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紙の本
シェイクスピアぁ〜?と敬遠しているあなたに勧めたい。
2002/04/21 16:05
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投稿者:琴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シェイクスピアなんて古臭くって読む気にならん!と、はっきり言って私は考えていました。この本を読むまでは…。なんと身のほど知らずだったことでしょうか。この本を読んで、私はシェイクスピア全集を読破したくらいの満足感に浸っています。
とにかく面白いのです。シェイクスピアがこんなに面白いなんて今まで誰も教えてくれませんでした!
この本は、1997年、蜷川幸雄芸術監督による「彩の国シェイクスピア・シリーズ(『ロミオとジュリエット』『間違いの喜劇』『夏の夜の夢』『十二夜』『ハムレット』『リチャード三世』の6本)」の公演パンフレットに掲載された「河合隼雄と松岡和子のシリーズ対談」です。つまり対談集なのだ。よって、評論集のように難しい感じも出てこない。河合隼雄氏はさり気に面白いことを言って笑わしてくれんです。
でも、面白いだけではありません。歴史的なことや、とにかくふむふむ、と教養のない私のような人間が「ちょっと偉くなった気がするぜぇ」と思ってしまうようなお勉強系の本なのです。