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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 44件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2001/11/01
  • 出版社: 光文社
  • レーベル: 光文社文庫
  • サイズ:16cm/453p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-334-73229-1
文庫

紙の本

半七捕物帳 時代推理小説 新装版 1 (光文社文庫)

著者 岡本 綺堂 (著)

半七捕物帳 時代推理小説 新装版 1 (光文社文庫)

税込 748 6pt

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みんなのレビュー44件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

江戸の不思議と怪異に親しみながら、推理小説の謎解きの妙味が堪能できるシリーズです。

2004/12/05 21:18

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本巻には、「半七捕物帳」の記念すべき第1作「お文(ふみ)の魂」から「山祝いの夜(よ)」まで、14編が収録されています。「お文の魂」が初めて掲載されたのが大正六年(1917年)ですから、今からざっと90年近く前に執筆されたことになります。江戸幕末に岡っ引として活躍した神田三河町の半七親分が、その手柄話を、明治30年頃に「わたし」に語って聞かせる。その事件の顛末を、「わたし」がメモ帳に記して世に発表したのがそれぞれの話であると、そうした聞き語り形式の連作短編集ですね。

 半七老人と「わたし」が会って、時候の挨拶を交わす話の枕の部分。その話がきっかけとなって、「そう言えば、こんな話がありましたよ」と、半七老人が手柄話を語り出す。あわててメモの手帳を取りだして、事件の顛末を書き記していく「わたし」。事件の真相が半七老人の口から明かされると、舞台は江戸から明治の今に立ち戻り、話はさっと閉じられる。
 ワンパターンの話ではあるのですが、淡々と抑えた綺堂の筆致がまず素晴らしい。そして、行間から立ち上ってくる江戸の風情の粋なこと。ぼおっと霞むような光と闇の世界がそこには広がっていて、ふっとなつかしい気持ちにさえなります。雅趣に富んだ話の味わいがいいんですよねぇ。江戸時代にタイムトラベルしていたみたいな、そんなここ数日間でした。

 さて、本巻で◎をつけた作品、一番気に入った話は「奥女中」でした。
 文久二年(1862年)八月、茶店を出している母親が、娘の身に最近妙なことが起きて心配であると、半七親分にその謎を調べてくれるよう頼みに来ます。そして、お蝶という美しい娘が時々に姿を隠す不思議の話が、母親から半七親分に語られていきます。怪しい夢のような話に耳を傾けていると、やがて話に動きがあって、そこからすっと解決の光が射し込んでくる。不可解な謎に筋道がついて、そこからさらに、静かな調べを湛えた話が流れて行く。しみじみと心に染みてくる話の風情に魅了されました。

 おしまいに、巻末の都筑道夫氏の解説から、少し引用いたします。都筑道夫氏には、知る人ぞ知る、「なめくじ長屋捕物さわぎ」という江戸を舞台にした痛快で、大変楽しい推理小説のシリーズがあるのですが、それはさておき。

 >

 江戸幕末の空気に触れながら、半七親分や子分とともに江戸の町をめぐる楽しみ。
 江戸の不思議や怪異の雰囲気に浸りつつ、推理小説の謎と謎解きの趣向が堪能できる面白さ。
 そんな妙味を湛えた岡本綺堂の「半七捕物帳」のシリーズ。いいですよ!

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紙の本

半七捕物帳 全6巻 原点と言ってもいい捕物帳小説

2023/03/30 15:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸時代の夜の暗さを思い知ります。
人の欲や嫉妬が事件を呼び起こします。
デジタル機器のない時代だからか、今の時代より人の感覚が鋭く観察眼が長けています。半七の推理力がフル稼働します。
そこに、奇妙な人知を超えた世界も織り交ぜ入ってくるので、当時の人の心の中にある恐れや不思議がごく当然のように語られています。
今のように煌々と夜でも明るくなく、月でも出ていなければ、それこそ真っ暗闇。
その暗闇に何か得体のしれないものがあるように思うのは、想像力を持つ人間ならではのことだと思いました。
ちっとも古びないドキドキハラハラがそこにありました。

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紙の本

ちょっとためしに読むぐらいの気持ちが、シリーズ全部読みたくなった。

2020/07/18 23:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸時代末期のことを書きながらも、なぜだか流れる空気がモダンな感じ。タイトルのイメージからはもっとずっと古臭い感じのものかと思っていました。
岡本綺堂をリスペクトする都筑道夫が、シャーロックホームズに並ぶ、日本の探偵物のハシリ...みたいに言っていた記憶があるが、理解できる気がする。
明治に入って、岡っ引きを引退した半七老人が、新聞記者に昔語りをするスタイルも、そのモダンさの一要因かと。
ちょっと覗いてみる気で手に取ったけど、うーん、面白い。シリーズ全部読みたくなった。

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紙の本

半七老人の口から語られる若き半七親分の手柄物語

2021/01/15 14:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sun35510 - この投稿者のレビュー一覧を見る

半七老人の口から語られる若き半七親分の手柄物語。

帯に“日本にもシヤーロック・ホームズはいた!"
という謳い文句があります。 

著者岡本綺堂が幕末〜明治期に生きた人物なので、江戸末期から街の様子が生き生きと詳細に描かれていて、まるでタイムスッリプしたようなリアル感があります。

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紙の本

江戸のシャーロックホームズ。

2002/06/23 00:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 捕物帳の元祖。トリックなどもしっかりしており、「銭形平次」同様時代小説好きだけでなく推理小説ファンでも、是非読むべきだろう。文章も内容も全く古びておらず、まるで今年に書かれた作品のようだ。江戸時代の言葉使いや風俗を知る勉強にもなる(間違いがないわけではないが)。

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紙の本

猿の遠島。

2016/07/23 19:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

有栖川有栖氏のミステリー書評に上げられていたので、再読。
「江戸時代におけるシャーロック・ホームズ」という表現の通り、聞き込みに頼るだけではなくて観察眼の鋭さも光ります。
短編集なので読みやすい。個人的には猿の遠島という決着の一編が好き。

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2004/10/07 14:39

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2006/10/03 02:39

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2008/03/24 22:25

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2008/10/21 20:40

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2009/02/27 00:23

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2009/10/08 19:28

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2010/01/12 12:18

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2010/04/18 08:25

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2020/05/06 15:59

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