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- 発行年月:2002.1
- 出版社: 少年画報社
- サイズ:18cm/165p
- ISBN:4-7859-2149-8
読割 50
紙の本
りんちゃんクッキーのひみつ (少年画報社コミックス)
著者 大石 まさる
りんちゃんクッキーのひみつ (少年画報社コミックス)
りんちゃんクッキーのひみつ
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紙の本
味わい深くて、素朴。
2006/12/25 22:17
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:moeve - この投稿者のレビュー一覧を見る
しっかりものの小学生・りんちゃん、おっとりしたお父さんの父子家庭と、お隣さんの増子さん、クラスメイトのともちゃんや舞ちゃんとの日常を描くやわらかめの作品。これがヤングキングで連載されていたというのがよくわからないけれど、優しくて好きなお話し。
主人公があくまで小学生のりんちゃんということもあり、なんとなく対象年齢が低そうな感じもするけど、実際は「対象年齢が低いように描いてあるように見える」という構成ごとまとめて楽しむ本かな。
人懐っこくて料理が好きなりんちゃんが、毎回ぬいぐるみのアプーとアブラをつかわない「クッキングアワー」を繰り広げつつ、ちょっとずつ周りの環境も変わって行き、お父さんはお母さんの事を忘れてしまうの…?という、片親家庭では避けて通れない命題を、きちんと描ききる。そのあたりはさすがにリリカルだけど、でも気持ちに対して真正面からの描写はかなり好感度高い。
私は本誌の方で、続編にあたる「りんりんDIY」を先に呼んでいたので、ほー、あの人たちにはこんな過去があったのかー、と思いちょっと感慨深くなりました。
紙の本
甘いものはあまり好きではないんですが
2002/02/25 10:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H.N - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはり大石まさるはほのぼのとした雰囲気書くのがやっぱり上手だなあと感心して読むも、雰囲気を書く作家って批評が書きにくい。
事実を並べると、一人もののOLと、隣に引っ越してきた娘連れの男やもめがすったもんだしながらHAPPYENDというごくごくありがちな話。一歩間違えるとただの昼メロになりそうだが、この人が書く小学生の主人公、りんちゃんの明るさがほのぼのとした雰囲気を作っているのだろうか。このりんちゃん、家出をしたりと結構過激な事もやっているが、一人の人間として色々な考えが書かれているのは面白い。
見所はセリフ、自分の気持ちを人前でしゃべる事なんて普通はまずないがこの作品に出てくる人はやたら自分の気持ちに関するセリフと独白が多い、キャラにしゃべるテクニックを多用している。
間に入る料理コーナーも小学生向けのものが多く、低年齢向け(低年齢向けが好きな人向け?)。クッキングパパの料理をを小学生向けにして、絵をアニメっぽくし、純文学の香りを混ぜた感じだろうか。