり裁判)、他に画家名不明なのが(とむらい機関車、雪解、抗鬼)です。挿絵はすべて初出誌だそうです。
私は、以前からわが国の単行本の多くが、雑誌掲載の作品を纏めるのにも係わらず、初出時の挿絵を割愛することの愚かさを解いてきました。今回の文庫や完全版を謳う復刻ものの素晴らしさを見れば、出版社の理由はともかく、最初に単行本にするときに挿絵を全部つけておけば、いいのに、と思います。

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紙の本

夭折惜しまれる作家

2002/11/01 00:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アシェ - この投稿者のレビュー一覧を見る

大阪は戦前ほとんど唯一の本格派とは聞いていましたが、半信半疑で読みはじめたところ、ほんとうにガチガチの本格だったので驚いたような次第。いずれも論理主体の緻密な推理が展開されるので、やはり戦前には余り人気がなかったようですが、逆に今人気が高いのも分かる気がします。どの作品にも本格の精髄が見られ、第二次大戦の犠牲となった大阪の夭折が惜しまれます。
島荘ばりの奇想で「そんなのありか!?」と思いつつ妙に納得してしまう「石塀幽霊」や、発端の奇妙な謎が綺麗に収斂していく「とむらい機関車」、理詰めの解決の末、事件の様相が一変してしまう「気狂い機関車」「坑鬼」などは、むしろ現代に置いた方がしっくりくるような先進性を持っているといえます。
気になるのは、どういう影響を受けてこのスタイルを確立したのか、ということ。乱歩は「ドイルを更に論理的にした作風」というような意味のことを言っていますが、現代の作家がクイーンの洗礼を受けてロジックを重視するのとは訳がちがいますし(当時クイーンは人気がなくてほとんど読まれなかったらしいので)、そうすると大阪の論理的なスタイルは、たしかにドイル以来の正統的な流れの上にあるとはいえ、おそらく自力で到達したものなのでしょう。その点だけを見ても、大阪には稀に見る先見性があったと言わざるを得ません。

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紙の本

ありがとう

2001/11/10 21:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いろいろな紹介本で紹介されていて、しかもそのほとんどが好意的。なのに本がなかなか手に入らないんで読みたくても読めずに、とても気になる作家だった大阪圭吉。その短編集が文庫で出た! これは読まずにいられません。
 戦前の探偵小説をそう読んでいるわけでも、詳しいわけでもないのですが、そのころはやっていた(んだよね?)エログロ、猟奇的な事件を書くわけでもなく、とても個性的な探偵を登場させるわけでもない(実際、シリーズ探偵の青山喬介のが何作か載ってますが、あんまり魅力を感じられません、この名探偵)。死体の傷やちょっとした遺留品から論理的に事件を解明していく、当時としては珍しかっただろうと思われる本格推理小説。なるほど、今でも評価されているわけだと納得できました。
 それにしても、私にとっては幻の作家だった大阪圭吉、昭和10年代の古〜い作品を纏めて出版してくれた出版社にお礼をいいたいです。どうもありがとう!

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紙の本

とむらい機関車

2012/10/09 09:21

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ホームズ - この投稿者のレビュー一覧を見る

復刊フェアで再読。やはり好きですねこの人。もっと多くの作品を読んでみたかった。『大阪圭吉探偵小説選』のあとがきにまだ読んだことがない作品があったからどこかで出版してくれないかな(笑)

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紙の本

日本のコナン・ドイル

2001/10/31 11:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Lady - この投稿者のレビュー一覧を見る

 短編集です。事件の不思議さ、鮮やかな推理、意外な犯人、そして名探偵の存在感。どれをとっても、ホームズものを読んでいるような、わくわく感にあふれています。日本にもドイルがいたのか、と再認識させられる作品集です。あやしげで、いい味を出しているさし絵も、一見の価値あり。このお値段で、これだけの作品集を読むことができるなんて、まさにお買得です!

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2006/09/22 23:34

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2010/08/13 17:59

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2011/03/14 20:54

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2011/09/16 02:27

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2012/03/16 14:45

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2013/04/05 01:14

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2015/01/27 20:29

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2017/02/19 10:26

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